06-07 UEFAチャンピオンズリーグ グループB 第1節 |
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2006.9.12 アリアンツ アレーナ
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4
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0-0
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0
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4-0
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ピサロ(48分、サニョル) |
得点
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サンタクルス(52分、ファンボメル) | ||||
シュヴァインシュタイガー(71分、サリハミジッチ) | ||||
サリハミジッチ(84分、ポドルスキ) | ||||
メンバー
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1 カーン(C) |
GK
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30 コバレフスキー | ||
2 サニョル 3 ルシオ 5 ヴァン ブイテン 21 ラーム |
DF
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13 イラーネク (31分 49 シシュキン) 2 ジェデル 3 シュトランツル 17 ロドリゲス |
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23 ハーグリーブス 17 ファン ボメル (74分 7 ショル) 31 シュヴァインシュタイガー |
MF
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15 コバーチュ (62分 32 バゼノフ) 24 モザルト 23 ビストロフ 9 チトフ(C) 27 コバレチウク (77分 14 トルビンスキ) |
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11 ポドルスキ 24 サンタクルス (81分 8 カリミ) 14 ピサロ (70分 20 サリハミジッチ) |
FW
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10 パフリュチェンコ | ||
カーン
サニョル ルシオ ブイテン ラーム ハーグリーブス ボメル シュヴァ サンタクルス ポドルスキ ピサロ |
布陣
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コバレフスキー
イラネク ジェデル シュトラ ロドリゲス コバーチュ モザルト ビストロフ チトフ コバレチウク パフリュチェンコ |
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sub
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29 ドレハー | GK | GK | 1 コミチ | |
6 デミチェリス | DF | DF | 35 カバノフ | |
39 オットル | MF | MF | 39 レブコ | |
10 マカーイ | FW | FW | 19 カベナギ | |
ルシオ | イエローカード | ビストロフ | ||
レッドカード | ||||
出場停止選手 | カリニチェンコ | |||
イスマエル ダイスラー ゲルリッツ |
戦線離脱中選手 | オウス=アベイエ |
ブーイングが火をつけて
非常に慎重な立ち上がりをみせたバイエルン。しかしそのまま45分間エンジンがかかる事はありませんでした。
この日のメンバーを昨季と比べるとバラック、ゼロベルトが抜けてファンボメルとポドルスキが入ったのが大きな変化。リザラズ→ラーム、イスマエル→ヴァンブイテンは単純にそのままのポジションなんで小さな変化と言えるでしょう。
で、やっぱり問題だったのは大きな変化の方。既にブンデスも開幕してるし、カップ戦やらもやってるけど、イマイチ噛み合っていない。
特にファンボメル。
最初は右SHみたいな位置に入ってましたが、サニョルやシュヴァ坊、ロケと呼吸がズレまくりで途中からは得意の中央にポジションチェンジ。それで少しはマシになったものの試行錯誤感は変わらず。
前線の3人も同様。ロケのトップ下が何度か試されていたみたいなので、基本は2トップなんでしょうが実際は自由。ただこの自由なポジショニング、ってのはハマると良いのですがそうで無い場合はただウロウロしてるだけみたいになるんですよ。
ピサロが強引にねじ開けるシーンが目立ちましたが、やっぱりそういう攻撃しか出来なくなります。
そのうえポドルスキはフィットしてないし。
だから前半のバイエルンはホントに練習してるみたいでした。でもワザワザ観に来てるサポとしては納得いくはずもなく、前半終了とともに大ブーイング。
これが結果的には選手達のハートに火をつけたのでしょう。後半は見違える様なゴールラッシュ。
先制点は前半同様の「ピサロの強引なねじ開け」でしたが、内容はどうであれ必要なのは結果だったのです。
これを境にドンドン選手の動きが良くなっていったんですからキッカケはなんでも良かったのです。
一番象徴的だったのはファンボメルの動き。2点目のスルーパスからのアシストを挙げるまでもなく、後半は中盤の主役として堂々たる振る舞い。終わってから考えるとファンボメルをフィットさせる為の試合だったとも言えるぐらいです。
マガト采配もズバリでした。
4分間で2点を連取し一気に試合を決めたバイエルン。選手達も当然そう考えたのか、その後は少しダレていました。なのでピンチを迎える場面も。
そこでサリハミジッチとショルですよ。こういう場面にベテランが入ると締まります。特にサリハミジッチは投入されて僅か1分で結果を出しました。シュヴァ坊のボレーも素晴らしかったけどね。更にポドルスキのシュートを「おいしく」詰めてフィエスタのフィナーレを飾ったのもサリハミジッチ。若手とベテランが融合してとっても良い感じです。
ホントなら前半の内にさっさと勝負を決めて欲しかったマガトでしょうが、この時期なんでそこまで求めるのは酷かもね。結果的には有意義な試合になりましたね。
スパルタクにとっては全く有意義では無かった。前半はスパルタクペースと呼んでも支障は無いぐらいの出来だったし、後半も3度ぐらいビックチャンスがあった。
しかし立ちはだかったのはオリー。久々にオリーの神懸かりセーブを見ちゃったよ。W杯で存在感が希薄になっちゃってたけど、まだまだイケてます。
と思ったらその直ぐ後に凡ミス・・・。色んな意味で「魅せ」てくれます。
スパルタクはチトフのセンスとパフリュチェンコのポストプレーと豪快なサイドアタックで中々の可能性を出してくれました。
左のロドリゲスもさる事ながら右のビストロフがインパクト絶大。
意味の無いハンドでイエローを貰い、最初は「大丈夫か?」って思っててんけど、ブッチ切りのスピードで右サイドを席巻してくれました。結構期待出来そうな選手です。
興奮度:65%
MOM:ハーグリーブス