04-05UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg |
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2005.3.8 スタンフォード ブリッジ
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4
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3-2
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2
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1-0
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グジョンセン(8分、ケズマン) |
得点
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ロナウジーニョ(27分、PK) | ||
ランパード(17分) | ロナウジーニョ(38分、イニエスタ) | |||
ダフ(19分、コール) | ||||
テリー(76分、ダフ) | ||||
メンバー
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1 ツェヒ |
GK
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1 V・バルデス | ||
20 P・フェレイラ (51分 2 ジョンソン) 6 R・カルバリョ 26 テリー(C) 13 ギャラス |
DF
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2 ベレッティ (84分 8 ジュリ) 5 プジョル(C) 23 オレゲル 12 ファンブロンクホルスト (HT 16 シウビーニョ) |
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4 マケレレ 8 ランパード 10 ジョー・コール 11 ダフ (86分 29 フート) |
MF
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14 ジェラール 20 デコ 6 シャビ |
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9 ケズマン 22 グジョンセン (79分 30 ティアゴ) |
FW
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9 エトー 24 イニエスタ (86分 11 M・ロペス) 10 ロナウジーニョ |
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ツェフ
パウロ カルバリョ テリー ガラス マケレレ ランパド コール ダフ ケズマン グジョンセン |
布陣
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バルデス
ベレッチ プジョル オレゲル ジオ ジェラール デコ チャビ イニエスタ ロニー エトー |
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sub
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23 クディッチーニ | GK | GK | 25 ジョルケラ | |
5 スメルティン | MF | DF | 19 F・ナバロ | |
14 ジェレミ | 32 ダミアー | |||
19 パーカー | MF | 22 アルベルティーニ | ||
P・フェレイラ ケズマン ジョンソン |
イエローカード | ファンブロンクホルスト シャビ |
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レッドカード | ||||
ドログバ | 出場停止選手 | |||
ロッベン
ブリッジ フォルッセル |
戦線離脱中選手 | モッタ
ガブリ エヂミウソン ラーション マルケス |
観戦レポ
負けました。
レポ書く気力もありません。でも今の率直な感想をぶつけてみたいと思います。
試合前、チェルシーの不安要素はドログバ、ロッベンの不在でした。
1試合目を負けてるので、点を取りに行かなければいけない状況なのに、攻撃のエース2人を欠いています。
逆にバルサの不安要素はピボーテ。
こんな大事な試合なのにマルケスが負傷で出れません。負傷者続きのこのポジションですが、その負の遺産が全てこの試合で出てしまった。
アルベルティーニもまだ加入したてだし、って理由もあって多分ジェラール先発だったんでしょけど、ここが穴でした。
中盤の底で攻撃を防げず、簡単に前を向かせ過ぎた。「そこで止めろ」「もうファウルでもいいから止めてくれ」って場面でも振り切られるもしくは止めれない。
ジェラールだけの責任じゃ無いけどねぇ。
序盤の3点奪取はホントにキツかったよ。正直諦めた。この時点で。
それぐらいディフェンスが緩々だったし、軽すぎだった。
ジオもオレゲルもバルデスもジェラールもプジョルも皆の責任ですよ。
結局この3失点が大きく響くんですよね。
そりゃ一時は逆転したよ。この逆転劇は非常に素晴らしかった。
この試合でっていうか180分トータルで初めて自分的に余裕を持てた。
というのが、ガウショの逆転ゴールがあまりに美し過ぎたから。
あの局面でサンバを踊れますか?
目の前にはリカルド・カルバリョ、そして奥にはGKツェフ。それ以外にも前後左右4人に包囲されている状態。
誰もがパスを想像した。エリアにダイアゴナルに入るイニエスタ。
出すか、と思った瞬間、ゴールは優しくネットを揺すってました。
ツェフ一歩も動けず。
後で詳しく書くけど、この日のツェフは本当に素晴らしく、正に世界一のキーパーと言っても異論は無かったでしょうが、そんなツェフが微動だに出来ませんでした。
なんだかね、気持ちが凄く明るくなったんですよ。
それまではず〜と緊張しながら観てたんですけど、なんかこのゴールが産まれた瞬間、勝敗とかビッグイヤーとか関係無く楽しまなきゃいけない、って思いました。
これが敗戦を受け入れれる大きな理由のひとつです。
少なくともガウショ個人はモウリーニョチェルスキーに圧勝してたよ。
で、2つ目の理由がさっきも書いたツェフの存在です。
この日のMVPは文句無くツェフでしょう。
逆転した状況でハーフタイムを迎えたバルサですが、この時点でもまだ楽観視してる人はいなかったと思います。
それは多分サポも選手も含めてね。
残り45分間を無失点で抑えれるとは、この日のバルサのザルディフェンスを観た限りでは到底思えませんでした。
それに元来バルサは守り切ろうなんてサッカーはしないチーム、っていうか出来ないチームっていうか、やろうとした方が悪い結果になるっていうか。
なので焦点は3点目です。
この「3点目」っていうのが2試合通じてのバルサのキーワードになっちゃいました。
結局1試合目も2試合目も3点目が取れなかった事がチェルシーに希望を持たせる結果になり、敗戦に繋がったと言えるでしょう。
で、その3点目を取らせなかった最大の立役者がツェフですわ。
バルサ寄りで観てるから余計そう思うのかも知れないですが、全く入る気がしない。
ガウショのPKの時も凄くゴールマウスが小さく見えたしね。
ツェフがファインセーブを連発するたびに、どんどん胃が痛くなっていきました。
この日だけでも何本止めたよ?
「こぼせ!」って場面でも絶対前にこぼしてくれないし、鋭いミドルも確実にクリアしていきます。
そりゃね、エトーを筆頭に決定機を決めれなかったのも事実やけど、それもツェフの存在感があったからだと思われ。
バルデス君もね、結構ええセーブ披露してたけど、この日のツェフと比べると見劣りしちゃうわ。
バルサが喫っした4失点全てツェフだったら防げたんじゃないのか?って気にすらなっちゃう程でした。
だからね、ある意味こんな良いGKがいるんだったらしょうがない、っと納得するしかor自分に言い聞かせるしかないんですよ。
バルサが負けた、もうビッグイヤーの望みは全く無い、という悲しき結果さえ除けば非常におもしろく、またとんでもなくLVが高い試合でしたよ。
こんな試合を観れたのは幸せだし、こういう試合で一喜一憂するのこそ最高の喜びです。
なのでそんな素晴らしい試合に水をさす、いやバケツごと水をブッかけてくれたセルジオ越後の解説には腹が立って仕方が無いです。
モウリーニョのサッカースタイル以上に苛々しますね。
元々生理的に受け付けないタイプなんで、しょうがないですけど、こんな大一番に彼をもってくるかスカパーさんよ。勘弁して下さい。
相変わらず知識は無いし、選手の事何も知らないし、間違った見解or独自の理論ばっかりだし、もう聞いてて苛々しっぱなしですよ。
声を消せてスタジアムの歓声とかだけに出来れば凄く良いなと思いました。
ただそれが出来ると八塚さんの実況まで聞けなくなっちゃいますからね。
折角八塚さんの実況でテンション上がってもセルジオの声で萎える、の繰り返しでした。
以後はホントに勘弁して下さいよ、スカパーさん。
満足度:0%(バルサが負けたので。でも純粋にイチフットボールフリークとして言うなら100点満点の興奮度の試合でした)
MOM:ツェフ