06-07 UEFAチャンピオンズリーグ グループG 第6節 |
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2006.12.6 エスタディオ ド ドラゴン
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得点
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メンバー
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1 エウトン |
GK
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1 レーマン | ||
12 ボジングワ 3 ペペ 14 ブルーノ アウベス 13 フシレ |
DF
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27 エブエ 5 トゥーレ 20 ジュルー 22 クリシ |
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18 アスンソン 8 L・ゴンサレス(C) 16 メイレレス (86分 6 イブソン) |
MF
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19 ジウベルト シウヴァ(C) 4 セスク 16 フラミニ 13 フレブ 8 リュングベリ |
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23 ポスティガ (81分 29 ブルーノ モラエス) 9 L・ロペス 7 クァレスマ |
FW
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25 アデバイヨル (79分 11 ファン ペルシ) |
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エウトン
ボジング ペペ ブルノ フシレ アスンソン ルチョ ラウル ロペス カレスマ ポスティガ |
布陣
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レーマン
エブエ トゥレ ジュル クリシ ジウベルト セスク フラミニ フレブ リュングベリ アデバイヨル |
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sub
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99 V・バイーア | GK | GK | 24 アルムニア | |
2 リカルド コスタ | DF | DF | 6 センデロス | |
26 ジョアン パウロ | 31 ホイト | |||
11 セクティウィ | MF | MF | 9 バチスタ | |
17 ビエイリーニャ | FW | FW | 30 アリアディエール | |
32 ウォルコット | ||||
イエローカード | ||||
レッドカード | ||||
出場停止選手 | アンリ | |||
ペドロ エマヌエル アドリアーノ ショコタ アンデルソン |
戦線離脱中選手 | ローレン ディアビ ロシツキー ギャラス |
予定調和な結末
三つ巴の状態で迎えた最終節。
突破の可能性を残しているのはCSKAとポルトとガナーズです。
その中のポルトとガナーズの直接対決な訳ですから、見逃す訳にはいきません。
本来ならね。。。
数字の上ではそんな状態なのですが、実際の空気感は違いました。
CSKAは絶対に勝たなくてはいけない状況。勝ち以外に道はありません。
しかしポルトとガナーズは引き分けでもOKなんです。
勝ち点1さえ積み上げればCSKAの結果なんて関係無く突破を決めれます。
ココがポイントだったんです。
両者の利害関係は試合前から一致しちゃってたんですよね。
どっちかが勝つ必要なんて全く無かったのです。
得点を取らなければ両チーム共にHAPPYになれるのです。
どういう展開になるかなんて子供でも想像出来ますよね?
結果は万人のイメージ通りになりました。
試合開始から両チームともリスクを負ったプレーはしませんでした。
安全にボールを繋ぎ、安全に攻め上がる。
そんな展開が繰り返されました。
ガナーズのボール回しが危なっかしく、不必要にボールを奪われピンチを招くシーンもあったけど、ポルトが前傾姿勢では無かった事によって大事には至りませんでした。
見せ場はフィールドの中で唯一の"空気が読めてない男"クァレスマのみ。
クァレスマはシュートをポストに2度当てたり、ラボーナでループシュートを狙ったりと、1人気を吐いていました。
観てる方としては「どちらかが1点取れば、失点した方は動かざるを得なくなるので熱い試合になるだろう」っていう希望があります。
そんな希望を叶えてくれそうだったのはクァレスマ唯一人。
だからクァレスマには肩入れしてしまったが、彼一人のチカラではどうにもならんかったね。
後半も残り10分ぐらいになってからは露骨なバックラインでのパス回しが双方で繰り返されました。
もうこの頃になると流石のクァレスマも大人しくなってたしね。
そんな訳で結果は予定調和のエンパテ。
でも何も責められる事は無いですよ。
あくまでもリーグ戦なんですから、最終節を生きるか死ぬかの状況にしなかった事がチーム力と言えるのです。
トータルのチカラが問われるのがリーグ戦なんですから、批難を浴びる事なんてありません。
前節までに勝負を決めた事が重要なのです。
興奮度:30%
MOM:クァレスマ