06-07 UEFAチャンピオンズリーグ グループH 第1節

2006.9.13 ジュゼッペ メアッツァ
3
2-0
0
1-0
インザギ(17分、マルディニ
得点
 
グルキュフ(41分、カカ  
カカ(76分、PK  
メンバー
1 ジーダ
GK
28 ソレンティーノ
   
2 カフー
17 シミッチ
3 マルディーニ(C)
19 ファバッリ
  (79分 18 ヤンクロフスキ)
DF
13 パウタッソ
55 デラス(C)
  (55分 17 イビッチ)
5 チリッロ
14 ツィオルツィオプロス
 
 
32 ブロッキ
  (75分  23 アンブロッジーニ)
8 ガットゥーゾ
20 グルキュフ
22 カカ
MF
25 エメルソン
  (70分 88 トゥジェール)
4 モラス
35 カペタノス
  (HT 19 ラゴス)
99 ジュリオ セーザル
33 N・リベロプロス
 
 
9 F・インザーギ
7 オリベイラ
  (71分 10 セードルフ)
FW
9 デリバシッチ
   
         ヂダ

カフー  シミチ   パオロ  ファバリ

        ブロッキ  

   ガッツゾ      グルキュフ

         カカ

     ピッポ    オリベイラ

布陣
       ソレンティーノ

パウタソ  デラス   チリロ  ツィオルツィオ

     エメルソン   モラス

カペタノス   リベロプロス   セーザル

        デリバシッチ

sub
16 カラッツ GK GK 22 ヒオティス
5 コスタクルタ DF DF 15 パパスタソプロス
25 ボネーラ   MF 23 ラキス
11 ジラルディーノ FW FW 11 マンドゥーカ
マルディーニ イエローカード チリッロ
モラス
レッドカード
出場停止選手 ゲオルゲアス
ネスタ
カラーゼ
セルジーニョ
戦線離脱中選手

危なげなく快勝

ミランがまずは危なげなく白星発進であります。ピルロ、セードルフが不在の中盤でしたが、代わりの選手が仕事をこなしました。ブロッキはピルロと違い長いパスは出せません。ですから自分が出来る仕事を忠実にこなしていました。つまり中盤で潰しまくり。簡単に言えばガットゥーゾ×2であります。ピルロよりも遥かに多い運動量を活かして中盤の底だけに留まらずピッチ全体で潰しまくりました。これはガットゥーゾも90分間遂行してた。ブロッキは昨季フィオレンティーナで復活したらしいけど、その噂は本当でミランにかつていた頃よりも随分と遠慮が無くなっていました。相当自信をつけたんでしょうなぁ。ではピルロに代わってゲームを組み立てたのは誰か?それはカカでした。いつものトップ下の位置だけでなく、結構下がり目にポジション取りしているシーンが目立ちました。でもカカが下がっちゃうと攻撃に厚みが無くなります。単純に2トップだけになるからね。それを補ったのはカフーとグルキュフ。カフーは上下動を繰り返しSBとWGの仕事を兼務。つまり4-4-2じゃなくて4-4-3にしていました。2人分の仕事が出来るカフーももう36歳。チョット信じられません。グルキュフはカカの位置まで上がるのではなく、「カカ」になる事で貢献していました。つまり徐々にゲームを組み立てていったのです。これによってカカは本来のトップ下の位置でプレー出来る様になりました。グルキュフはヘディングゴールのオマケまでついて上々のCLデビュー戦となりました。一応のメドがたったので、アンチェロッティとしても使ったかいがありました。同じ新戦力でもオリベイラはもう計算の範囲内に入っているでしょう。この日も、もう何年もミランでプレーしているかの様なプレーぶり。すんなりフィットしてます。ブラジル人が多いのが良かったのかな。相手が弱かったってのもあるでしょうが、ピッポが絶好調なのも要因の1つでしょう。ピッポの好調は止まりません。昨季の復活劇以来勢いは一向に衰えません。最早「好調」なんて言葉が間違っております。先制ゴールの狡猾なヘッド、3点目に繋がったPK獲得にみられる動き出しの鋭さ。何回もオフサイドに引っ掛かっていたのもいかにもピッポらしい。この勢いがどこまで続くのか楽しみです。ジラルディーノがコンディション崩してるみたいですが、当面はピッポとオリベイラのコンビで全く問題無いでしょう。アテネに関してもなにか書きたいですが、特に無し。リベロプロスが奮闘していたくらいで、現時点ではLVが違いすぎました。インテルと違ってミランは予備予選を戦った事が、この時点でのコンディション調整に役立ちましたね。ただシーズン終盤にバテるのは予備予選を戦ったチームですが・・・。

興奮度:60%

MOM:カフー