04-05UEFAチャンピオンズリーグ　グループB第4節　
2004.11.3　オリンピコ
1
0-0
1
1-1
モンテッラ（90+3分、トッティ）
得点
 ベルバトフ（82分、バビッチ）
メンバー
12　ゾッティ
GK
 1　ブット
　 　
7　サルトル
　　（63分　13　キヴ）
5　メクセス
31　デラス
25　クフレ
DF
 14　バリッチュ
4　ジュアン
　　（49分　5　ノヴォトニー）
3　R・ジュニオール
35　プラセンテ
　
　
23　アクイラーニ
29　デ マルティーノ
30　マンシーニ
21　ダゴスティーノ
　　（63分　99　ミド）
MF
 28　ラメロウ（C）
19　バビッチ
7　ポンテ
　　（90+5分　29　カルセン・ブレイカー）
25　シュナイダー
　　（86分　10　フライヤー）
16　クジノベク
　
　
10　トッティ（C）
9　モンテッラ
　　（90+5分　 11　コルビア）
FW
 9　ベルバトフ
　 　
　　　　　　　　　 ゾッティ

サルトル　　メクセス　　　デラス　　クフレ

　　　　アクイラニ　　　　　デマルテ

マンシーニ　　　　　　　　　　　　ダコステ

　　　　　トッティ　　モンテッラ
布陣
 　　　　　　　　　ブット

バリチュ　　ファン　　　ホッキ　　プラセンテ

　　　　　ラメロウ　　　　バビッチ

　　ポンテ　　　シュナイダ　　　クジノベク

　　　　　　　　ベルバトフ
sub
1　クルチ GK GK 20　スタールケ
8　フェラーリ DF MF 15　オズテュルク
19　スクルト 　 FW 11　フランサ
24　デルベッキオ FW 　 12　ヴォロニン
モンテッラ
メクセス
トッティ		 イエローカード バリッチュ
プラセンテ
ラメロウ
ポンテ
フライヤー
レッドカード
デ ロッシ

パヌッチ

 出場停止選手
ペリッツォーリ

トンマージ

ダクール

ペッロッタ

 戦線離脱中選手 ジョーンズ

観戦レポ

今までサッカーの試合は何百試合と見てきたけど、こんな試合は初めて見ます。観客が全くいない試合。観客が滅茶苦茶少ない試合は見た事あるけどね、今回は特殊でした。入れたら駄目なんだから、観客0は当たり前で選手達も試合前から心の準備は出来てたと思いますが、いざ試合をやってみると勝手が違ったかも知れませんね。いやむしろ選手にとっては練習試合でもやってるような感じで慣れているといえば慣れているのかも。CLをやってるという雰囲気は無かったと思いますが。一番影響があったのはTVで見てる我々だと思います。良いプレーがあっても沸かないし、ファウルにもブーイングが無い。これは特異な現象ですよね。なんとか盛り上げようと報道陣が拍手したり、大声で歌ったりしてましたが、どうにもしっくりきません。スタジアムの外からローマサポ達の歌声が聞こえたりもしましたが、それも長時間では無かったからね。監督の声、選手の声はいつも以上に聞こえたし、ボールを蹴る音もバシバシ聞こえて良い感じではありましたが、外国語なんで何言ってるのか解らないのが悔やまれます。そんな試合でした。

では次に試合の内容。出場停止と怪我人の多さに加えてカッサーノが監督とまたまた喧嘩しちゃったみたいで、ローマはロクなスタメンが組めません。特に酷いのが中盤。経験が浅いメンバーがずらりと顔を揃えざるを得なかったみたいです。一番大事なポジションの中盤の底がこの若いメンバーじゃ流石にキツイ。ここを予想通り完全にレバークーゼンに潰された事によって、ゲームの主導権は握られっぱなしでした。チャンスは本当にトッティとモンテッラのコンビによる閃き頼りって感じでしたね。結局最後の同点ゴールもその形やし。っていうかそれ以外無かったよ。クフレは結構良い動きやったけど。

82分にやっと先制点を取れたレバークーゼンでしたが、試合内容を考えるともっと早い時間帯に先制点は取れた筈だし、大量点も望めた筈です。ローマDFがキヴが入ってから良くなったので、それまでに勝負つけたかったね。でもそれが出来なかったのは、恐らく観客がいなかったから。ローマに対する裁定での観客0でしたが影響受けたのは実はレバークーゼンの方が大きかったと思われ。っていうのも3連敗中で後が無いローマは観客が入るとかいないとか言ってる場合じゃないからね。どんなスポーツでもそうだと思いますけど観客に乗せられて良いプレーって出ると思うんですよ。あと一押しだったレバークーゼンの攻撃で足りなかったものはブーイングでも何でも良いんでリアクションだったのではないかと思います。

満足度：60％

MOM：バビッチ