05-06 UEFAチャンピオンズリーグ グループD 第五節

2005.11.22 オールド トラフォード
0
0-0
0
0-0
 
得点
 
メンバー
19 ファンデルサール
GK
25 バルボサ
   
6 ブラウン
  (73分 2 G・ネヴィル)
5 ファーディナンド
27 シルベストル
22 オシェイ
DF
17 ハビ ベンタ
2 G・ロドリゲス
22 ペーニャ
3 アルアバレナ(C)
 
 
24 フレッチャー
  (53分 13 朴 智星)
14 スミス
  (82分 9 サア
18 スコールズ
7 C・ロナウド
MF
18 タッキナルディ
  (78分 6 ホシコ)
19 セナ
12 ソリン
10 ロジェール
  (66分 14 フォント)
 
 
8 ルーニー
10 ニステルローイ(C)
FW
23 ホセマリ
9 フィゲロア
  (87分 26 シスコ ナダル
   
        ファンデルサール

ブラウン  ファーディナンド   シルベストル  オシェイ

フレチャ   スミス   スコールズ  ロナウド

      ルーニー  ニステルローイ

布陣
         バルボサ

ベンタ  ゴンサロ   ペーニャ  アルアバレナ

        タッキナルディ

    セナ         ソリン

         ロジェール

     ホセマリ    ルチョ  

sub
1 ハワード GK GK 13 ヴィエラ
28 ピケ DF DF 15 クロンカンプ
23 リチャードソン MF MF 4 アルソ
42 ロッシ FW   21 カソルラ
シルベストル
スコールズ
ニステルローイ
イエローカード セナ
タッキナルディ
ホシコ
レッドカード
出場停止選手
スールシャール
エインセ
フォーチュン
ギッグス
戦線離脱中選手 リケルメ
キケ・アルバレス
フォルラン

観戦レポ

試合前の雰囲気が既にこの試合の結末を決めていたのかも知れません。試合後にそう感じました。なんかね、おかしかったんですよ。いつものオールドトラフォードでは無かった。
まず疑問だったのが、何故こんなにも悲壮感に溢れているのか?という点です。そりゃね、結果次第でGL敗退も決まるってんだからお祭りムードで、ってのは厳しい注文かもしれない。でもねその条件ってのがユナイテッドが負けてリールが勝つ、ってパターンなんですよ。かなり可能性低いじゃないですか。通常ならビジャレアル相手ならタコ殴りゲームですよ。しかもフォルラン、リケルメ抜きで更に主将のキケもいない。センターラインがごっそり抜けた飛車角王将抜きチームですよ。そんなチーム相手にこの夢の劇場でおらがチームが負ける姿を想像しちまってるんですかと。それが非常に不思議でした。
しかも現在のユナイテッドのチーム状況は昇り調子。最強のアルティメット軍団チェルシーに勝った後連勝中ですからね。第4節でリール相手に最低の試合をした頃のユナイテッドとは違う訳でしょ?何も不安になる事無いじゃない。ロイキーンが退団した事さえもカンフル剤としてプラスに持って行けるでしょ。元々怪我で出れなかったから戦力ダウンって訳でもないし。
それなのに何故ビジャレアルを恐れているのか、サポーターも選手も監督も。客観的に観たら考えられないメンタリティですが、結局そんな結果になってしまいました。
ビジャレアルが特別良かった(守備の連動性は素晴らしく中盤の繋ぎも見事、でも決定機は無かった)訳でもユナイテッドが悪かった(特に前半はダイレクトパスがポンポン繋がって良い展開、だからこそ無駄に焦ってた後半が悔やまれる)訳でも無い、ただただ得点が決まらなかった、そんな感じのエンパテ。グループリーグの状況がこんなでも無かったら特に人々の記憶にも残らず後にも尾を引かないエンパテだろうけど、実際そうもいきません。
最終節ユナイテッドは勝てば自力で突破が決まるので特別不安になる必要も無いのですがベンフィカにとっても勝てば突破(しかもホーム)という条件は一緒なので楽な試合にはならないでしょうね。
この日の様に過剰な不安感を出さない事が一番の勝利への近道だとも思うんですがね。

満足度:60%

MOM:セナ