05-06 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg

2006.3.7 カンプノウ
1
0-0
1
1-1
ロナウジーニョ(78分、エトー
得点
ランパード(90+2分、PK)
メンバー
1 V・バルデス
GK
1 ツェヒ
   
23 オレゲル
4 マルケス
5 プジョル(C)
12 ファンブロンクホルスト
DF
20 P・フェレイラ
6 R・カルバリョ
26 テリー(C)
13 ギャラス
 
 
15 エヂミウソン
3 モッタ
20 デコ
MF
4 マケレレ
8 ランパード
10 ジョー・コール
  (83分 29 フート)
11 ダフ
  (58分 22 グジョンセン
 
 
9 エトー
30 メッシ

  (25分 7 ラーション)
10 ロナウジーニョ
FW
15 ドログバ
  (58分 9 クレスポ)
16 ロッベン
   
          バルデス

オレゲル  マルケス   プジョル  ジオ

         エヂミウソン 

      デコ       モッタ

  メッシ           ガウショ

          エトー

布陣
         ツェフ

パウロ  リカルド   テリー  ガラス

     マケレレ   ランパド

  コール           ダフ

      ロッベン

          ドログバ

sub
25 ジョルケラ GK GK 23 クディッチーニ
2 ベレッティ DF MF 7 マニシェ
16 シウビーニョ     14 ジェレミ
17 ファンボメル MF FW 24 S・W=フィリップス
24 イニエスタ  
8 ジュリ FW
モッタ
プジョル
イエローカード ジョー・コール
レッドカード
出場停止選手 エッシェン
デルオルノ
シャビ 戦線離脱中選手

観戦レポ

全世界待望の対決もいよいよ第2ラウンドです。ホームで負けたチェルシーは最低でも2得点が必要。逆にバルサは1点取れば精神的に楽な展開にもっていけます。そんな両チームの状況が如実に表れた試合でした。
チェルシーは最初からいつもと若干システムを変えて挑んできました。1トップ下に3人を並べる形です。思惑としてはコール、ダフ、ロッベンが自在なポジションチェンジでバルサDFを翻弄、ってトコだったのでしょう。
しかしそれは最後まで上手くいきませんでした。まずドログバの所にボールが収まらない。これはドログバが悪い訳では無くって、バルサの攻撃を基本としたディフェンスの中でチェルシーが攻めれなかったから。ドログバの所までいかないので、トップ下3人も何だか漠然とポジションチェンジしたり攻めたりしている印象。効果的なサイドアタックなんて数える程でしたからね。単調なロングボールではバルサは崩せません。個人能力は高い4人なので「ハッ」とさせられる場面もありましたが、それでも交代の時間は遅かった様に感じられます。
残り30分でクレスポ、グジョンセン投入。時既に遅しでしたよ。クレスポが見せ場を作る場面もあったけど前半からのリズムは変わらず。
やはりランパードが元気無いと苦しい。ロスタイム、お情けPK(もともとオフサイドだし、それにファウルじゃない)を貰って1点返すのが精一杯でした。
モウリーニョも言い訳のしようがないんじゃないのかな?
一方バルサは完璧な試合でした。リードしているっていう精神的な余裕がプレーにも余裕を産んだとは思いますが、チェルシーに現段階ではチカラの差をみせつけた格好。
ガウショのドリブル突破ゴールはボーナスみたいなもんで、それがなくても圧倒してました。メッシの負傷退場ぐらいですよ、マイナスの話題は。
カンプノウも試合前から最高の雰囲気で勿論超満員。選手紹介時のかけ声もいつもの数倍、クラシコLV(いや、それ以上かも)に達していたからね。全ての選手、サポが1年間この日の為に、チェルシーにリベンジする為に戦って来たっていうのが実感出来ました
。昨季よりもひと回りもふた周りも大きくなったバルサを確認出来て大変満足であります。次の心配はこれでモチベーションを失なったりする事ですね。強敵を倒した後にコロッと負ける。勝負の世界では非常によくある事です。ビックイヤーを手にするその日まで油断しちゃ駄目よ。

興奮度:75%

MOM:ロナウジーニョ