04-05 UEFAチャンピオンズリーグ　グループG第2節
2004.9.29　コンスタント ファンデン ストック・スタディオン
アンデルレヒト	1	0-1	3	インテル
		1-2
バセッジオ（90+4分）	得点			マーティンス（9分、アドリアーノ）
				アドリアーノ（51分、エムレ）
				スタンコビッチ（55分、ベロン）
メンバー
24　ペエルスマン	GK			1　トルド
37　ヴァンデンボーレ 27　コンパニ 34　トラオレ 3　デシャフト	DF			13　ゼ マリア 2　コルドバ（C） 3　ブルディッソ 16　ファバッリ 　　（52分　4　J・サネッティ）
15　ハシ 　　（64分　10　バセッジオ） 21　ゼッターベルグ（C） 9　ムボ・ムペンザ 17　ヴィルヘルムソン	MF			19　カンビアッソ 14　ベロン 25　スタンコビッチ 　　（69分　8　ダービッツ） 5　エムレ
8　イェストロビッチ 　　（71分　22　イアチチョウク） 26　ディンダーヌ	FW			30　マーティンス 10　アドリアーノ 　　（67分　9　フリオ・クルス）
ペエルスマン バンデン　　コンパニ　　　トラオレ　　デシャフト 　　　　　　　ハシ　　　　　ゼッテルベリ ムペンザ　　　　　　　　　　　　　　　ビルヘルム 　　　　　イェストロ　　　ディンダーヌ	布陣			トルド ゼマリア　　コルドバ　　　プルディソ　　ファバリ 　　　　　　　　　カンビアソ 　　　　　ベロン　　　　　　　デキ 　　　　　　　　　　エムレ 　　　マルティンス　　　　　　アドリアーノ
sub
1　ジトカ	GK		GK	12　フォンタナ
5　デブック	DF		DF	23　マテラッツィ
4　ヴァンデルヘーゲ	MF		MF	7　ファンデルメイデ
7　ロヴレ			FW	20　レコバ
23　ジュニオール
トラオレ ハシ	イエローカード			ベロン マーティンス
	レッドカード
	出場停止選手			ミハイロビッチ
ティヒネン ジェブワコフ	戦線離脱中選手			ビエリ キリー ガマラ ココ C・ザネッティ

観戦レポ

圧倒的な実力の差を見せつけられた感じの試合です。
これでまだレコバやビエリやミハイロビッチが出てないんだから溜め息が出ます。
まずは開始9分アドリアーノが格の違いを見せつけます。
左サイドでDF2人のマークをものともせずに簡単にかわして中へ速いクロス。
これで勝負アリでした。
飛び込んだマルティンスとの意図もピッタリで先制ゴール。人数的には2対6だったけど、勝ったのは2人の方でした。
この結果だけで、この日のインテルの勝利を確信しました。
前半はこの後まったりと進みます。
あえてアンデルレヒトにも好機を与えてあげたみたいにもとれる余裕さ。
ですが、後半開始からは再び攻勢を再開します。
そして僅か10分たらずで2点を追加し一気に勝負を決めました。
決めたい時に決めれるみたいな強さを感じましたね。いづれも際立った個性でのゴールでした。
アドリアーノの高さ＆強さとベロンの展開力、デキの正確なシュート精度とね。
この日のインテルの中盤は非常に流動的でして、基本的には上の図の様なダイヤモンド型ですが、エムレが左に行ったり、ベロンが下がったり前に出たり、デキが真ん中に入ったりと様々。
DFラインも特に危なげなくって、闘将サネッティや闘犬ダービッツを途中投入するぐらいの余裕さですから。
ロスタイムに失点したのは必要の無いものでしたが、後に残る傷でも無いしね。
さてアンデルレヒトは駄目駄目だったのか？
って言うと、そうではなくて根本的にインテルとチーム力が違ったって感じです。
ベルギーリーグなんかだと個性的な面々かもしれないですが、このLVだと個性消されちゃいます。
コンパニやバンデンボーレなんかも若さが目立つってLVに留まってしまいますわ。
連敗スタートですが、まだまだ始まったばかりです。インテルは別格として、2位狙いで頑張りましょう。

満足度：60％

MOM：アドリアーノ