03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループD第6節 

2003.12.10 エスタディオ・アノエタ
1
0-1
1
1-0
デ・パウラ(51分、X・アロンソ
得点
ハカン・シュクル(26分、ベルカント
メンバー
1 アルベルト
GK
1 モンドラゴン
   
14 L・レカルテ
2 クヴァルメ
6 シュレール
3 アランサバル(C)
DF
30 タマス
5 F・デブール
  (86分 9 ユミト・カラン)
3 ビュレント(C)
 
 
4 X・アロンソ
18 アルキサ
  (87分 23 ボリス)
8 カルピン
17 ガビロンド
MF
24 ペトレ
55 サブリ
57 ハカン・ユンサル
  (76分 19 ジハン・ハシュポラトリ)
11 ハサン・サス
  (66分 6 アリフ)
67 エルギュン・ペンベ
 
 
15 ニハト
  (90分 7 ハウレギ)
21 デ・パウラ
  (72分 11 アランブル)
FW
10 ハカン・シュクル
7 ベルカント
   
         アルベルト

レカルテ  クバルメ   シュレル  アランサ

       シャビ  アルキサ

カルピン               ガビロン

     ニハト     デパウラ

布陣
        モンドラゴン

    タマス  デブル  ビュレント

サブリ      ペトレ      ユンサル

     ハサン      エルギュン

           ベルカント

    ハカンシュクル   

sub
13 サイサール GK GK 12 アイクト
10 デ・ペドロ MF DF 29 ピラチス
12 プリエト   MF 20 ボルカン
19 李天秀 FW FW 22 アブドゥラ
X・アロンソ イエローカード ベルカント

ハカン・ユンサル

レッドカード
コバセヴィッチ 出場停止選手 アイハン
ヴェスターフェルト

ポティヨン

戦線離脱中選手

観戦レポ

ラレアル勝点8、ガラタサライ勝点6。
ユーベが既に突破を決めている為、残る椅子は1つのグループDは正にこの試合で運命が決まります。
勝つ以外に無いのガラタサライは勿論の事、引き分けでも良いラレアルにとっても正念場の試合である事には間違いありません。
そんな重い試合ですが、ラレアルはエースのコバチェビッチと守護神ヴェステルフェルトが出れません。
この攻守の要2人が出れないのは大きいですよ!
代役のデパウラに注目が集まる中キックオフの笛が鳴り響きます。
アウェイながら必死のガラタサライは4バックながら、ほぼ3バック気味に攻勢に出ます。
それでいてデブールを余らした様な感じの守備も良い感じです。つかラレアルの攻撃陣が元気無し。
中央の攻めに迫力不足が否めません。
そうこうしてると26分、カウンターからガラタサライが先制点を奪います。
1度カウンターは止められたかに思えましたが、ベルカントのキープから何故かハカンシュクルがポッカリ空いてしまって、そこにパスを通されてしまいます。
初めてのピンチだったアルベルトの飛び出しも冷静に見切ってゴールに浮かせて決めました。
この辺りの落ち着きは流石ですな。トラップが流れても全然慌てないもんね。
でもねガラタサライが良かったのは、この時間だけでした。
後は全部ラレアル。
ニハト、レカルテが個人技を魅せます。が、やはり後1枚が足りないまま後半へ。
あんまり得点の予感がしないが、大丈夫なのかラレアル?!
しかしそんな不安は直ぐに解消されます。
後半6分それまで全く影の薄かったデパウラが値千金の仕事をやってのけます。
シャビアロンソのFKを見事なトラップから右足で叩き込みました。
これは嬉しいですよ!ここまで仕事らしい仕事をしてなかったですが、これでFWとしての仕事は達成したと言えるかもしれませんね。
そりゃね、試合を通してチャンスを作ったり、決定機が多かったり、運動量が豊富だったりしたのは明らかにニハトですが、デパウラは全く絡めて無かった分を帳消しにするゴールです。
その後、攻撃的なメンバーを次々に投入しながらも何だか上手くいかないガラタサライを尻目に着実にラレアルは逃げ切りに成功し、ベスト16を決めました。
勝負所でチカラが発揮できなかったガラタサライですが、これも実力なんでしょうか?
ラレアルの方は結果的にはOKで、選手層的な面でも上積みできましたが、これからの闘いを考えると不安は残りますよね。
昨季のリーガみたいな強さを求めるのは酷ですな。

満足度:55%

MOM:ニハト