04-05 UEFAチャンピオンズリーグ グループF第2節

2004.9.29 カンプ ノウ
3
1-0
0
2-0
デコ(15分、ロナウジーニョ
得点
 
ロナウジーニョ(64分、PK  
エトー(89分、イニエスタ  
メンバー
1 V・バルデス
GK
16 ラシュトゥフカ
   
2 ベレッティ
5 プジョル(C)
23 オレゲル
  (90+1分 19 F・ナバロ)
12 ファンブロンクホルスト
DF
14 ストイカン
  (90+3分 7 バティスタ)
2 バルカウアン
18 レバンドウスキ
26 ラット
 
 
15 エヂミウソン
20 デコ
  (83分 24 イニエスタ)
6 シャビ
MF
4 ツモスチュク(C)
6 ドゥリャイ
9 マツザレム
10 ヴュキッチ
  (76分 8 バハレフ)
 
 
10 ロナウジーニョ
8 ジュリ
  (76分 7 ラーション)
9 エトー
FW
29 マリカ
25 ブランドン
  (HT  11 ボロベイ)
   
          バルデス

ベレッチ  プジョル   オレゲル  ジオ

         エヂミウソン

     デコ       シャビ

 ジュリ             エトー

        ロナウジーニョ

布陣
       ラシュトゥフカ

ストイ  バルカウ   レバンド  ラット

       ツモスチュク

  ドゥリャイ      マツザレム

        ヴキッチ

   マリカ       ブライドン

sub
28 ルベン GK GK 12 シュトコフ
26 モラ アルタバ DF DF 3 ヒュブシュマン
27 ペーニャ     28 フロレア
14 ジェラール MF FW 20 ビエリク
ファンブロンクホルスト イエローカード レバンドウスキ
レッドカード
出場停止選手 スルナ
モッタ

マルケス

ガブリ

シウビーニョ

ジョルケラ

戦線離脱中選手 アガホア

観戦レポ

期待以上の素晴らしい内容となりました。
バルサは相変わらず好調を維持してるので、これは期待出来るのは当然として、問題はシャフタルでした。
前節のミラン戦はファンタスティックな攻撃サッカーを魅せてくれましたが、アウェイとなるとどうなのか?
そこが懐疑的でしたが、ホームでもアウェイでもオモシロいチームでした。
むしろシャフタルが、バルサの良さをより引き出したともいえるのでは?

シャフタルは、一見すると守備的に見えます。
しかしそれはバルサが強いので、仕方なく押し込まれてるってだけであって、気持ちまでは引いてません。
その攻撃精神はマイボールになった時に顕著になって現れます。
オフザボールの動きが実に良いです。
ボールを持っていない選手の動き出し、連動性、3人目、4人目のウラの動きが見事。
特にマリカが素晴らしい。
18歳とまだ若いし、順調に育てば良いWGになれる期待は大です。

ここまでシャフタルをベタ褒めですが、それ以上に良かったのがバルサでした。
スコアは3-0ですが、チャンスはもっとありました。
簡単に言うとバルサ外し過ぎ(苦笑)
途中から入ったラーションでも3度の超決定機がありました。
エトー、ガウショ、ジュリ、デコも何回外した事やら。。。。。
でもそんなん別にかまわないんです。
外した事以上に、それまでの過程が素晴らしかった。
美しいパスワーク、ワイドな展開、トリッキーなパス、視野の広さ、全員の意思統一、オーバーラップ、ウラへの動き。
パーフェクトです。
皆良かったよ。
その中心はデコ、シャビの中盤ですが、やはりガウショのスパイスは欠かせませんでした。
前半はベレッチ、後半はジオとオーバーラップも効いてました。
途中から入ったイニエスタも、しっかりと仕事をしました。
デコとは違う味付けが出来るぞって所をアピールしてくれました。

「美しく勝つ」今のバルサは、これが出来てます。
いや〜、むしろ出来過ぎかな。
こんな早い時期にチームが完成に近づいてるのが、ある意味不思議です。
ですが、どんなチームにも絶対に波があります。
今後落ちる事を想定して、今の内に勝っとけバルサ!!
そしてライカーは、その波を小さい波にする事を考えなければなりませんね。
まだまだシーズンは始まったばかり、バルサは調子が良いとはいえ、まだ何かを勝ち取った訳ではありません。

油断大敵油断大敵油断大敵油断大敵油断大敵油断大敵油断大敵油断大敵

しか〜し、こんだけオモロいフットボールを魅せてくれると自然と顔がほころびますなぁ〜。
今は何も考えず楽しみましょ(^○^)

満足度:90%

MOM:ラシュトゥフカ