10-11 UEFAチャンピオンズリーグ QF 2nd leg

2011.4.12 ドンバス アレーナ
0
0-1
1
0-0
 
得点
メッシ(43分)
メンバー
30 ピアトフ
GK
1 バルデス
   
14 コビン
32 イシュチェンコ
44 ラキツキ
13 V・シェフチュク
DF
2 D.アウベス
14 マスチェラーノ
3 ピケ
  (70分 18 G.ミリート)
21 アドリアーノ
 
 
3 ヒュブシュマン(C)
  (75分 7 フェルナンジーニョ)
22 ムヒタリアン
20 ドグラス コスタ
  (58分 11 エドゥアルド ダ シウバ)
8 ジャジソン
10 ウィリアン
MF
16 セルヒオ ブスケッツ
6 チャビ(C)
  (66分  17 ペドロ)
15 Se.ケイタ
 
 
9 ルイス アドリアーノ
  (66分 99 モレーノ
FW
10 メッシ
7 ビジャ
  (75分 11 ジェフレン
20 アフェライ
   
        ピアトフ

コビン   イシュ   ラキツキ   シェフ

    ヒュブスマン  ムヒタリ

 コスタ    ジャジソン   ウィリアン

       ルイスアドリアーノ

布陣
        バルデス

アウベス  マスケ   ピケ  アドリ

        ブスケ

    チャビ     ケイタ

         メッシ

   ビジャ        アフェライ

sub
12 フザモフ GK GK 13 ピント
38 クリフツォフ DF DF 19 マクスウェル
19 ガイ MF MF 26 フォンタス
29 アレックス テイシェイラ     30 チアゴ アルカンタラ
ムヒタリアン
イシュチェンコ
イエローカード G.ミリート
レッドカード
ラット 出場停止選手 イニエスタ
チグリンスキー
スルナ
戦線離脱中選手 プジョル
アビダル
ボヤン

温存せず

余裕のよっちゃんで迎えた2nd leg。
なぜ余裕かって言うと、1st legを5-1で勝ってるからであります。
つまり"0-4"で負けなきゃOK、って余裕すぎるでしょ。

でもペップというお人は、そういう余裕が大嫌いな監督なんです。
ええ解ってましたよ、解ってましたけどここまでガチな先発メンバーを組む必要は無かったんじゃないかと。
折角クラシコに向けて温存出来る状態になってるのに、なにもここまでせんでも。。。
この試合が生きるか死ぬかのデスマッチ、だったとしても同じスタメンで臨んだじゃないのかな?ってぐらいのガチメンバーです。
(強いて言うならアフェライの代わりにペドロを強行出場させるぐらいか。)
いやはや。
こういう”ほぼ消化試合”って下手にベストメンバーで挑むよりもサブを使った方がオモシロい試合になるし結果も良くなる、と個人的には思ってるんですよ。
レギュラーメンバーだと(相手の力量も解ってるので)どうしてもフルスロットルで戦わず流しちゃいがちになりますが、サブならここぞとばかりに猛烈にプレーしますからね。

という不吉な予感は的中。
バルサイレブンはダイナミズムを欠いた感じのプレーを繰り返していました。
やっぱり何処かに気持ちはクラシコ、4点のリードもあるし大丈夫ってのがあったのでしょう。
ハイテンションでハイプレスかけまくり、みたいな事にはやっぱりならんよ。
それでも勝ったやん?と人は言うかもしれません。
しかも実はペップ監督初のCLにおけるノックアウトラウンドでのアウェイ勝利。
意外や意外ですが、優勝したシーズンでもベスト4まで上がった昨季でもアウェイでは勝ってないんですよね。
劇的だったチェルシー戦も、圧倒しまくったアーセナル戦もスコアの上では引き分けだったので。

ただまぁホントに今回は勝っただけ、って試合なんで。
変な警告貰うなよ、とか怪我するんじゃねぇぞ、とか余計な心配ばかりが募った試合でした。
シャフタールが紳士的なチームだったのでラフプレーで怪我、みたいな事がなくて良かったです。
前半に失点し、後半5点取っても勝てないという絶望的な状況の中、それでもしっかりとプレーしてくれたシャフタールイレブンには拍手をおくりたい。
気持ちのコントロールがつかなくなってもおかしくない状況でしたからね。
そうカンプノウクラシコでのマドリーの選手達のように。

あとシャフタールは攻撃的な精神が貫かれていて、そういう意味でも好感が持てたチームでした。
この日もスコアの上ではバルサが勝ったけど、チャンスの数から考えればシャフタールに白星がついていても不思議ではなかったですからね。
聖バルデスの活躍があってのバルサ勝利でしたから。
あとレオの変態的なゴールね。

さて週末はいよいよクラシコ。
そしてその直後にまたクラシコonコパデルレイ。
そしてそして多分その後にもまたユーロクラシコ。
怒濤のクラシコゴールデンウィーク突入です!!!

そんなクラシコに向けて、この日のシャフタール戦で何か試すのかと見ていたんですが、いじるとしたらCBの所でしょうか。
ようやくペップはマスチェラーノのセントラル起用を思いついたようで。
私はかねてから散々ブスケを使うぐらいならマスチェラーノを!!と言ってきたのですが、ようやくですよ。
直前のリーガの試合でも途中から試してましたが、そこで感触を得たのでしょうか。
絶対にコッチの方が良いよ。
でもリーガクラシコはマスチェラーノ出場停止なので、どういう構成できますかね。
個人的には前線のMVP、中盤のブスケ、チャビ、イニのカンテラーノトリオは不動だと思ってるので、そこはいじらないで欲しい。
となると消去法でCBはミリートしか残っていないのですが、この日も不安定なプレーを披露してしまったガビ元帥に果たしてチャンスはあるのか!?
この日ベンチスタートだった事は温存と見るべきか。
う〜ん、でもリーガクラシコに関しては選択肢が無いでしょ。
フォンタス使うぐらいなら、まだガビの方が安心でしょうし、ケイタをピボーテに使いブスケをセントラルに起用という策も全然試されていない所を考えると無さそうだし。
この日のマスチェラーノCBテストはコパクラシコ、ユーロクラシコを見据えてのもんかな、っていう気がします。
ってか、ホンマに早くプジョル帰ってきてくれ〜〜。

P.S.メッシは今回の決勝ゴールでクラブの公式戦得点記録を塗り替えたようです。
ロナウドが持ってたやつね。
ってか、まだまだ試合あるんですけど・・・。
今季何点取るつもりや(苦笑)