05-06UEFAチャンピオンズリーグ グループG 第1節

2005.9.13 マヌエル・ルイス・デ・ロペラ
1
0-2
2
1-0
アルス(51分、ダニ
得点
シナマ(2分、カラガー
  ルイスガルシア(14分、ゼンデン
メンバー
13 ドブラス
GK
25 レイナ
   
27 メッリ
4 ファニート(C)
  (HT 21 シスコ)
5 リバス
19 O・ロペス
DF
17 ホセミ
23 キャラガー(C)
4 ヒーピア
21 トラオレ
 
 
20 アスンソン
8 アルス
  (72分 14 カピ)
7 バレーラ
17 ホアキン
9 フェルナンド
  (36分 6 ダニ)
MF
22 シソコ
14 シャビアロンソ
24 シナマ=ポンゴユ
  (74分 8 ジェラード)
10 ルイスガルシア
30 ゼンデン
  (66分 6 リーセ)
 
 
12 R・オリベイラ
FW
15 クラウチ
  (58分 9 シセ)
   
         ドブラス

メッリ  ファニト   リバス  ロペス

    アスンソン    アルス

バレーラ    フェルナンド   ホアキン

         オリベイラ

布陣
         レイナ

ホセミ  カラガー   ヒーピア  トラオレ

      シソコ   シャビ

 シナマ    ガルシア   ゼンデン     

         クラウチ

sub
1 コントレーラス GK GK 20 カーソン
16 ナノ DF DF 3 フィナン
22 カステッリーニ     28 ウォーノック
15 M・アンヘル MF MF 16 ハマン
イエローカード キャラガー
レイナ
レッドカード

出場停止選手
エドゥ
L・フェルナンデス
リベラ
戦線離脱中選手 デュデク
モリエンテス
メラー
キューウェル

観戦レポ

昨季覇者リバプールとCL初参戦のベティスが対決する開幕戦。その経験値の差がモロに出た試合だと思いますね。
やはりCLってのは特別なんでしょうか。いきなり開始1分レッズが先制。キャラガーからのロングボールをシナマが1トラップ後ループシュート。開幕の興奮と緊張でドタバタしていたベティスを嘲笑う様でした。
更に14分、クラウチのキープからゼンデンに渡り、その折り返しをルイスガルシアがゴラッソ。確かにルイスガルシアのDFの前に一瞬で入る動きは素晴らしかった。得意やしね。
しかしそれ以上に開始15分で2失点というベティスに問題アリです。問題っていうか、しゃーない部分やねんけどね。逆に言うとレッズに凄い成長を見た。実際昨季のファイナルは逆の立場でミランにこんな展開をされた訳ですからね。タイトルの重みが伝わります。
さてベティスですが、この2失点でようやく選手もベンチもサポーターも目が覚めた様です。もう緊張してる場合じゃないですからね。ここからは本来のベティスの攻撃サッカーが全快!!
特に後半に入ってからは完全なベティスのワンサイドゲーム。さながらハーフコート試合。
ホアキンの突破はトラオレじゃどうにもならないし、左サイドのシスコも同様にホセミを完全に打ち負かして突破しまくりクロス上げまくり、真ん中で誰かが倒されるとアスンソンの魔球FKが待っていますし。
ただこの日のナメックはFK決められず。2本良い位置から蹴れたんですが、いずれもレイナにキャッチされてしまいました。何本もあったCKも良いボールは蹴っててんけど、最後までピッタリとは合わず・・・。
ひたすらにキャラガーの壁は厚かった。レイナもフィードはずれまくってたけどキャッチは安定してたしね。それにシソッコとシャビアロンソの中盤のチェックも良かった。
守備的に戦うレッズの牙城を崩すのが難しい事は昨季のチェルシー、ユーベ、ミランも味わってますからね。結果的にはベニテスのプラン通りの勝利って所でしょうか。
開始からひたすらにベティスDFのウラを狙いまくって実際に2点取ったのも圧巻だったし、選手起用、選手交代も状況、相手、プレミアシップとの兼ね合いを上手く考えて使ってますよね。
このグループは誰が見てもチェルシーが頭1つも2つも抜けている訳で、じゃあ争点は2位争いな訳ですよ。アンデルレヒトは、殆どチャンスが無いだろうから実質リバプールかベティスか、って話です。その直接対決をアウェイで勝ったレッズ。まだまだ開幕戦が終わっただけですがGL突破の見通しは非常に明るいんじゃないでしょかね。
それにしてもベティスのユニの背番号。いつものリーグ戦と違って見やすかったですねぇ、流石CL。いつもながらのUEFAの指導が入ったんでしょうけれども、これでもか!ってくらいに背番号も選手名も大きい。デカすぎ!!これはUEFAに対する反抗なんでしょうか(笑)

興奮度:85%

MOM:キャラガー