04-05UEFAチャンピオンズリーグ QF 2nd leg

2005.4.12 ジュゼッペ・メアッツァ
0
0-1
3
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得点
シェフチェンコ(30分、カカ
メンバー
1 トルド
GK
1 ジーダ
  (73分 46 アッビアーティ)
   
4 J・サネッティ(C)
2 コルドバ
23 マテラッツィ
16 ファバッリ
DF
2 カフー
13 ネスタ
31 スタム
3 マルディーニ(C)
 
 
6 C・ザネッティ
  (HT 11 ミハイロビッチ)
19 カンビアッソ
7 ファンデルメイデ
14 ベロン
18 キリー
  (HT 9 フリオ・クルス)
MF
21 ピルロ
23 アンブロッジーニ
20 セードルフ
22 カカ
 
 
10 アドリアーノ
  (51分 30 マルティンス
FW
11 クレスポ
  (69分 10 ルイ・コスタ)
7 シェフチェンコ
   
           トルド

サネティ  コルドバ   マテラツイ  ファバリ

     ザネティ    カンビアッソ

  ファンデルメイデ   ベロン    キリー

         アドリアーノ

布陣
         ヂダ

カフー  ネスタ   スタム  パオロ

        ピルロ  

   アンブロジニ     セドルフ

        カカ

   クレスポ    シェヴァ

sub
15 カリーニ GK DF 4 カラーゼ
13 ゼ マリア DF   26 パンカロ
21 カラグニース MF  MF  27 セルジーニョ
32 ビエリ FW   32 ブロッキ
FW 15 トマソン
キリー
コルドバ
カンビアッソ
イエローカード アンブロッジーニ
ネスタ
レッドカード
出場停止選手 ガットゥーゾ
レコバ
スタンコビッチ
戦線離脱中選手 F・インザーギ

観戦レポ

終わり方が終わり方なんで、試合を振り返る気にもなれませんが気を取り直して振り返ってみます。
まず1st legを0-2で終えたインテルは、とりあえず2点が必要な状況でした。3-0で勝ち抜け。
だけど1点でも取られちゃうと4点が必要になってくるかなり苦しい立場でもあります。
故に攻撃だけしてれば良い、ってなもんでもないので難しいのは難しい。
なのでミランからしたら上にも書いた通り1点さえ取れば良い訳ですよ、90分間で。3点取られたとしてもね。
俄然ミランが有利な条件でキックオフです。
インテルは若干システムを変えてきてアンディ、キリーのウィングを押し出した変則3トップシステム。
ですがこれが殆ど機能しなかった。元気だったのはキリーぐらいで、アドリアーノは常に前線で孤立。
インテルの惜しいチャンスは全てミドルシュートでした。
ベロンのトップ下、ってのはハマるかハマらないか2つに1つって感じですね、相変わらず。
そうこうしてる内に中盤での安定したディフェンス、最終ラインでのネスタ、スタムの強さで流れを手繰り寄せたミランが先制します。
シェヴァの華麗なコントロールミドルショットでした。
これで試合は決まったと言っても良かったでしょう。インテルは残り1時間で4点が必要になりましたが、とても取れる様なムードではございませんでした。
後半マンチーニはなんとかしようと選手交代。キリーを代える必要があったのかは疑問やけど、ミハイロとクルスの投入は正解でした。
5分足らずでアドリアーノをアクシデントで失う誤算もありましたが、代わったマルティンスがチャンスを作りまくり結果オーライの交代。
そんな感じで流れが良くなってきた71分、事件が起こります。
ミハイロビッチのCKからカンビアッソがヘッドで合わせて、まずは1点返します。
さぁこれから、って所でしたがこのゴールは取り消されてしまいます。
恐らくクルスによるヂダへのファウルを取ったんでしょうが、これは厳し過ぎます。そして抗議のカンビアッソにはイエローカード。
これで遂にインテリスタがキレました。
発煙筒投げまくり、ペットボトル投げまくり。
そしてこれがヂダに当たっちゃったから大変です。
勿論試合は中断。ヂダはアビアーティと交代。かなりの時間があって再開されたものの止まらない発煙筒の投げ込み。
で、結局没収試合って感じになったと思われ。賢明な判断だったと思うよ。
逆転は無理にしても折角良い流れになってきて、さぁこれからって時だったのにわざわざ自分達から中断に追い込む様な事をしたインテリスタの心理は全く理解出来ませんが、デルビーですからね。
我々日本人には理解出来なくて当然かも。でも絶対に許される行為では無いと思うし、また残念ではありました。

満足度:75%

MOM:セードルフ