突破ならず

いや〜、しんどい試合でしたね。
運が良ければ勝ててたし、悪ければ負けてたかも。
まぁエンパテは妥当な結果でしょう。

運が良ければ、って書いたのはビジャとペドロのシュートがポストを叩いたから。
イニエスタの絶妙なスルーパスからのビジャ弾、終了間際ロスタイムの芸術的なペドロ弾。
いずれも数cmで変わった運命でありました。
特にペドロのは昨季のペドロやったら入ってたんちゃうかな〜、って思わせるモノがあるから歯痒いよね。
頭では「昨季のペドロは出来過ぎ」って解ってても体は反応してしまいます。
それはバルサに関しても同様で、かつてのペップバルサならこういう苦しい試合もモノにしてきましたよね。
そうなんです、一昨季や昨季が出来過ぎなだけなんです。
しかし頭では解ってても・・・。

それにしてもメッシだけはゴール運がつきまくっとるね。
レオの先制弾もビジャ、ペドロ同様にポスト直撃。
しかしながらボールはネットに吸い込まれるんですよ。
不思議なもんです。
シュート自体もケイタとビジャが作ったチャンスのコボレ球やしね。
ケイタとビジャの素晴らしい飛び込みがあって産まれたゴール。
しかもこのチャンスまではビジャが右サイドでレオが中央だったんですよ、しかしながらこの場面ではビジャが中央に入りレオが右サイドに。
そして右サイドのレオにコボレ球が・・・。
不思議なもんです。

運が悪ければ、って書いたのはバルデスのプレーについて。
エリア外でヌンドイエに跳び蹴りをかましたんですよ、結果的には。
実際はクリアしようと足を上げたらヌンドイエに当たった、って格好なんでしょうけど審判によっては赤紙出してたかも、ってプレーやったからね。
ホント危なかったよ、アレは。
ピントの出場停止なんて全然影響ないわ〜、って余裕かましてましたけど退場なってたら緊急事態ですよ。
だってこの試合だけでなく次節も2人共出場停止になっちゃうわけですからね。

運に左右されない場面以外では、まぁコペンハーゲンも頑張ってたよ。
カンプノウの時とは見違える程の気合いの入り方で、流石は地元って感じ。
8人で守ってるかと思いきや、結構攻撃にも人数割いてましたからね。
つまりは攻守の切り替えが早かったっつう事ですわ。
プレッシングも張り切ってやってたし、相当な運動量だったハズ。
そんなコペンハーゲンをバルサは中々翻弄出来ませんでしたね。
先発メンバーが週末のセビージャ戦から1人だけ（ペドロ→ケイタ）しか入れ替えなかった影響でしょうか。
中2日だし移動もあったんですから、もうちょっとフレッシュなメンツで戦っても良かったのでは？
特に爆弾を抱えているチャビを2戦連続先発させる事はないでしょ。
たとえこの地で負けたとしても大ダメージではなかったんですから。
ただ勝ててたらGL突破の可能性（ルビンとパナシナイコスの結果次第）もあったんですよね〜。
突破出来てたら次のアウェイのパナシナイコス戦、消化試合に出来たんでそれはそれでデカかったかな。
クラシコ前だし。
それでペップはギャンブルに出たのかもね。

まぁスッキリと勝てなかったのは残念でしたが、好ゲームだったのは間違いないよ。