05-06 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 1st leg

2006.2.22 スタンフォード ブリッジ
1
0-0
2
1-2
OG=モッタ(59分
得点
OG=テリー(72分) 
  エトー(80分、マルケス
メンバー
1 ツェヒ
GK
1 V・バルデス
   
20 P・フェレイラ
6 R・カルバリョ
26 テリー(C)
3 デルオルノ
  (37分 退場)
DF
23 オレゲル
4 マルケス
5 プジョル(C)
12 ファンブロンクホルスト
  (69分 16 シウビーニョ)
 
 
4 マケレレ
22 グジョンセン
8 ランパード
10 ジョー・コール
  (40分 14 ジェレミ)
16 ロッベン
  (78分 24 S・W=フィリップス)
MF
15 エヂミウソン
20 デコ
  (85分 24 イニエスタ)
3 モッタ
  (66分 7 ラーション)
 
 
9 クレスポ
  (HT 15 ドログバ)
FW
9 エトー
30 メッシ
10 ロナウジーニョ
   
         ツェフ

パウロ  リカルド   テリー  デルオルノ

         マケレレ    

   グドンセン     ランパド   

 コール             ロッベン

         クレスポ

布陣
         バルデス

オレゲル  マルケス   プジョル  ジオ

        エヂミウソン

     デコ       モッタ

  メッシ          ガウショ

         エトー

sub
23 クディッチーニ GK GK 25 ジョルケラ
29 フート DF DF 2 ベレッティ
7 マニシェ MF MF 17 ファンボメル
11 ダフ   FW 14 エスケーロ
イエローカード プジョル
オレゲル
デルオルノ レッドカード
エッシェン 出場停止選手
ギャラス 戦線離脱中選手 ジュリ
シャビ

観戦レポ

この日が来るのをどれだけ待っていた事か。チェルシーにリベンジする日が訪れました。もうこの対戦が決まってから今日まで長かった長かった。1年ぶりの再戦。昨季のこの試合はとてつもなくおもしろかった。今更ここで書くまでもなく各方面で語られてますがね。個人的にも産まれてこのかたTVで観た試合では一番興奮したからね。
さてとりあえず1st leg。盛り上がるのは確実に2nd legなので、まぁこの段階では余裕で観れますわ。ただここで大差つけられちゃうと苦しいので気は抜けません。逆にここでアウェイゴール奪うとカンプノウでの第2戦は一気に楽になります。
さて肝心の試合内容ですが期待を裏切らない素晴らしいものでした。ある意味90分ハーフの前半なので両チーム慎重に戦うかな(去年の事もあるし)と思ってたんですがそうでは無かった。
両チーム共に自分達の戦い方を貫いた誇れる試合内容でした。その中でもバルサの戦いぶりは贔屓眼無しに評価したい。ボロボロに荒れたアウェイのピッチでも自らのスタイルを失う事はありませんでした。メッシはひたすら仕掛け、ガウショはファンタジーを振りまき、デコはパス交換を円滑化。世界中どこの場所でもバルサはバルサとして戦えます。
でも先制された時はチョット焦った。デルオルノがメッシに敗れ去り退場になってからのチェルシーは逆に動きが良かった。守ってカウンター、というスタイルがより徹底、明確化された事によるものだとは思うけど、1回のカウンター、1回のセットプレーに懸ける集中力が段違いになったよ。
その勢いに呑まれた感じでのモッタの自殺点。これはもうモッタを責めれるものではないです。
と、ここまではもうチェルシーにしてやられた、って感じでした。またしても悪夢が再びかと。
でも今季のバルサは昨季のバルサより更に強いんです。強くなってるんです。まず選手層の厚さが違うわな。ジュリ、チャビがいなくてもしっかりとメッシ、モッタ、エヂミウソンが働いてるし、更にラーションというカードが切れる。
逆転の最大の要因はラーションを投入出来た事でしょう。真ん中に1本軸が出来た事によってメッシ、エトー、ガウショがより輝いた。そしてテリーは脅威に晒され続けた。カルバーリョ、ツェフの超人的な守りと主審の2本のPK見逃し、が無ければバルサが大差で勝利していても不思議では無かった。
いや〜それにしても今から2nd legが楽しみね。アウェイゴール2点も取って尚且つ勝利したバルサの有利は変わらないけど、チェルシーもタダでは終わらないチームですからね。
国内リーグを捨ててこの1戦に懸けて来た両チーム。完全に白黒がつく第2戦では第1戦以上の本気度がみられそうです。
それにしてもオモロイ試合やったなぁ。

興奮度:95%

MOM:メッシ