04-05UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg

2005.3.9 デッレ アルピ
2
0-0
0
1-0
0-0
1-0
トレゼゲ(75分、イブラヒモビッチ
得点
 
サラジェタ(116分)  
メンバー
1 ブッフォン
GK
1 カシージャス
   
27 ゼビナ
21 テュラム
28 カンナバロ
19 ザンブロッタ
DF
15 ラウール ブラボ
6 エルゲラ
19 サムエル
3 ロベルト カルロス
 
 
8 エメルソン
16 カモラネージ
7 ペソット
  (66分 3 タッキナルディ)
  (113分 退場)
MF
16 グラベセン
23 ベッカム
  (77分 21 ソラリ
5 ジダン
  (74分 14 グティ
10 フィーゴ
 
 
9 イブラヒモビッチ
25 サラジェッタ
  (120分 24 オリヴェラ)
10 デルピエロ
(C)
  (57分 17 トレゼゲ)
FW
9 ロナウド
  (113分 退場)
7 ラウル(C)
  (96分 11 オーウェン
   
        ブッフォン

ゼビナ  チュラン   カンナ  ザンブロ

        エメルソン    

   カモラネジ      ペソット

 サラジェタ          デルピエロ

         ズラタン

布陣
        カシジャス

ブラボ  エルゲラ   サムエル  ロベカル

        グラベセン

   ベッカム        ジダン

         フィーゴ    

     ロナウド     ラウル

sub
12 ケメンティ GK GK 13 セサル
4 モンテーロ DF DF 22 パボン
15 ビリンデッリ   MF 4 ボルハ
18 アッピアー MF   20 セラデス
タッキナルディ
エメルソン
ザンブロッタ
イエローカード ソラリ
タッキナルディ レッドカード ロナウド
ブラージ 出場停止選手
ネドヴェド 戦線離脱中選手 ウッドゲイト

サルガド

観戦レポ

延長になる事は感づいたよ。だってスカパーがハーフタイムコメントとか試合前の様子とか削りまくる編集やったからさ、90分で試合が収まらなかったんだな、って事は誰でも気づきますよ。だから1-0でとりあえず90分間終える事は予想がついた。その時点で興奮度はやや下がるよね。マドリーが攻撃してても「どうせ点入らんやろ」って思って見てしまうしね。本当に集中して見たのは延長入ってからですよ、そっから先は結果知らんからね。スカパーさんもバレないように編集してほしいもんです。これを回避するには生で観るしかないねんけど生で観れるのは1試合だけですからね。さてさてとりあえずは90分間を振り返ってみます。ややダレて観てたので曖昧ですが、とりあえず攻めるユーベ、守るマドリーって構図。それはユーベがとにもかくにも1点取らないと進めないから。マドリーは90分間守りきろうなんて事はさらさら思ってなかったやろうけど、ユーベに押される格好で殆ど攻めれませんでした。ジダン、ベッカムが怪我をおしての出場だったので途中交代&出てる時間も精彩を欠いてたのが痛かった。グラベセンのボール奪取とロナウドのカウンターだけが目立つ展開。ユーベはズラタンのキープとカモラネージの推進力とサラジェタの意外性で攻めてました。特にカモラネージは出色の出来。ネドベド不在で心配されたけど、見事に穴を埋めてた。その活躍は右サイドだけに留まらず、左に真ん中に前に後ろにと。尚かつ120分間運動量落ちてなかったから脅威です。ネドベドの代わりがいたユーベとサルガドの代わりがいなかったマドリー。勝敗を分けたのはここでしょうか?いや最後の失点のブラボのクリアミスを責めてる訳じゃないよ。確かにあのクリアはへなちょこやったけど、それだけじゃなくて120分間ブラボは全く効いてなかった。本来は左やからってのもあるけどオーバーラップしても何も期待出来ない。これでは辛いよ。穴があるチームはこのレベルの試合では勝てない、って思ってましたけど正にそんな結末になってしまった。ユーベはブラージの穴もペソットが地味に埋めてたしね。最初メンバー見た時、ペソットが左SBでザンブロッタが1列上がるのかと思ってたんですが、ザンブロッタはいつも通りの位置でした。この方がバランスとかやりやすさも良かったのかもね。後はスコアラーに触れておきましょうか。まずは同点ゴールのトレゼゲ。涙のゴールでしたが、それも頷けます。病み上がりの久々の試合で大仕事ですからね。でもやってくれそうな予感は漂ってました。こういう試合だとエリア内で強いストライカーってのは輝きますね。続いてサラジェッタ。2年前カンプノウでバルサ相手に延長で同じ様に決勝ゴールを挙げましたが、今回はマドリーを潰しましたか。ゴールを決めた瞬間、そんな記憶が蘇ってきました。タッキナルディの暴走にロナウドがひっかかり両者退場した後だったので、このまま両チーム決まり手なくPK戦かな〜って思ってたので、これにはやられた。最後まで残してたカペッロの采配が見事だったという事でしょうか。と、まぁこんな試合でした。第1戦に続き両チーム名門っぷりを遺憾無く発揮した緊張感溢れる素晴らしい試合でしたよ。攻守の切り替えも速かったし、随所にハイレベルだし。途中までの結果さえ知らなかったら、もっと楽しめたと思います。実際延長の方が凄い時間過ぎるの早かったもの。

満足度:90%

MOM:カモラネージ