05-06 UEFAチャンピオンズリーグ グループA 第一節

2005.9.14 ヤン ブレイデル
1
0-0
2
1-2
ユル マトンド(85分、ブロンデル
得点
ネドベド(66分、直接FK)
  トレゼゲ(75分、カモラネージ
メンバー
23 シュトイネン
GK
32 アッビアーティ
   
4 ヴァルハーレン
  (74分 30 ビクトル
26 マールテンス
15 スピラル
DF
20 ブラージ
6 R・コバチ
28 カンナバロ
19 ザンブロッタ(C)
 
 
2 デ・コック
8 アングレベール(C)
3 ヴェルマン
  (84分 18 レコ)
32 ヴァナーデナアーデ
MF
8 エメルソン
4 ビエラ
  (89分 退場)
16 カモラネージ
  (89分 23 ジャンニケッダ)
11 ネドヴェド
 
 
22 ポルティージョ
  (52分 11 ブロンデル)
34 ユル マトンド
10 バラバン
FW
17 トレゼゲ
  (89分 25 サラジェッタ
9 イブラヒモビッチ
   
        ストイネン

  バルハレン マルテンス スピラル

デコック  アングレ  ベルマン  バナデ

  ユルマトンド      バラバン

       ポルティージョ

布陣
       アッビアーティ

ブラージ  コバチ   カンナ  ザンブロ

     エメルソン   ビエラ

  カモラネジ          ネドベド   

      トレゼゲ  ズラタン

sub
13 ヴェルボーベーデ GK GK 12 ケメンティ
14 デュフェル MF DF 3 キエッリーニ
16 セレブレンニコフ     26 グラジストーン
31 ルーラント   FW 10 デルピエロ
  18 ムトゥ
スピラル イエローカード ビエラ(×2)
R・コバチ
ネドヴェド
レッドカード ビエラ(Y×2)
ヴェルヘイエン 出場停止選手
ブティナ
ランゲ
戦線離脱中選手 ブッフォン
テュラム
ゼビナ
ビリンデッリ
オリヴェラ

観戦レポ

序盤からユーベの大攻勢。ワンサイドゲーム。一方的に攻めまくる展開。それなのに何故先制点が66分まで入らなかったのか?
それはストイネンがゴールマウスにいたからです。
本来サブのGKなんですが、そんな今までの実績なんて関係無くユーベにとっては2度と顔も見たく無い選手になった筈です。特にズラタンはそう思ってるかも。ハットトリック以上も狙えるぐらいにチャンス、それも超決定的、ってのが何回もありましたが無得点。例えばGKが活躍した試合でも実際はDFの頑張りがあったりもするんですが、ブルージュのDFはヘッポコ。開始早々から動きはカタイし、ミスは連発するし、競り負けるし、統率は取れてないし、ってな感じ。最後の砦の活躍だけで66分まで凌いだと言っても過言では無いでしょう。
だからこそネドベドの存在っていうか価値ってのは非常に高いと改めて感じる訳ですよね。バロンドーラーですからね。弾丸FKを正に「突き刺した」ってゴールでしたが、蹴る前から入る予感はプンプンで、そう思わす所がまた凄いよね。
9分後、カモラネージの華麗な浮き球パスからトレゼゲが同じ発想でループで決めて2点差。まぁこれで決まったかなと。本来なら思いますよね。
しかしベルギー人アツイ!!!スタジアムの熱気は収まる事はありませんでした。それが攻撃面でも実ったのが終了5分前のユルマトンドのゴール。CKのコボレ球を決めた決してカタチは美しく無いゴールですが、その分気持ちが伝わりました。
このユルマトンド。この日のブルージュの攻撃のベストプレーヤーでした。ポルティージョへの期待が裏切りに変わった分、逆に驚きでした。右サイドを主戦場にし、ザンブロッタとのマッチアップは見応え充分。ボールタッチや動きの質を見てるだけでも今後への期待が膨らみました。ゴールというオマケまでついたのでこれから更に伸びる事が期待出来ますね。
1点返してからのブルージュの勢いは驚異的で、それを最初から出せよ、って感じなんですが相手はユベントスなのでそう簡単にゴールを許してくれる訳も無くフィニッシュ。アッビアーティは不安定なセービングが続いていたし、テュラム、ゼビナがいなくブラージがSBやってたぐらい(まぁ無難にこなしてたけど)なんで突け入る隙は結構あったと思うんですがね。
ビエラ、エメルソンの中盤でやられた、って感じです。さてそのビエラですが、ユーベ全然違和感ないね。この日はユーベのユニ自体が昨季のアーセナルのアウェイユニそっくりだった、ってのもあって余計に全く違和感無かった。ロスタイム寸前にイエロー2枚で退場しちゃったけど、90分トータルで見た際のパフォーマンスは決して悪く無かった。相手チームに更に脅威を与える駒が加入した、と断言出来るでしょう。

興奮度:70%

MOM:ストイネン