11-12 UEFAチャンピオンズリーグ グループH 第2節

2011.9.28 ディナモ スタディオン
0
0-3
5
0-2
 
得点
O.G.=ヴォロズコ(19分)
  ペドロ(22分、ビジャ)
  メッシ(38分)
  メッシ(56分、アウベス)
  ビジャ(90分、チアゴ)
メンバー
30 フトル
GK
1 バルデス
   
8 ヴォロズコ
21 フィリペンコ(C)
22 シミッチ
18 ボルダチェフ
DF
2 D.アウベス
14 マスチェラーノ
5 プジョル(C)
22 アビダル
  (61分 21 アドリアーノ)
 
 
23 オレフノビッチ
25 バガ
77 ルディク
  (60分 19 アレクシヤン)
10 ブレサン
  (82分 26 クルロビチ)
7 コンツェボイ
MF
15 Se.ケイタ
6 チャビ
  (60分 4 セスク)
11 チアゴ アルカンタラ
 
 
99 ケズマン
  (56分 15 スカフィシュ)
FW
10 メッシ
17 ペドロ

  (69分 19 マクスウェル)
7 ビジャ
   

          フトル

ボロズコ  フィリペ   シミチ  ボルダ

      オレフノ   バガ

  ルディク   ブレサン   コンツェ

         ケズマン

布陣

        バルデス

アウベス  マスケ   プジョ  アビダル

         ケイタ

     チャビ     チアゴ

         メッシ

  ペドロ           ビジャ

sub
35 チェスノフスキ GK GK 13 ピント
14 ラドコフ DF DF 3 ピケ
2 リフタロビチ MF   24 フォンタス
11 ゴルディチュク   MF 16 セルヒオ ブスケッツ
シミッチ イエローカード D.アウベス
レッドカード
出場停止選手
戦線離脱中選手 アレクシス サンチェス
イニエスタ
アフェライ

BATEの諦めの早さに失望

案の定、楽勝なゲームでした。
BATEの試合の入り方を観て、「こりゃぁ簡単な試合になるな」って思ったんですけど、その予感は的中。
最早ペップバルサに「ひたすら守る」って戦術は通用しないのですよ。

この日のバルサは、4-3-3でありました。
ここの所、盛んに挑戦してる3-4-3を封印してきたんですが、BATE相手ならシステムなんて関係無かったね。
BATEはペナルティエリア内に、時には8、9人も入る守備的布陣。
なので↑の布陣図も正直合ってるか合ってないかで言えば、合ってないと思う。
ケズマンを前線に残して皆で守ってたからね。
たまに左サイドを7番(コンツェボイ)が突いたり、10番(ブレサン)がゲームメイカーっぽい仕掛けをしたり、とかぐらいのもん。
ケズマンは途中交代でしたけど、あの状況じゃどうしようもないでしょ。

そんな訳で、バルサも4-3-3と言いつつ殆ど2バック状態でした。
ケズマン1人を見るのに4人もいらんからね。
マスチェラーノとプジョルが目を光らせておれば充分なのです。
更にバルデスも暇を持て余したのか、わざわざ前に出てきてクリアに参加したりとか。
んで、これが原因となってチョットしたピンチを招いたりとか。
VV何してんねん(苦笑)
でも暇やったんやろうなぁ・・・。

なので基本アウベスもアビダルも上がりまくり。
あえて数字で言うなら2-1-4-3みたいなシステムで、攻めまくりのバルサ。
まぁ先制点も追加点も時間の問題やろうな?、と観てるコチラも余裕たっぷりでしたわ。

BATEに攻めの怖さは欠片も無かったし、守りの堅さも無かったからね。
フィリペンコとシミッチが一応CBコンビやったんやろうけど、これなら何時でも崩せるな、と。

しかもBATEはミスも多かったからね。
3失点目と5失点目は、共に軽率なミスから。
特に3失点目のGKのお粗末なキャッチングは、CLレベルではありえないプレーですよ。
逆に1失点目は自殺点なんですけど、崩されてのものでしたからオウンゴールをした人間に責任は無いと思います。

これだけ楽な相手なら、バルサはもっとメンバー落としても良かったなー。
フォンタスも使ってあげれば良かったのに。
3-0とリードしてたので、流石に後半はペース落としてたけど、それでも余裕やったからね。
結局試合トータルでは3倍以上もパスを繋いでいたらしい。
後半全力でいってたら、もっと差は開いたやろうなぁ。
ケイタとチアゴが結構ボールロスト多かったにも関わらず、ですからね。

あと、この試合のトピックとしてはメッシの得点記録ですね。
この日の2点で、公式戦得点数がクバラに並んだらしい。
あの伝説の、ですよ。
しかもレオは、まだまだこれから数字を伸ばせる状態ですから。
引退間近に追いついたわけじゃないからね。
いやー、凄い凄い。
1点目はごっつぁんゴールやったけど、2点目は正真正銘レオの得点。
あのシュートの振りの速さは、ベラルーシでは観られへんやろうなぁ。
アビダルに出したスルーパスも絶妙やったし(アビダルあれは決めなぁ!!GKと1対1やってんから。ジオなら股抜きで決めてたやろうなぁ?、とか思ったり)、ますます得点以外のプレーも凄みを増してますよ。

プジョルは復帰後初のフル出場。
こういう試合で調整出来るのは凄くありがたいです。
週末はピケ蔵が出てくるかな!?

MVPトリオ揃い踏みゴールは久々かな?
ビジャ→ペドロの2点目は、一瞬パスを出したのがチャビなんじゃないか?と思ってしまう程の美しさでした。
キッチリ決めたペドロも流石。
ビジャは強烈な枠内シュート何本も放ってたので、終了間際のゴールは御褒美かな。
相手のミスからでしたが、集中力切らしてなかったのが素晴らしい。
そんでもって、これでマニータ完成ですからね。
「良い時間帯」に締めくくってくれましたよ。