04-05UEFAチャンピオンズリーグ グループA第3節 

2004.10.19 スタッド ルイ
2
2-0
1
0-1
サビオラ(3分、ベルナルディ
得点
オッカス(60分、カフェス
チェバントン(10分、ジコス  
メンバー
30 ローマ
GK
71 ニコポリディス
   
13 マイコン
19 スキラッチ
27 J・ロドリゲス(C)
3 エヴラ
DF
14 マブロゲニディス
32 アナトラキス
12 シュレール
3 ベネティディス
 
 
15 ジコス
7 ベルナルディ
  (79分 21 ファルネルド)
8 カロン
MF
1 カフェス
  (77分 7 カスティージョ)
6 ストルティディス
5 リバウド
10 ジオバンニ
  (58分 31 ゲオルギアティス)
21 ゲオルガトス(C)
  (HT 8 マリッチ)
 
 
24 アデバイヨル
9 サビオラ
  (74分 6 プラシル)
10 チェバントン
  (53分 5 ペレス)
FW
9 オッカス
   
         ローマ

マイコン  スキラシ  ロドリゲス  エヴラ

     ジコス     ベルナルディ

         カロン

 サビオラ   アデバイヨル  チェバントン

布陣
        ニコポリディス

マブロゲ  アナトラ   シュレル  ベネティ

     カフェス    ストルティディス

 リバウド    ジオバンニ   ゲオルガトス

         オッカス

sub
1 オダール GK GK 34 ヤヌ
4 モデスト DF DF 25 バッラス
35 エルファキリ MF MF  11 ジョルジェビッチ
25 S・カマラ FW   13 レジッチ
イエローカード ベネティディス
アナトラキス
レッドカード
出場停止選手 パントス
ノンダ

ジヴェ

戦線離脱中選手

観戦レポ

立ち上がりのモナコはまるで前節デポル戦のリプレイを見てるかの様でした。
10分までに2得点という結果も同じ。
ただ内容はより熟成されてたよ。
コネホの4人抜きドリブルシュートチェバントンの2人かわし振り向きざまミドルも、いづれも個人技でのゴラッソ
しかし得点以外での前の4人の連携は前節よりも格段にアップしてたね。
アデバイヨルは少しオフサイドに引っかかり過ぎかな?とも思ったけど、そこはオリンピアコスの勇敢なライン設定を褒めましょう。
アデバイヨルは基本的には真ん中でどっしりと構えてるんですが、チェバントン、サビオラとは常にポジションチェンジをして変幻自在。
カロンは時にピボーテの様にプレイしてましたが、勿論ゴール前への飛び込みの迫力は健在。
ジコス、ベルナルディのコンビ、マイコン、エブラのサイドアタックも小気味良く、前半のモナコはパーフェクトでした。
オリンピアコスに手も足も出させないうえに、楽しいサッカー。
足りなかったのは3点目だけでしたが、それも時間の問題でしょ、って内容でした。

しかしこの3点目が肝だったんですな。
逆に言うと、オリンピアコスは強気のライン設定で早々の2失点にも希望を失わず後半に望みを繋げたのが天晴でした。
後半は完全なオリンピアコスペース。
元々試合前からスタンドの雰囲気は完全にギリシャでしたが、オリンピアコスの逆襲が加速した事によって、もはやモナコ公国ではなくなりました。
ギリシャのサポの方が多いんじゃないのか?ってくらい来てましたからね。
1点返されてからは、もういつ同点になってもおかしくない展開で最後は青息吐息の逃げ切りでした。
ここは本当にホームか?前半のあの余裕は何処へ?
そんな内容。
今季のオリンピアコスは一味も二味も違うね。
外し屋オッカスが決めてりゃ逆転もありえたよ。
まぁそのオッカスは珍しく1点は決めたけど(笑)

次節は裏返しで今度はギリシャでの戦いになります。
前半を見てる段階では5-0ぐらいで勝てるんじゃないかと思ってましたが、こんなギリギリの戦いじゃギリシャでは厳しいでしょうな。
もし5-0ぐらいで勝ててれば精神的に圧倒してるんで、ギリシャでの戦いも楽やったやろうに。
「3点目」ってのが今後の展開にも大きく左右するやも知れません。

満足度:70%

MOM:オッカス