05-06 UEFAチャンピオンズリーグ グループC第1節 

2005.9.14 ベザー シュタディオン
0
0-1
2
0-1
 
得点
デコ(13分、エトー
  ロナウジーニョ(76分、PK)
メンバー
1 ラインケ
GK
1 V・バルデス
   
15 オボモイエラ
3 パサネン
4 ナウド
27 シュルツ
DF
2 ベレッティ
  (HT 15 エヂミウソン)
5 プジョル(C)
23 オレゲル
12 ファンブロンクホルスト
 
 
6 バウマン(C)
  (63分 20 D・イェンセン)
22 フリングス
24 ボロウスキ
10 ミクー
MF
4 マルケス
6 シャビ
  (79分 17 ファンボメル)
20 デコ
 
 
9 アエド・バルデス
  (83分 14 フント)
17 クラスニッチ
FW
9 エトー
8 ジュリ

  (66分 30 メッシ)
10 ロナウジーニョ
   
          ラインケ

オボモイ  パサネン   ナウド  シュルツ

          バウマン

   フリングス       ボロウスキ

          ミクー

     バルデス    クラスニッチ

布陣
         バルデス

ベレッチ  プジョル   オレゲル  ジオ

         マルケス

     チャビ      デコ

  ジュリ          ガウショ

         エトー

sub
33 バンダー GK GK 25 ジョルケラ
2 ファーレンホルスト DF MF 24 イニエスタ
16 アンドレアセン   FW 7 ラーション
23 ヴァンダンメ     14 エスケーロ
7 ヴラニェス MF
イエローカード オレゲル
マルケス
デコ
レッドカード
クローゼ 出場停止選手
ヴィーゼ
ウミト・ダバラ
戦線離脱中選手 ガブリ
M・ロペス
モッタ

観戦レポ

ブンデスでも好調なブレーメンなので、バルサはかなり苦戦しました。
2点差ってのは正直出来過ぎ。スコアが逆でも決して不思議ではなかった。それでも事実勝っている。そこにバルサの強さが「戻って来た」と感じました。
「戻って来た」と表現したのは、開幕からリーガではあまりパッとする出来では無かったから。まぁブレーメンぐらい骨のある相手とやって初めて真価が発揮された、って感じですがね。
ブレーメン良かったですからね。クローゼのサスペンションで前線が不安視されていましたが、バルデスが抜群の働きをみせてくれました。普通にクローゼより良いやん、この日のバルデスは。右に左にスペースに動きまくり、シュートもガンガン。ミクーへのお膳立ても完璧やったし言う事無しです。
これにパワフルなクラスニッチ、エース・ミクーが絡み、フリングス、ボロウスキも気の利いたフォロー。オボモイエラは抜群の攻撃参加を見せ、ナウドも評判通りの強烈FK。触発されたのかパサネンまで爆発的なFKを披露。いつの間にこんなん出来る様になったんでしょ?そんな感じで特に前半の終わりらへんは何点取られてもおかしくなかった。
それでも凌いだバルサ。ブレーメンに唯一失敗があるとすれば立ち上がりから前半の中盤頃まで守備的に戦い過ぎた事ですかね。殆ど全員が引いてましたからね。ピッチがスリッピーでバルサイレブンにミスが多かった時間帯なので、最初から果敢に行ってれば・・・、って思います。
バルサが先制点のシーンで魅せた粘りや幸運がブレーメンにもあればね。その先制点のシーン。ガウショがエリア内でDF3人を引き連れてエトーにパス、エトーは懸命に足を伸ばしフリーのデコへ。ダイレクトで打ったデコのシュートはDFに当たりコースが変わってゴールマウスへ吸い込まれました。デコのシュートはホントに昨季から良くDFに当たってコースが変わって入りますね〜。ちょっとした事で決まる、決まらないは変わってきますからね。
ミクーの完璧なシュートがポストに当たったり、バルデスのフリーシュートが大きく反れたり。。。命からがら後半へ繋いだって感じのバルサですが、後半エヂミウソンを投入してから多少守備が安定します。ベレッチがいなくなったのでその分攻撃力は半減しましたが。エヂミウソンは高さでも対抗出来るので必要な選手でしたね、むしろ最初から。
そのエヂミウソンを筆頭に交代選手がそれぞれの持ち味を発揮出来ていたのが勝因のもう1つですね。メッシはフレッシュに動き回りPKも奪取。ファンボメルは汚いプレーも混ぜながら中盤で時間を使っていました。
後はバルデス君の好守ですね。最初にも書きましたがファインセーブが無ければスコア逆でもおかしくなかったね。

興奮度:80%

MOM:V・バルデス