08-09 UEFAチャンピオンズリーグ グループC 第2節 

2008.10.11 オリンピスキ
1
1-0
2
0-2
イウシーニョ(45分)
得点
メッシ(87分)
  メッシ(90+4分、チャビ)
メンバー
30 ピアトフ
GK
1 バルデス
   
33 スルナ(C)
32 イシュチェンコ
27 シグリンスキー
13 V・シェフチュク
DF
20 D・アウベス
3 ピケ
4 マルケス
5 プジョル(C)
 
 
4 ドゥリャイ
  (90+3分 18 レバンドウスキ)
3 ヒュブシュマン
11 イウシーニョ
  (86分 22 ウィリアン)
7 フェルナンジーニョ
25 ブランドン
MF
24 トゥーレ・ヤヤ
15 Se・ケイタ
  (81分 7 グジョンセン
6 シャビ
8 イニエスタ
 
 
17 ルイス アドリアーノ
  (72分 10 セレゼニョフ)
FW
9 エトー
  (74分 11 ボヤン
14 アンリ
  (60分 10 メッシ
   
        ビアトフ

スルナ  イシュ   チグリン  シェフチュク

     ドゥライ  フブスマン

イウシニョ  フェルナンジーニョ  ブランドン

       アドリアーノ

布陣
        バルデス

アウベス  ピケ   マルケス  プジョル

      ヤヤ   ケイタ

   チャビ        イニエスタ

       エトー  アンリ

sub
12 フザモフ GK GK 13 ピント
26 ラット DF DF 2 M・カセレス
55 イェゼルスキ MF    22 アビダル
8 ジャジソン   MF 28 セルジ ブスケッツ
スルナ
フェルナンジーニョ
シグリンスキー
ブランドン
イエローカード シャビ
Se・ケイタ
マルケス
イニエスタ
レッドカード
出場停止選手
戦線離脱中選手 G・ミリート
フレブ
シウビーニョ

幸運だけ

いや〜、えらい試合やったな。
近年稀に観る凡戦でした。
バルサはエスパニョールとのデルビーでの疲れと次にアトレティコとの大一番を控えているという事もあってか、かなりの低テンション。
シャフタールは国内リーグで僅か1勝しか出来ていない事から考えると何もなくても元々これぐらいの出来だったのかも。
か、バルサにお付き合いしてしまったか。
まぁいずれにしても両チーム、機動力も活力も躍動感も気合いも攻める気持ちも魅力溢れるフットボールをしようという気持ちも全く無かったよ。
結果としては引き分けが妥当な結果だったでしょうね。
でもバルサは勝った。
カタルーニャデルビーも引き分けが相応しい結果だったけど勝った。
そしてどちらもロスタイムでの決勝弾。
更に言えばどちらもアウェイ。
昨季、一昨季と低すぎる勝率だったアウェイ戦で、この時期に結果出せたのはペップにとってはデカイよね。
ホントに結果だけやから嬉しくも何とも無いけどね、こっちとしては。

普通やったらリードされてる状況での終盤戦やと観てても焦るのですが、この日は全くそんなんありませんでしたから。
負けるやろな〜、いやむしろ負けるべきや!ってテンションで観てましたからね。
国内リーグじゃない、ってのもそういう気持ちにさせたかな。
国内リーグでは1つの取りこぼしが最後の最後で大きなものとなって帰ってきたりもしますが、今回のCLのGLではまずそれはありえなさそうやからね。
ここで負けても次のバーゼルとの連戦は連勝出来るやろう、って感じなんで。
こんなにダメダメなシャフタールにホームでボロボロにやられたらしいバーゼルですからね。

それにしても何故シャフタールはこんなにイケてなかったのか。
特に守備がね。
殆ど全員で引いて守ってたので枚数は足りてたのに、マークは離すわ、数的有利は作れないわ、ですよ。
攻撃もロングボールで1点取っただけやしね。
う〜ん、こりゃ国内でも勝てんわ。

バルサの同点ゴールについては色々異論もあるでしょう。
ハイライトの作り方によっては最低のチームに見えますよね。
でも90分間観ていたものとしては、別に何もアンフェアな事をしてないように見えました。
これは私がバルセロニスタやから言う訳ではありません。上にも書いた通り「むしろ負けるべき」とさえ思っていたのですから。

問題のシーンは、ゴール前の混戦からドゥリャイが大きくクリア!
そしてバルサのスローイン。これを受けたボヤンがクロス→GKファンブル→こぼれ球をメッシが詰めて同点。
ってな感じ。
で、シャフタール側の言い分としては、最初のプレーはクリアじゃなくて怪我人がいたから蹴り出しただけだ、だからスローインでこっちにボールを返すべきだ、ってもの。
しかしながらこのシーンを「本当は繋いで攻撃出来たけど怪我人がいたから仕方無くプレーを切った」と解釈するのは中々難しい。
シャフタールは攻められている中でのプレーだったので、そこまでの余裕があった風には見えなかった。
それに倒れた選手の行動も時間稼ぎにしか見えなかった。(事実スローインの時点では普通に立ち上がっている)
そもそも攻撃最中にエリア内で人が倒れたからと言って即座にプレーを中断しなければいけない訳ではなく、そこは全てレフェリーの判断。
そうでないと、シュートを打たれそうになったらDFが倒れ、クロスを上げられそうになったらDFが倒れ、ドリブルで突破されたらDFが倒れ、ってシーンばかりになっちゃうよ。
そしてその流れで決まった得点は「恥ずべき行為だ」って言うんでしょ?
これを容認してるとフットボールが激しくつまらなくなる。
最後に問題のシーンでの一番大きなポイントですが、GKがファンブルしてるんですよね。
そんなに強いクロスでも無かったのに。
これさえ無かったら何も起きなかったので、聲高に相手を責める事なんて出来ないんじゃないかな。
それに審判はこのプレーの埋め合わせとして、ロスタイムのPKを見逃してくれてますからね。
「アンフェアな同点ゴール」に続いて「ロスタイムにPK」では主審としての心証が流石に悪くなりますからね。
所詮人の子ですよ。
もしニュースかなんかで「バルサ、スポーツマンシップに背く同点ゴール!」的な報道をするんであれば、キッチリと前後関係も含めて流すべきでしょう。
まぁそんな律儀なマスコミはいないでしょうけどね。
結局ニュースやハイライトで得られる断片的な情報なんて、婉曲されたモノでしかないのです。
って考えると、やっぱフルタイムで試合観たいぞ!!
スカパーのチャンピオンズリーグセット契約したいぞ!!!
火曜や水曜の試合を金曜夜中まで待つのはキツイぞ!!!!
って思う訳です。。。。。