意外にドタバタ

1st legは1-0でボルドーのアウェイ勝ちでありました。
なので2nd legでの勝ち上がり条件は、ボルドーは引き分け以上でOK。
オリンピアコスはとにかく勝たなくちゃいけなくて、2点以上取って勝った場合のみ突破。
オリンピアコスが1-0で勝利すると延長戦突入であります。

つまりとにかく得点が欲しいのはオリンピアコス。
立ち上がりからガンガン行かなくちゃいけないのもオリンピアコス。
んで、予想通りトバしてんなぁ〜って思ってみてたんですが実はトバしてたのはボルドー。
なんと、ボルドーが赤いユニホーム着てます！！！
んでもってオリンピアコスが黒。
チームカラー入れ替えですわ。
なんでワザワザそんなややこしい事してんの！？
ボルドーはGLでも好んで赤いユニを着てたので、なんかあるんでしょうか？？

とまぁ話が少しそれましたが、立ち上がりから仕掛けたのはボルドーでした。
0-0で終わる気なんか、さらさらありませんでしたよ。

そしてその心意気はすぐに実ります。
グルキュフがFKを直接決めて先制。
あんまり角度は無かったけど、結構あのコースって決まりやすいんかな、よく他の人も決めてますよね。

先制した事によって当然ボルドーには余裕が産まれます。
しっかりとゲームを支配して、オリンピアコスに反撃の糸口すら掴ませません。
オリンピアコスからしたら2点取らなくちゃいけない状況には変わりないので焦らんでもいいんですが、そういうわけにもいかんしね。

前半は1-0で終了。
後半も前半同様のペースで試合は推移していきます。
あ〜、全然オリンピアコス可能性無いなぁ〜、って感じの展開。
更にダービシャーが黄紙を連続してもらい万事休す。
1人少なくなって、もう完全に終わった、と思いましたよ。

ところがどっこい、追い付いちゃうんですよね。
これだからフットボールはワカラない。
ボルドーイレブンもこちらと同じ心境になったのか？
油断大敵であります。

こうなると俄然試合への興味が復活します。
次にオリンピアコスが得点すれば逆転で突破決定ですからね。
更にオリンピアコスに追い風。
ディアラが退場し、数的同数となりました。
オリンピアコスの勢いは余計に増します。
2点目取っちゃう空気がアリアリでした。

あぁ〜、ボルドー呑みこまれちゃうかな〜。
この時間帯の攻防が当然一番オモシロかったですわ。
でもボルドーとしては、そんなムードは断ち切りたい。
頼むよ、ストライカー。
頼むよ、エース。

結果を出しましたよ、CFが。
終了間際の88分、左からのクロスを豪快に頭で決めて試合にピリオドを打ちました。
これぞエース！！！ですな。
直前の1対1の決定機を情けなく失敗してたので「シャマフ全然アカンな〜」って思ってましたが、謝りますわ。