05-06 UEFAチャンピオンズリーグ QF 1st leg

2006.3.28 ルス
0
0-0
0
0-0
 
得点
 
メンバー
31 モレット
GK
1 V・バルデス
   
33 リカルド・ローシャ
4 ルイゾン
3 アンデルソン
5 レオ
DF
2 ベレッティ
23 オレゲル
3 モッタ
12 ファンブロンクホルスト
 
 
6 ペチート
14 マヌエル・フェルナンデス
16 ベト
34 ロベール
  (HT 30 ミッコリ)
20 シモン(C)
MF
24 イニエスタ
17 ファンボメル
20 デコ
  (76分 18 ガブリ)
 
 
11 ジェオバンニ
  (68分 10 カラグニス)
FW
9 エトー
7 ラーション
  (76分 8 ジュリ
10 ロナウジーニョ
(C)
   
        モレット

ロシャ  ルイゾン   アンデルソン  レオ

         ペティ

    フェルナンデス     ベト

  ロベール         シモン

        ジェオバンニ

布陣
          バルデス

ベレッチ  オレゲル   モッタ  ジオ

         イニエスタ 

   ファンボメル      デコ

 ラルソン           ガウショ

          エトー

sub
12 キム GK GK 25 ジョルケラ
22 ネルソン DF DF 16 シウビーニョ
17 カリアカ MF   26 ロドリ
9 マントラス FW FW 11 M・ロペス
19 マルセル     14 エスケーロ
ミッコリ イエローカード イニエスタ
デコ
ベレッティ
レッドカード
ヌーノ・ゴメス 出場停止選手 プジョル
アウシデス 戦線離脱中選手 シャビ
メッシ
エヂミウソン
マルケス

観戦レポ

素晴らしくエキサイティングな試合でした。
まずアウェイのバルサはDF陣に怪我人が続出。直前のリーガのマラガ戦でロドリ=オレゲルのコンビをテストしたもののマラガが弱過ぎであまり参考にはならず。ライカールトはこの日の先発CBにモッタを指名しました。1列下げた格好。ポジションではなく試合慣れしてる方をチョイスした印象。
そのモッタとピボーテ・イニエスタの所に守備の不安を抱えるバルサは最初から積極的に攻めました。そうでなくてもスタイル自体が攻撃的ではあるんですが、この日は正に「攻撃は最大の防御なり」を実戦しようとしてたね。
その攻撃力が爆発したのとベンフィカDFが序盤からミス連発したのが重なって、バルサは幾度となくビッグチャンスを迎えます。
もう全部決めてりゃ前半だけで4-0でもおかしくなかった。特にモレットが不安定でしたからね。ファンボメルなんかハットトリック決めてても不思議じゃなかったし。
しかしこれを決めれなかったのでスコアレスドローになったんやけどね。流石のベンフィカも後半は持ち直しましたから。ミッコリ投入が抜群の追い風になったし。
前半はジェオバンニの1トップでしたが何も出来ず。それをベンチで見ていて苛々していたであろうミッコリは能力の差を魅せつけます。ガンガンにウラとるし、シュートも強烈、周りを活かす動きも最高でベンフィカの攻撃に格段の厚みが産まれました。
審判がモッタのハンドを見逃さなかったら1-0でベンフィカが勝利していてもおかしくなかった。
ですが運が無かったのはバルサも同様。後半は蘇ったモレットのファインセーブに加え2度もポストに嫌われる不運。ホントにあれだけ両チームにチャンスがありながらスコアレスドローってのも珍しいで。特にここまで破壊的な決定力を誇ってきたバルサアタッカー陣が簡単なシュートを外しまくったのは驚き。果たしてこれがカンプノウでの2nd legにどう影響してくるか?
ベンフィカは1点取れば俄然有利になるし、バルサにとってはホームで普通に勝てば良いだけでしょ?って話やし。
週末にクラシコがあるのもバルサにとって有利なのか不利なのか。う〜ん、現段階では全く読めませんよね。

興奮度:80%

MOM:ミッコリ