06-07 UEFAチャンピオンズリーグ グループB 第2節 |
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2006.9.27 スタディオ ジュゼッペ メアッツァ
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0
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0-0
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2
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0-2
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得点
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ピサロ(81分、マカーイ) | |||
ポドルスキ(90+1分) | ||||
メンバー
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12 ジュリオ セーザル |
GK
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1 カーン(C) | ||
13 マイコン 2 コルドバ 23 マテラッツィ 11 グロッソ (85分 退場) |
DF
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2 サニョル 3 ルシオ 5 ヴァン ブイテン 21 ラーム |
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15 ダクール 4 J・サネッティ(C) 5 スタンコビッチ (77分 21 ソラーリ) 7 フィーゴ (67分 91 マリアーノ ゴンサレス) |
MF
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39 オットル 20 サリハミジッチ (70分 7 ショル) 31 シュヴァインシュタイガー 17 ファン ボメル |
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8 イブラヒモビッチ (58分 退場) 18 クレスポ (77分 10 アドリアーノ) |
FW
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14 ピサロ (89分 11 ポドルスキ) 10 マカーイ (82分 24 サンタクルス) |
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ジュリオセーザル
マイコン コルドバ マテラツ グロッソ ダクール サネッティ デキ フィーゴ ズラタン クレスポ |
布陣
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カーン
サニョル ルシオ ブイテン ラーム オットル サリハミ シュヴァ ファンボメル ピサロ マカーイ |
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sub
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1 トルド | GK | GK | 22 レンシンク | |
6 マクスウェル | DF | DF | 6 デミチェリス | |
16 ブルディッソ | MF | 8 カリミ | ||
77 アンドレオーリ | 19 ドス サントス | |||
イブラヒモビッチ(×2) マテラッツィ |
イエローカード | オットル サニョル ショル |
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イブラヒモビッチ(Y×2) グロッソ |
レッドカード | |||
ビエラ | 出場停止選手 | |||
カンビアッソ サムエル フリオ クルス レコバ |
戦線離脱中選手 | イスマエル ダイスラー ハーグリーブス ゲルリッツ |
更にグズグズなインテル
チャンピオンズカップ時代を含めても初対決となる両チーム。
どちらも名門チームなので意外な事です。
初戦アウェイとはいえ負けてしまったインテルは是が非でもホームで勝ち点3が欲しい。
一方大勝で初戦のホームを飾ったバイエルンは引き分ければ御の字という状況です。
プレッシャーが大きいのは勿論インテルです。
大型補強で優勝候補に祭り上げられているインテルには常に勝利が義務付けられています。
散々な内容で初戦を落としているのでプレッシャーは倍加しています。
プレッシャーに負けて腰が引けているインテルと引き分け狙いのバイエルンの試合がおもしろい訳がありません。
特に前半は両チームとも失点を恐れた内容で終えます。
そしてハーフタイムを挟んでも重苦しい閉塞感は晴れませんでした。
むしろインテルの焦りは増し、試合は混沌に向かいます。
まず58分、ズラタンが退場。
イライラからのラフプレーで2枚目のカードを貰っちゃいました。
ズラタンに悪いイメージがついているのも良くなかった。
で、この退場劇によって更に悪いイメージが増したのは言うまでもありません。
その10分後にフィーゴが交代させられてゲームを作る人間がいなくなると、数的不利もあり自然と流れはバイエルンへ。
その10分後、最後の頼みの綱デキまでもが負傷退場。
動けないアドリアーノとソラーリが入り、もうマガトは「引き分け狙い」から「勝利」へ目標を修正しました。
それが結実したのはデキ交代から4分後の事です。
ピサロが必然のゴールゲット。
インテルはディフェンスを完全に崩されました。
奈落の底に落とされたインテルに更に悲劇が襲ったのは、失点から4分後の事。
グロッソが肘打ちで1発退場。
これでゲームオーバー。
ロスタイムには好プレーを披露し続けていたコルドバがバックパスをしくってポドルスキにCL初ゴールを献上。
サネッティと共にチームを支えていただけに残念なプレーでした。
終わってみれば試合前よりも更に状況が悪化してしまったインテル。
相変わらず攻撃の形も作れなかったし、マンチーニ采配は意味不明だしで良い所は1つも無い試合だったと感じます。
インテルの自滅に助けられた感があるバイエルンですが、それでもそのチャンスを逃さないのは流石であります。
マカーイにキレが戻っていないのが気掛かりではありますがね。
興奮度:30%
MOM:オットル