04-05UEFAチャンピオンズリーグ グループA第1節 

2004.9.15 リアソール
0
0-0
0
0-0
 
得点
 
メンバー
1 モリーナ
GK
71 ニコポリディス
   
2 マヌエル・パブロ
5 セサール
14 アンドラーデ
3 ロメロ
DF
30 パントス
  (89分 19 コストウラス)
12 シュレール
32 アナトラキス
3 ベネティディス
 
 
12 スカローニ(C)
8 セルヒオ
11 ムニティス
  (89分 24 エクトル)
21 バレロン
19 ルケ
  (71分 10 フラン)
MF
1 カフェス
6 ストルティディス
5 リバウド
10 ジオバンニ
  (77分 14 マブロゲニディス)
21 ゲオルガトス(C)
  (86分 31 ゲオルギアティス)
 
 
7 パンディアーニ
FW
9 オッカス
   
        モリーナ

パブロ  セサル   アンドラデ  ロメロ

    スカロニ    セルヒオ

ムニティス   バレロン      ルケ

       パンディアーニ

布陣
        ニコポリディス

パントス  シュレル   アナトラ  ベネティ

      カフェス  ストルティディス

 リバウド    ジオバンニ   ゲオルガトス

          オッカス

sub
13 ムヌア GK GK 34 ヤヌ
15 カプデヴィジャ DF DF 25 バッラス
20 アモ   MF 7 カスティージョ
33 ピタ MF    13 レジッチ
22 チャンギ FW
パンディアーニ

セサール

イエローカード カフェス

オッカス

レッドカード
出場停止選手
ドゥーシェル

マウロ・シウヴァ

ヴィクトール

トリスタン

戦線離脱中選手 ジョルジェビッチ

マリッチ

観戦レポ

オリンピアコスの守りばかりが目立った試合でした。
ここで言う「守り」ってのは、通常のディフェンスに加え、汚いファウルも含みます。
組織的な人数をかけるプレッシングも見事にハマッてましたが、それ以上にファウルが多かったよ。
特に危険なファウルがね。
主審の判断が良かったか悪かったかは意見が分かれる所でしょう。
あれだけ悪質でイエロー2枚ってのは明らかに少ないですが、良く言うと「ゲームを壊さなかった」とでも言いましょうか。
審判によっては退場者続出の試合になっていた可能性もあります。
でも最初にロハ出してたらそれ以上ファウルが出なかったかもしれないしね。
審判ってのはホントに難しい職業ですよ。
ただデポルの選手は可哀相。
私がデポルびいきだから言うんじゃなくて、苦痛に顔を歪めてピッチに倒れる姿は見てられないものでした。
しかしこれもCLなんですよね。
こういう厳しさも。

ファウル以外では、リバウドがバリバリ目立ってましたね。
攻撃に割ける人数が限られているオリンピアコスにおいて、リバウドの存在はやはり唯一無二です。
見慣れない右サイドにポジションをとっていましたが、場所が何処でも才能が落ちる事はありませんでした。
一度ボールを持てばデポルDFを1人、2人とかわし、大きなサイドチェンジ。
ロングシュート、取られないキープ、そして独特の胸トラップからのオーバーヘッドシュート。
これぞリバウドです。
リアソールの観衆もある意味ブーイングしがいがあったこの日のリバウド。
もっと周りがついて来ればオリンピアコスにゴールが産まれていたでしょうね。
オッカスの外し屋魂はこの日も健在でしたから(苦笑)

デポルはどうだったかと申し上げますと、正直良くなかった。
オリンピアコスの90分間落ちないスタミナによる徹底したディフェンスと悪質なファウルに苦しめられたとはいえ、それでも本来のデポルでは無かった

原因?
ただ単純にチームが仕上がってないだけ、と信じたいですね。
まだ始まったばかりですし。
際立って「ここが悪かった」みたいな所も無かったですし。
ホームでエンパテ発進は激戦が予想されるこのグループにおいては非常に良くない結果だと思います。
でも最終的にはキッチリ帳尻合わせれるチームだと信じております。

オリンピアコスは、アウェイでは徹底してこういう戦い方でアリだと思いますよ。
他のチームからも上手くいけば勝点1ずつ獲得できるでしょう。
ただ、ホームでどう戦えるかですね。
攻撃にシフトした時に、ゴールを奪える形があるんでしょうか?
リバウドやジオバンニの個性任せでは上には上がれ無いでしょうね。

満足度:60%

MOM:リバウド