03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループE第2節 

2003.10.1 ゴットリーブ ダイムラー・シュタディオン
2
0-0
1
2-1
サビチ(50分、ラーム
得点
ニステルローイ(67分、PK
クーラニー(52分、サビチ  
メンバー
1 ヒルデブラント
GK
14 ハワード
    
2 ヒンケル
DF
2 G・ネヴィル
6 メイラ 5 ファーディナンド(82分 21 フォルラン
5 ボルドン 27 シルベストル
21 ラーム(71分 12 ゲルバー) 22 オシェアー(65分 25 フォーチュン)
 
 
20 ソルド(C)
MF
16 ロイ・キーン(C)
8 ヴラニェス(73分 13 ティファート)
3 P・ネヴィル
15 フレブ(87分 7 マイスナー) 18 スコールズ
16 ヘルト 7 C・ロナウド(90+2分 24 フレッチャー)
   
22 クーラニー
FW

10 ニステルローイ

19 サビチ 11 ギッグス
   
       ヒルデブラント

ヒンケル  メイラ   ボルドン  ラーム

         ソルド

  ヴラニス         フレブ

         ヘルト

     クラニ      サビチ

布陣
     ハワード

G  リオ   シルベ  オシェイ

   キーン   P

スコルズ       ロナウド

        ギグス

    ニステル

sub
23 ハイネン GK GK 13 ロイ・キャロル
14 セントゥリオン MF MF 8 バット
11 アマナティディス FW 19 ジェンバ=ジェンバ
18 カカウ FW 12 ベリオン
ティファート イエローカード G・ネヴィル
レッドカード
出場停止選手
ダンゲルマイル

ムツェル

戦線離脱中選手 ブラウン

クレベルソン

スールシャール

観戦レポ

すんげえ手拍子で盛り上がってます。試合前から良い雰囲気です。VfBは、ブンデスで未だに無失点中です。しかもまだ負け無し。
一方ユナイテッドは、アーセナルと乱闘やって大変だったみたいですけど、スコールズ、キーンといった所が怪我から戻って来ました。
逆にソルスキアが戦線離脱。今日はロナウド君が先発です。そのユナイテッド攻撃陣ですが、前線の4人は、実に流動的です。
スコールズは、いつも通り右に左に前に後ろに真ん中に、と運動量抜群だし、ロナウド君も基本的には左に張っている事が多かったですけれども、時には右に、時にはニステル追い越して前へ、と魅力的です。
ギグスもFWの位置からウィンガーまでこなし、ニステルも前で張ったりサイドに開いたりと。
この4人に苦しめられ前半は、ユナイテッドが攻めて、VfBが守る図式で展開します。でもVfBも、カウンター的な速くミドルシュートも多い攻めは、効果的でした。
さて後半。立ち上がりから攻勢にかかるのは、VfB。ヘルトのCKが直接ゴールを襲い、あわやの所でスコールズがライン上でクリアしたのがゴールの予兆でした。
後半5分、ロングボールをラームがヘッドで流し、走り込んだサビチがコースを狙ったタイミング良い見事なシュートを丁寧に流し込み先制します。
更に2分後、あっという間の追加点が産まれます。カウンターからサビチ、クーラニーと渡って、クラニはGKと1対1に。浮かしたシュートは、バーに当たって入りました。
なんと2-0。お祭り騒ぎです!!!!!
たまらずフォーチュン投入で攻めに出るユナイテッド。ロナウド君がヒルデブラントに倒されてPKをゲット
ニステルが豪快に決めて、1点差にしたまでは良かったのですが、そこからは中々鉄壁の守備を崩せません。
そうこうしてる間にVfBにチャンスが訪れます。クラニが上手くトラップをしてエリア内でリオのファウルを誘い、PK。
残り10分という時間帯での追加点となると、これは試合を決定づけるものとなるでしょう。しかもこのプレーでリオは負傷交代を余儀なくされます。
そんな状況でメイラのシュートを止めたハワードには大拍手ですね。このキーパー、ホンマにやりおる。
これで一気にムードは必然的にユナイテッドに。いつ同点にされても全くおかしくないシーンが続きます。
が、何とか乗り切って、ユナイテッドから貴重な勝ち点3奪取に成功しました。内容でも優ってたので、ある意味順当勝ちといえるかもしれませんがね。
安定したディフェンス、両SBの積極的な上がり、カウンター時の動き出しの早さ等、目に付く点はいくつもありました。この若いチームが成長していく姿は非常に楽しみです。
ユナイテッドは、負けたものの収穫も結構あったと思います。それにオモロイしね。

満足度:80%

MOM:ヒンケル