06-07 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 1st leg

2007.2.21 スタディオ ジュゼッペ メアッツァ
2
1-0
2
1-2
カンビアッソ(29分
得点
ビジャ(64分、直接FK)
マイコン(76分、クルス シルバ(86分)
メンバー
12 ジュリオ セーザル
GK
1 カニサレス
   
13 マイコン
2 コルドバ
23 マテラッツィ
16 ブルディッソ
DF
2 ミゲウ
20 アルビオル
4 アジャラ
24 モレッティ
 
 
19 カンビアッソ
  (31分 15 ダクール)
4 J・サネッティ(C)
7 フィーゴ
  (89分 21 ソラーリ
5 スタンコビッチ
MF
6 アルベルダ(C)
5 マルチェナ
10 アングロ
  (83分 15 ホアキン)
21 D・シルバ
  (90+1分 18 ホルヘ ロペス)
 
 
18 クレスポ
  (68分 9 フリオ クルス
8 イブラヒモビッチ
FW
9 モリエンテス
  (76分 16 ウーゴ ヴィアナ)
7 ビジャ
   
        ジュリオセーザル

マイコン  コルドバ   マテラツ  ブルディ

     カンビアソ   サネッティ

 フィーゴ          スタンコビッチ

      クレスポ   ズラタン

布陣
       カニサレス

ミゲウ  アルビ   アヤラ  モレティ

    アルベルダ  マルチェナ

 アングロ          シルバ

       モリ  ビジャ

sub
1 トルド GK GK 25 ビュテル
6 マクスウェル DF DF 17 D・ナバーロ
25 サムエル     23 クーロ トーレス
10 アドリアーノ FW MF 31 パジャルド
ブルディッソ
J・サネッティ
イエローカード アルベルダ
マルチェナ
レッドカード
出場停止選手
レコバ
ビエラ
グロッソ
戦線離脱中選手 デル オルノ
バラハ
ビセンテ
エドゥ
ガビラン
レゲイロ

フィーゴ消えない輝き

CLが再開して決勝ラウンドここまで6試合観ましたが、その中でも一番LVの高い試合でした。
そうなったのはやはり両チーム共に充実した状態だったからでしょう。

特にインテルの完成度は群を抜いていました。
流石に16連勝してるチームだけあるわ。
普通にパス回したり、ディフェンスしたりしてるだけでも、「強いなぁ〜」って感じさせられました。
今の段階ではバルサと大きな差がある様に感じます。

でもそんなインテルでも勝てなかったバレンシア。
バレンシアにはインテルほどの圧倒的感は無かったんですけど、それでも負けなかった。
しかもアウェイゴールを2つ奪ってのエンパテ。
もう最高じゃないですか。
ビジャ、シルバの2人がゴールを決めた訳ですが、この2人は流れの中でも目立ちまくっていたので、そのご褒美といえるでしょう。
しかしビジャのゴールは凄かったなぁ。
壁の外をカーブで巻いてのビューティフルゴール。
曲がるだけでも凄いのに、スピードが半端無かった。
最近は"無回転シュート"ってやつが流行ってる感じがありますが、軌道が不規則な無回転シュートよりも狙って曲げて決めたこの日のビジャのシュートの方が難易度高い気がします。

インテルのゴールも負けず劣らず美しかったですよ。
流石の充実ぶりです。
先制点は実はオフサイド。
FKからのズラタンのシュートのコボレをクチュが詰めた訳ですが、クチュの位置は完全にオフサイドでした。
でもね、FKを貰ったフィーゴのキレも凄まじかったし、クロスに合わせたズラタンのつま先シュートにも絶句。
ズラタンはああいうアクロバティックなシュートは得意中の得意ですなぁ。
もう1つのゴールは正真正銘のゴール。
マイコンが最終ラインからワンツーを2回繰り返してのフィニッシュ。
ズラタンとのワンツーで中に切り込み、クルスとのワンツーでエリア内に侵入しました。
マイコンがガンガン上がれる環境にあるのが、インテルの充実ぶりを表していると思います。

インテルの圧勝で終わっていても不思議では無い試合でしたが、そうならなかったのがCLのレベルの高さでしょう。
なにせインテルの2失点は10月まで遡らないと無いらしいですからね。

バレンシア有利が囁かれる2nd legですが、正直全くの五分五分だと思いますよ。

興奮度:70%

MOM:ビジャ