04-05UEFAチャンピオンズリーグ グループE第4節 

2004.11.2 フィリップス シュタディオン
1
1-0
0
0-0
ビーズリー(10分、コクー
得点
 
メンバー
21 ズーデビール
GK
1 E・ヨンセン
   
16 ルシウス
4 アレックス
5 ボウマ
  (89分 22 ファヘール)
3 李 榮杓
DF
8 ルッセル
16 ハンセン
3 ホフツン(C)
33 ドルシン
 
 
6 ファン・ボメル(C)
8 コクー
14 フォーゲル
17 ファルファン
11 ビーズリー
  (82分 15 ボンランテン
MF
6 ストラン
  (30分 18 ジョージ)
11 ソッリ
4 ビンスネス
17 ストルフロル
  (85分 24 ヘルスタ)
21 ステンサース
  (66分 25 ブラーテン)
 
 
9 ヘネゴールオブヘッセリンク
  (76分  35 シボン)
FW
9 F・ヨンセン
   
          ズーデビール

ルシウス  アレックス   ボウマ  李榮杓

      ボメル  コクー  フォゲル

 ファルファン          ビーズリー

      ヘネゴールオブヘッセリンク

布陣
         ヨンセン

ラッセル  ハンセン   ホフツン  ドルシン

   ストラン  ソッリ  ビンスネス

 ストルフロル          ステンサス

         ヨンセン

sub
23 コー GK GK 30 レニンゲン
18 アッド DF MF 2 オルセン
27 スミット MF   15 スヒェルブレッド
FW  22 ブラットバック
イエローカード ホフツン
レッドカード
朴 智星 出場停止選手
オーイヤー

ゴメス

ジョン・デ・ヨング

戦線離脱中選手 リセト

バスマ

ベルグ

観戦レポ

国内リーグでは13連覇を果たしたらしい無敵のローゼンボリ。迎え撃つは、こちらも国内リーグでは絶好調の強さを見せるPSV。
両者の状況は似通ってる様に見えますが、CLにおいては全く状況が異なります。首位と最下位。そんな戦いです。
そして一番明暗を分けたのは余力の差ってやつでしょうか。
各国の国内リーグの進捗状況が違うのもCLのおもしろさのひとつだったりしますよね。基本的には「秋ー春」シーズンが殆どですが、ロシアやウクライナ、そしてノルウェー等は日本と同じく「春ー秋」シーズンなんですよね。
そこでローゼンボリですよ。今回はギリギリの優勝だったらしいんですが、そこで全力使っちゃったみたいね。
フルパワーで優勝できたのは良いねんけど、そっからCLに持って行くチカラは残ってなかったんじゃないのかな?
一方PSVはローテンションで回したりとかして無理なく首位を快走中。その差が出ましたね。
全体的に軽い動きのPSV重かったローゼンボリ。結果は明白でした。
しかもPSVに「勝つサッカー」をされたとあっちゃぁ、勝つ確率はおのずと低くなります。この日のヒディングは現実主義者でした。
リスクを背負えば大量点も狙えたかもしれない両者の力の差。しかしあえてリスクは負わず「確実に」勝点3を獲りにいきました。
それ自体は決して責められるモノではありません。90分引きっぱなし、みたいな酷い事した訳でも無いしね。
無理には攻めなかっただけやから。そんなヒディングの狙いが遂行できたのも早い時間帯での得点が大きかったよ。
コクーのロングパスからビーズリーが抜け出してゴール!
コクーの正確なロングパス、ビーズリーのディフェンス裏への動き出し、そしてピタッと止めたトラップ&押し出しで勝負アリでした。マルケスもあんなパス出せたらなぁ・・・・。
このゴールがあったからこそ、適度にボールを支配して、極端にはディフェンスラインを上げず、かといって引きすぎない、といった省エネサッカーが出来た訳ですな。
ボンランテンとか、もっと早くに出してたら見てる方としてはオモシロくなってたはずやけどね。
ビーズリーやファルファンもしっかり守備して貢献してましたから。この3連勝で次のラウンドが見えてきたPSV。
逆にローゼンボリは未だ勝点1。可能性は残ってるものの、監督も年内で退任するらしいし、もはや希望は無いかも。
ズーデビールの自爆ぐらいしかチャンス無かったもんなぁ〜。
ストルフロルのキレにチーム全体が左右されてる様では見通し暗いよね。

満足度:60%

MOM:ファルファン