06-07 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg |
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2007.3.6 スタンフォード ブリッジ
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2
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0-1
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1
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2-0
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ロッベン(48分) |
得点
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クァレスマ(15分、ルチョ) | ||
バラック(79分、シェフチェンコ) | ||||
メンバー
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1 ツェフ |
GK
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1 エウトン | ||
19 L・ディアッラ (66分 20 P・フェレイラ) 5 エッシェン 6 R・カルバリョ 3 アシュリー コール |
DF
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13 フシレ 3 ペペ 14 ブルーノ アウベス 2 リカルド コスタ(C) |
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4 マケレレ (HT 12 ミケル) 13 バラック 8 ランパード(C) |
MF
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18 アスンソン 16 メイレレス (56分 6 イブソン) 5 ツェホ (56分 28 アドリアーノ) 8 L・ゴンサレス |
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7 シェフチェンコ (84分 21 S・カルー) 11 ドログバ 16 ロッベン |
FW
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9 L・ロペス (82分 29 ブルーノ モラエス) 7 クァレスマ |
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ツェフ
ディアラ エシェン カルバリョ コール マケレレ バラック ランパド ドログバ ロッベン シェフチェンコ |
布陣
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エウトン
フシレ ペペ ブルノ コスタ アスンソン ラウル ツェホ ルチョ ロペス カレスマ |
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sub
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40 イラリオ | GK | GK | 99 V・バイーア | |
9 ボラルーズ | DF | DF | 26 ジョアン パウロ | |
18 ブリッジ | MF | 21 アラン | ||
24 S・W=フィリップス | MF | FW | 23 ポスティガ | |
ロッベン L・ディアッラ |
イエローカード | クァレスマ フシレ アドリアーノ |
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レッドカード | ||||
出場停止選手 | ||||
ジョー コール テリー |
戦線離脱中選手 | アンデルソン ペドロ エマヌエル ジョルジーニョ ボジングワ |
まだまだ弱いぞチェルシー
やはり今季のチェルシーはタイトル獲れないんじゃないのか?
そんな風に思わせる試合内容でした。
アウェイでの1st legを1-1で終えて、迎えた2nd leg。
こういう状況で昨季までのチェルシーなら、あっさりとホームで大勝して準々決勝へ!って感じだったのですが、今季はそうもいきません。
まず簡単に先制点を献上してしまいます。
リサンドロ→ルチョ→クァレスマとダイレクトを繋がれて、完全にディフェンスラインを崩されてしまいました。
クァレスマの動き出しやフィニッシュ時の落ち着きも称賛に値しますが、それ以上にチェルシーの脆さが目立ったシーン。
一言で言えば、「チェルシーらしくない」そんな失点でした。
客観的に観てるコッチとしては試合が俄然おもしろくなったので良かったのですけどね。
さてアウェイゴールの優位さが帳消しにされたばかりか、逆に次のアウェイゴールに怯えなければいけなくなったチェルシー。
こんな状況であっても昨季までなら前半の内に、同点、逆転とか出来てたと思うのですが、中々決めれない。
この日のシステムは昨季までと同様の4-3-3だったので得意としてるカタチの筈。
それで無理なんですから、メディアの視線が自然と人に集まるのも当然の成り行き。
んでもって個人攻撃を受けちゃうのはバラックになってくるんですよね。
確かにバラックはフィットしてるとは言い難い。
ジョーコールの様にはリズムを作れない。
ジョーコールに無いバラックの良さ(破壊的なミドルだとか体の強さだとか)も全く出せてない。
これでは批判されても仕方無いのも事実なんですけど、バラックうんぬんより全体的に悪いよ、今季のチェルシーは。
後半立ち上がり早々、エウトンのミスで1点頂いたチェルシー。
プレゼントゴールで同点に追い付いた訳ですから、ここからガンガン畳み掛けたい。
相手も動揺しとる訳やしね。
でもそれが出来なかった。
「惜しい!」っていうシーンもあまり無かった。
同点にして貰ってから30分後、ようやくバラックが決勝のゴールを決めました。
でもこれもポルトDFのマーク甘過ぎでしょ。
アシュリー→ドロさん→シェヴァ→バラックと全てワンタッチだったのですが、ドログバとシェフチェンコにエリア内であんなに易々とヘディング許してて良いのか??
ポルトは2点目を奪われてからは完全に諦めムードで集中力も切らしてしまっていた。
ここも疑問なんですよね。
だってポルトにとっての次の得点はアウェイゴールなんで逆転ゴールになるんですよ。
同点ゴールじゃないんですよ。
だから遮二無二攻めるべきであって、どう考えても諦める状況じゃなかったやん。
これは先制点を奪った直後にも言えた事で、ポルトは2-0にしたらほぼ試合を決めれていたんですよ。
チェルシーは0-2にされると3点が必要になるので圧倒的に苦しくなっていた筈です。
それなのに・・・。
結局ポルトの弱さに助けられてのチェルシーの勝ち上がり。
個人的にはそんな印象です。
個人的にはおもしろくなくても強いチェルシーが観たいんですよ。
現代フットボール界における悪役的ポジションを担っているチェルシーなんで、憎いばかりの強さが欲しい。
もっと言うなら、そんなチェルシーを倒す美しきフットボルが観たいのです。
だからもっと頑張れチェルシー!!!
英国に来てから誹謗中傷しか浴びてこなかったであろうバラックが決勝点を決めた事なんて良い兆しなんじゃないですか〜。
興奮度:75%
MOM:エッシェン