08-09 UEFAチャンピオンズリーグ グループA 第1節

2008.9.16 スタンフォード ブリッジ
4
2-0
0
2-0
ランパード(14分、ボジングワ)
得点
 
J・コール(30分、ランパード)  
マルダ(82分、ランパード)  
アネルカ(90+2分、ベレッチ)  
メンバー
1 ツェフ
GK
16 ラメ(C)
   
17 ボジングワ
6 R・カルバリョ
26 テリー(C)
3 アシュリー コール
DF
6 ジュリエッティ
27 プラニュス
14 ディアワラ
13 プラセンテ
 
 
12 ミケル
20 デコ
  (61分 13 バラック)
8 ランパード
10 ジョー コール
  (74分 35 ベレッチ)
15 マルダ
  (84分 21 S・カルー
MF
5 フェルナンド
  (75分 19 デュキャス)
4 アルー ディアッラ
7 グフラン
  (66分 26 オベルタン)
8 グルキュフ
17 ベンデウ
 
 
39 アネルカ
FW
29 シャマフ
  (66分 9 カベナギ)
   
          ツェフ

ボジングワ  リッキー   テリー  アシュリー

          ミケル

       デコ    ランプス

 ジョー             マルダ

          アネルカ

布陣
           ラメ

ジュリエッティ  ブラヌス   ディアワラ  プラセンテ

     フェルナンド  ディアラ

 グフラン    グルキュフ     ベンデウ

          シャマフ

sub
40 イラリオ GK GK 30 ヴァルベルド
19 P・フェレイラ DF DF 3 エンリケ
33 アレックス   MF 24 トラオレ
9 ディ サント FW FW 11 ベリオン
デコ イエローカード
レッドカード
ドログバ 出場停止選手 シャルメ
トレモリナス
エッシェン 戦線離脱中選手 ジュシエ
セブ

ブラン玉砕!!

いや〜、今季のチェルシーはオモシロいね。
この時期にして既に仕上がってるし。
シティ戦から2試合続けてチェルシーの戦いぶりを拝見した訳ですが、連戦だったのに飽きずにダレずに最後まで観られましたもん。
しかもスタメンの顔ぶれもルイスフェリペは代えてきませんでしたからね。
中2日で、更に次の週末にはユナイテッド戦があるにも関わらず、変更は無し。
最初は疲れの面でどうかな〜、って思ったんですがシティ戦からの良い流れを継続出来ていました。
そこを重視したのでしょう。

なにより先制点がその象徴じゃないですか!?
デコ→ジョーコール→ボジングワと流れるようにパスが繋がり、最後はボジングワのクロスをランプスが頭で決めました。
もうこの一連の流れだけで実力の差、まざまざって感じですよね。
更にランプスのCKをジョーコールが数針縫った頭ですらして決めて、勝負アリであります。
前半だけでさっさと試合を決めちゃいました。

前半特に光ったのは、やっぱり右サイドの連携ですよね。
ジョーコールとデコは既に何年もやってるかのように息が合ってるし、これにボジングワも良いタイミングで絡めています。
アシュリーコールって本来攻撃面でも持ち味を出せる選手なのですが、ボジングワがより上がりまくり効果的なので、殆どオーバーラップ仕掛けれてませんでした。
このへんはもう大人の対応なのでしょう。

後半は2点リードって事もあって流石にペースダウンしましたが、それでも前半と同じ2点を追加し、スタンフォードブリッジのファンを満足させる事が出来ました。
マルダ、アネルカと得点した面々も良いじゃないですか。
ベレッチさんもバー直撃ミドルでアシストしたし。
なんかベレッチさんプレミアに行ってからミドルの精度上がっとりますなぁ。
カンプノウでは全然入る気しなかったのに。。。。
元バルサ組に話を移すと、デコはもう完全にチームの中心という感じ。
攻守に渡って貢献出来る彼の持ち味が幾分無く発揮されていますね。
やっぱ監督と呼吸が合ってると好プレーに繋がりますよね。
デコの存在でランプスもより攻撃に専念出来てるみたいやし。
ただディフェンス時の不用意なパスミスがシティ戦に続き、この日も。
危険なゾーンでボールを奪われる場面も目立ったし、やっぱり全てが上手くはいかないもんです。

ボルドーにも触れてみましょう。
ブラン監督の評判が良かったので、期待していたのですが結果は散々なものとなりました。
しかしながら私的には好感が持てる戦いぶり。
それは何故かというと、自分達のスタイルで挑戦したからです。
こういう大きな舞台になると、普段はやっていない引き籠もりサッカーを展開したりするチームが多いのですが、ボルドーはそうではありませんでした。
ただ、だからこその大量失点でもあります。
ひたすら守ってカウンター、とかスタミナが切れるまで前線からプレッシングかけまくり、とかだったらチェルシーもこの日の様に試合を楽しむ事は出来なかったでしょう。
ボルドーがあくまでも"繋ぎ"にこだわってくれたからこそ、中盤で難なくパスをカット出来たり、ボールホルダーから絡み取ったり出来た訳です。
そりゃ勿論遮二無二勝ち点にこだわったフットボールをすべきだ!って声もあるでしょう。
そうやって勝ち点を取れれば選手の自信に繋がり、今後より良いプレーが出来る!って可能性もある訳ですしね。
まぁこういうのは正解ありませんから、私的にはこういう姿勢のチームが増える事を願っていますがね。
今後も頑張れ!ブラン!!