04-05 UEFAチャンピオンズリーグ グループB第6節 

2004.12.8 バイアレーナ
3
0-0
0
3-0
ジュアン(51分、ヴォロニン
得点
 
ヴォロニン(77分、シュナイダー  
バビッチ(86分  
メンバー
1 ブット
GK
1 ショコフスキー(C)
   
4 ジュアン
5 ノヴォトニー(C)
3 R・ジュニオール
DF
13 サブリッチ
32 ガフランチッチ
14 フシン
  (62分 3 フェドロフ)
 
 
10 フライヤー
  (82分 13 ビアロフカ)
28 ラメロウ
25 シュナイダー
19 バビッチ
7 ポンテ
  (74分 14 バリッチュ)
MF
17 ギオアネ
20 グーセフ
  (71分 10 セルナト)
4 ロドウフォ
30 エル・カドゥーリ
15 ジオゴ・リンコン
 
 
12 ヴォロニン
9 ベルバトフ
FW
23 ヴェルパコフスキ
  (67分 16 シャツキフ)
9 クレベル
   
          ブット

     ファン  ノボトニ  ホッキ  

フライヤ  ラメロウ   シュナイダ  バビチ

          ポンテ    

     ボロニン    ベルバトフ

布陣
        ショフコフスキー

    サブリチ  ガフラン  フシン

ギオアネ   グセフ   ホドウホ  エルカドリ

          リンコン

    ベルパコスキ    クレベル

sub
20 スタールケ GK GK 21 レヴァ
26 ドゥム DF DF 26 ネスマチニイ
29 カルセン・ブレイカー   MF  11 ペエフ
15 オズテュルク MF FW 8 ベルケビチ
11 フランサ FW
ラメロウ
ジュアン
ポンテ
イエローカード エル・カドゥーリ
レッドカード
プラセンテ 出場停止選手
クジノベク
ジョーンズ
戦線離脱中選手 ユーセフ

観戦レポ

最終節まで3チームに可能性が残された混戦のグループB。現在首位なのはキエフですが、一番有利そうに見えてそうでないのがCLの面白い所です。
まずマドリーはローマとの消化試合ゲームなんで恐らく勝つでしょう、って想定で残る椅子は1つ。
キエフかレバークーゼンか。
それぞれ有利な条件を挙げていくと、まずレバークーゼンはホームで勝てば良いんです。単純明快勝てば突破決定。
キエフはアウェイだけど引き分けでOK。
キエフもレバークーゼンも勝ち上がる方法ってのはマドリーが負けた場合のみです。
そんな感じでキックオフです。スタジアムはクリスマス前って事でサンタ帽を被ったドイツ男がわんさかいます。
アウェイのキエフは引き分け狙いのサッカーをしてきてもなんら不思議は無いんだけど、立ち上がりからガンガン攻めます。
素晴らしい前線の動き出しと素早いパスワーク、前線へのフィードで前から前からチャンスを作ります。
これは正しい選択だったと思いますね。引き分け狙いで戦い方を見失い、負けるってのは非常に多いパターンですから。
ホントに前半はどっちがホームかわからないくらいにキエフが積極的な動き出しでペースを握ります。流石は現在首位やね。
この展開ならキエフの勝利or引き分けは濃厚だろう、と思われた後半。最初に得点したのはレバークーゼンでした。
CKからファンが高い打点でのヘッドを決めました。
運が無いなぁ〜と思ったのはCKに繋がったプレー。スローで観ると明らかなオフサイドでしたが取って貰えずCKに繋がっちゃったんですよね。
これは非常にアンラッキーやと思います。
そしてこの失点が全てでした。この失点でキエフはリズム崩されました。恐らくマドリーがリードしてる事、ローマがメンバー落としてて勝機が薄い事、ってのは情報として流れてきてたんでしょうな。
キエフ焦ります。とにかく得点を取らないと敗退しちゃいますから。
こういう状況で本来のチカラ、いつも以上のチカラ、が出るチームってのは強いチームだと思います。今季のキエフは素晴らしいチームですがそこまではいってなかった。
それが皮肉にも証明されてしまったのかも知れません。後半のキエフは全く良い所を出せなかった。前半に比べても雲泥の出来でした。
終盤の2失点はオマケみたいなモノで、実質最初の失点で勝負はついちゃいました。
ヴォローニンの様な絶好調な選手がひとりでもキエフにいれば展開は変ったかもしれませんがね・・・。
レバークーゼンは試合巧者といえば試合巧者でしたね。苦しかった前半をしっかり耐えて、後半のツキを逃しませんでした。
ヴォローニンの好調さを大いに活用し、ラメロウ、シュナイダーは中盤で安定してるし、フライヤー、バビッチのサイドの動きも良かった。
ベルバトフがしっかり決めてりゃフィエスタになったのにね。

満足度:65%

MOM:ヴォローニン