04-05UEFAチャンピオンズリーグ グループE第5節 |
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2004.11.24 フィリップス シュタディオン
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1
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1-1
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1
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0-0
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オーイヤー(8分、ファンボメル) |
得点
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アンリ(31分、リュンベリ) | ||
メンバー
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1 ゴメス |
GK
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1 レーマン | ||
2 オーイヤー 4 アレックス 5 ボウマ 3 李 榮杓 |
DF
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12 ローレン (65分 退場) 28 トゥーレ 23 キャンベル 3 アシュリー・コール |
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6 ファン・ボメル(C) 8 コクー 14 フォーゲル (66分 11 ビーズリー) 7 朴 智星 17 ファルファン |
MF
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15 セスク 4 ヴィエイラ(C) (78分 退場) 8 リュングベリ 7 ピレス (69分 31 ホイト) |
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35 シボン |
FW
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14 アンリ 9 レジェス (63分 11 ファン ペルシ) (81分 16 フラミニ) |
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ゴメス
オイエル アレックス ボウマ 李榮杓 ボメル コクー フォゲル 朴智星 ファルファン シボン |
布陣
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レーマン
ローレン トゥレ キャンベル コール セスク ビエラ ユンベリ レジェス ピレス アンリ |
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sub
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21 ズーデビール | GK | GK | 24 アルムニア | |
18 アッド | DF | DF | 18 シガン | |
22 ファヘール | 20 センデロス | |||
16 ルシウス | MF | MF | 21 ペナント | |
15 ボンランテン | FW | |||
オーイヤー | イエローカード | ヴィエイラ×2 ローレン×2 リュングベリ |
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レッドカード | ローレン(Y×2) ヴィエイラ(Y×2) |
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飛行機嫌い | ベルカンプ | |||
出場停止選手 | ||||
ジョン・デ・ヨング
ヘネゴールオブヘッセリンク |
戦線離脱中選手 | エドゥ
ジウベルト・シウヴァ |
観戦レポ
ここまで勝ち切れない展開が続いているガナーズと順風満帆のPSVの対戦。
PSVはこの試合に勝てば他会場の結果に関係無く自力で突破が決まります。
悲願の突破がね。
エールディビジでも10試合連続で完封してるらしく調子も絶好調と見てよいでしょう。
今の不調のアーセナル相手なら充分に勝ち点を計算出来る試合です。
逆にガナーズはこれに負けちゃうとかなり終わってます。
もしパナシナイコスが連勝する様な事があれば自力での突破が無くなっちゃいますからね。
最終節PSVが消化試合になっちゃうとそれも考えられる結果です。
つまり引き分け以上が望まれます。
っていうかドローで良い。
なぜなら最終節はハイバリーでローゼンボリ戦なので勝ちが計算出来るからです。
ここで引き分けておいて最後に勝てば他に関係無く突破を決めれます。
複雑な勝ち点計算はこれぐらいにしといて、要するに勝って楽になりたいPSVと、とりあえずドローでもOKなガナーズって事ですわ。
まぁ試合はそんな机上の計算に関係無く盛り上がりました、ってか荒れました。
まずはオイエルのドンピシャヘッドで幸先良くPSVが先制。
ファンボメルのボールも良かったけど、ガナーズの守りがチョット甘すぎ?
なんかセットプレーの守りが弱いって噂はホントだったのね。
ヘネゴールの負傷で出番が回って来たシボンの安定したポストプレーもあって序盤はPSVがペースを握ります。
キャンベル病み上がりやしな〜。
さてそんな悪い流れを手繰り寄せたのはアンリさんでした。
徹底的にスピードで勝てるバウマを狙い、攻めます。
バウマはこの試合完全にアンリにやられてました。
それを象徴するのが失点シーン。
右サイドからのアンリのドリブルを止めれず、ず〜と引きずられた上に結局リュンベリとのワンツーを許しちゃって同点に追いつかれました。
バウマもっと良い選手なんですけど、この日は調子悪かったか?
それともアンリが1枚も2枚も上だったのか?
正解は両方な気がします。
ご自慢の守備もこの失点は止めようが無かったね。
これがCLレベルなんだと実感。
さて押しつ押されつのまま前半終了。
前半の45分間早かったわぁ〜。
で、後半。
この45分間もある意味早かった。
後半のポイントは誰が見ても2人の退場者でしょう。
まずは65分にローレンがロハ。
イマイチだったレジェスに代えて、大ブーイングの中ファンペルシーを投入した直後だっただけにベンゲルにとっては大誤算だったでしょう。
攻めのバリエーションを変えて決勝点狙いに行こうとしてたでしょうに。
ホイトを右サイドに入れて軌道修正せざるを得ません。
まぁピレスも結構消えてたので、あんま問題無かった気もしますが。
実際この後もアンリが決定機を1人で創ったりしてたので、アンリ&リュンベリだけで良いんじゃねぇのか?って余計に思った。
それよりももっとも痛かったのが78分のビエラ主将のロハでしょう。
これにより引き分け狙いしかなくなったからね。
冒頭にも書いたけどガナーズにとってはドローでもOKやしね。
その後ファンペルシーが負傷退場したのは極めつけの災難やけど。
最終的にはなんとか逃げ切れたガナーズが勝ち点1を持って帰ります。
PSVは記録上は9人相手に得点出来なかった訳ですが、相手の人数が少なくなった方が点奪いにくい場合が多いですからね。
ただ仕方無い面がある反面、攻めのバリエーションが少なかったのも事実。
ファンボメルの攻め上がりぐらいしか可能性感じなかったもんな。
数的優位なんで終盤こそ両SBのオイエルもイヨンピョもガンガン上がってたけど、全体的に創造性が欠如してたわ。
守備のチームやから、しゃーないわな。
勝ち点3取れなかったのは、ある意味必然やけね。
両者仲良く勝点1を分け合ったのですが、試合終了後大歓声に包まれたフィリップスシュタディオン。
久しぶりに「ヒディング・ガッツポーズ」も見れました。
別会場のパナシナイコスが勝てなかったらしく、この時点でPSVの突破が決まった模様。
こうなるとサポは今日の試合内容なんか忘れて飲み明かすんでしょうな(笑)
さ〜てこれで大変になったのはガナーズ。
とりあえずパナシナイコスは最終節は骨抜きPSV相手にホームだし勝つでしょう。
となるとハイバリーで絶対に勝たなくちゃ駄目なんですけど、ローレンとビエラがサスペンションで出れないという悪いシュチュエーションですわ。
最後まで楽にはいけそうもありませんなぁ〜。
満足度:75%
MOM:ファン・ボメル