03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループF第5節 

2003.11.26 エスタディオ・ダス・アンダス
2
1-0
1
1-1
マッカーシー(25分、マニシェ
得点
デリバシッチ(90+2分、サヴィッチ
マッカーシー(50分  
メンバー
99 V・バイーア
GK
27 パンティッチ
   
22 P・フェレイラ
2 ジョルジュ・コスタ(C)
4 R・カルヴァーリョ
30 マリオ・シウバ
DF
14 ジョルジェヴィッチ
7 ストヤノスキ
  (78分 10 ドゥルロヴィッチ)
24 サヴィッチ
 
 
6 コスティーニャ
18 マニシェ
10 デコ
MF
4 ドゥリャイ
18 イヴィッチ
2 チルコヴィッチ
  (38分 32 ラドビッチ)
15 マルバサ
22 イリッチ(C)
  (58分 11 チャカル)
17 イリエフ
 
 
77 マッカーシー
  (67分 29 ウーゴ・アウメイダ)
17 ボジングワ
  (HT 23 ペドロ・メンデス)
11 デルレイ
  (80分 9 ヤンカウスカス)
FW
9 デリバシッチ
   
          バイア

フェレイラ  コスタ   カルバ  マリオ

         コステニャ

      デコ      マニシェ

 ボジングワ            デルレイ

         マッカーシー 

布陣
         パンティッチ

   ジョルジェ  ストヤノ  サビッチ  

チルコ   ドライ    イビッチ   マルバサ

     イリッチ     イリエフ

         デリバシッチ

sub
13 ヌーノ GK GK 1 ラダコヴィッチ
3 ペドロ・エマヌエル DF DF 20 ミロヴィッチ
5 リカルド・コスタ 25 バイッチ
25 リカルド・フェルナンデス MF 26 ルザサ

マニシェ

ジョルジュ・コスタ

イエローカード
レッドカード
出場停止選手
ペイショット

ヌーノ・ヴァレンテ

アレニチェフ

戦線離脱中選手 クラリ

ウェスト

観戦レポ

ポルトは勝てば突破が決まります。このスタジアムでのラストゲームなので勝って終わりたいでしょう。
パルティザンは可能性は薄々ですが、首の皮一枚粘れるでしょうか?
序盤からポルトのプレッシングが効きます。もう「前から前から」ですよ。デコも含めたフォアチェックが実に厳しいです。
テクニックでもポルトの方が一枚上手ですので、こうなるとパルティザンはどうする事もできません
時間の問題の先制点は25分でした。
左サイドからマリオシウバのセンタリングをマッカーシーが一旦は空振りますが、こぼれ球をマニシェがミドルシュートをかまします。
パンティッチは弾くのが精一杯で、リバウンドを再びマッカーシーが押し込みました。
最大の焦点だった先制ゴールが決まった事によって、ポルトの突破及びパルティザンのモチベーションがグッと上がって下がります。
この後もマッカーシーはやりたい放題です。
鋭い反転シュートを見せたり、オフサイドラインをかいくぐったり、絶妙なポストプレーを魅せたりと、手がつけられません。
ベニーが元気だと活気づくね!
為す術が無いマテウスは後半どんな策を練ってくるのでしょうか?
入念な指示が行われたようなハーフタイムの雰囲気でしたが、全てが1つのミスで吹き飛びます。
後半5分、デコのスルーパスにマッカーシーが飛び出します。サヴィッチのカバーで事なきを得た様に思われましたが、このバックパスがゴールに吸い込まれてしまいます。
定石通りゴール枠を外れた所でパスを貰いに出たパンティッチと、そのまま返してしまったサヴィッチ。大事な場面で痛い連携ミスです。
全てが台無しになってしまいます。記録は直前で詰めたベニーの何ともオイシイごっつぁんゴールとなりますた。
試合を決定づける2点目です。しかしポルトは緩めません
この後もコスティーニャ中心の鋭い中盤でのプレッシングが光ります。
パルティザンの打開策はドゥルロビッチ以外にありませんでした。
ポルトサポからも拍手を受けて気を良くしたのか、センタリングにセットプレーにと決定的なチャンスを演出します。
でも投入が遅すぎましたよ。一矢報えたのはロスタイムでした。
セットプレー崩れからサヴィッチが返したボールを上手くデリバシッチが処理してバイーアも落ち着いて倒して流し込みました。
悪く無いゴールでしたが、反撃もここまででホイッスルです。
ポルトが3連勝でマルセイユの結果に関係無く自力突破を決めました。
これによりパルティザン、マルセイユは自動的に脱落が決定です。まぁ、場面場面では可能性を魅せてくれたチームではあったんですがね〜。

満足度:55%

MOM:コスティーニャ