06-07 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg

2007.3.6 メスタージャ
0
0-0
0
0-0
 
得点
 
メンバー
1 カニサレス
GK
12 ジュリオ セーザル
   
2 ミゲウ
20 アルビオル
4 アジャラ
24 モレッティ
DF
13 マイコン
2 コルドバ
23 マテラッツィ
6 マクスウェル
  (75分 11 グロッソ)
 
 
8 バラハ(C)
  (38分 16 ウーゴ ヴィアナ)
5 マルチェナ
10 アングロ
  (77分 15 ホアキン)
21 D・シルバ
MF
16 ブルディッソ
15 ダクール
  (64分 7 フィーゴ)
4 J・サネッティ(C)
5 スタンコビッチ
 
 
9 モリエンテス
  (67分 14 ビセンテ)
7 ビジャ
FW
18 クレスポ
  (58分 9 フリオ クルス
8 イブラヒモビッチ
   
       カニサレス

ミゲウ  アルビ   アヤラ  モレティ

     バラハ   マルチェナ

 アングロ          シルバ

       モリ  ビジャ

布陣
        ジュリオセーザル

マイコン  コルドバ   マテラツ  マックス

        ブルディッソ

   ダクール       サネッティ

       スタンコビッチ

    クレスポ      ズラタン

sub
25 ビュテル GK GK 1 トルド
3 デル オルノ DF DF 25 サムエル
17 D・ナバーロ   MF 21 ソラーリ
23 クーロ トーレス     91 マリアーノ ゴンサレス
カニサレス
アングロ
イエローカード イブラヒモビッチ
マテラッツィ
コルドバ
マイコン
レッドカード
アルベルダ 出場停止選手
エドゥ
ガビラン
レゲイロ
戦線離脱中選手 レコバ
ビエラ
カンビアッソ
アドリアーノ

負けないインテルの敗北

こちらもやはり密度の濃い試合となりました。
1st legを2-2で終えているバレンシアはホームとはいえ守りを重視してきました。
まぁ0-0でも勝ち抜け出来るからね。
一方のインテルにとっては勝利、もしくは3-3以上の引き分けが突破の条件なので得点を奪わないと話が始まりません。
必然的に試合の構図は攻めるインテル、守るバレンシアという風になります。

バレンシアはまさか最初から0-0を狙ってた訳では無いでしょうが、最初から引き過ぎてしまっていました。
ディフェンスライン深すぎ。
これが余計にインテルの攻撃を加速させる要因となってしまいます。
右から絶好調のマイコンが!左からはカピタンとデキさんのコンビが絶妙!
そして中央ではクレスポとズラタンが織りなす恐怖のハーモニー。
バレンシアが遠目からのミドルぐらいしか撃てなかったのに対して、インテルは再三再四バレンシアDFを切り崩しました。
これが連勝記録を作ったチームのチカラなのでしょう。

しかし前半終わってのスコアは0-0。
この時点ではバレンシアがまだリード。

後半、流石にキケは不味いと考えたのか、戦術を若干イジってきます。
よりポゼッションを重視してきました。
まぁこれは当然の策でしょう。
誰が観てもいつかは点取られそうな雰囲気でしたからね。
これによって前半よりも更に試合はおもしろくなっていきます。
バレンシアにもチャンスが増えたし、相変わらずインテルはバレンシアの圧力に屈していなかったからです。

これぞまさしくCLだわなぁ。LVが高い!
インテルは交代のカードも充実していて、途中から入ったクルス、フィーゴ、グロッソが直ぐさま試合にフィットし好機を演出します。
一方のキケの采配にもブレは無く、ホアキン、ビセンテが押し込まれている展開でのカウンター要員としてしっかりと機能していました。

結局組織的ではなかったものの体を張り、最後の集中力を切らさなかったアジャラを中心としたバレンシアディフェンスの勝利、という結果の0-0。
得点が入らなくてもフットボールというスポーツはおもしろい!という事を再認識した試合。
特にラスト5分間の攻防は見応えありすぎでした。

こんなに濃い試合をやったんですから、終了後に乱闘が起こったのもある意味当然か。。。。

興奮度:80%

MOM:マイコン