03-04UEFAチャンピオンズリーグ R-16 第2戦

2004.3.9 スタッド・ジェルラン
1
0-0
0
1-0
ジュニーニョ(77分、リュインドゥラ
得点
 
メンバー
1 クペ
  (16分 25 ヴェルクートル)
GK
1 アルベルト(C)
   
2 デフランドル
3 エヂミウソン
20 ミュラー(C)
11 マルダ
DF
14 L・レカルテ
7 ハウレギ
6 シュレール
  (85分 21 デ・パウラ)
22 ポティヨン
 
 
7 M・ディアッラ
14 ゴヴ
4 エッシェン
8 ジュニーニョ・ペルナンブカーノ
24 ドラソー
  (87分 23 ベルト)
MF
11 アランブル
  (60分 15 ニハト)
4 X・アロンソ
18 アルキサ
8 カルピン
17 ガビロンド
  (60分 10 デ・ペドロ)
 
 
18 リュインドゥラ
  (83分 9 エウベル)
FW
9 コバセヴィッチ
   
        クペ

デフラ  エヂミ   ミュラ  マルダ

        ディアラ  

ゴヴ  エシェン   ペルナン  ドラソ

       リュインドゥラ

布陣
         アルベルト

レカルテ  ハウレギ   シュレル  ポテヨン

   アランブル  シャビ  アルキサ

カルピン               ガビロン

         コバセビチ

sub
22 サルトル DF GK 13 サイサール
32 クレルク   DF 23 ボリス
29 ゴメズ MF MF  12 プリエト
31 ベルグニュー FW FW 19 李 天秀
エヂミウソン イエローカード カルピン

ハウレギ

シュレール

レッドカード
出場停止選手
カサーパ

レベイェール

デルモット

戦線離脱中選手 ヴェスターフェルト

アランサバル

観戦レポ

アウェイで勝利したリヨンは随分楽に臨める筈のこの試合。
引分けでもOKなんですが、そんな風には考えないのがこのチームのスタイルです。
本来アタッカーのマルダを左SBの位置に起用した事からも意気込みが伺えます。
そしてそれは同時にカルピン対策も含んでいる訳でして、スピードでカルピンを封じようと考えている訳なんですな。
ラレアルは、とりあえず得点をして勝たなきゃダメなんですが、中々メンバーが揃いません
この日もヴェステルフェルト、アランサバルの主軸の故障に加えて、ニハト、デペドロもベンチスタート。
こうなると本来のラレアルらしさを出そうというのは結構難しい訳でして、頼れるのがレカルテ、カルピンの右サイドくらいなんですよ。
コバセビッチもどうしても孤立しがちになるし、シャビアロンソもポジション的に守備に回らなきゃならないケースも多いしね。
クペの早々の故障離脱という付け込みたい相手のアクシデントも上手く生かせずじまい。
ニハト、デペドロを出してからは昨季の輝かしい「ラレアルフットボール」の片鱗も垣間見えましたが、それを吹き飛ばしたのがリュインドゥラでした。
実に見事なアシストでしたよ。抜け出すタイミング、独走するスピード、そして冷静にフリーのペルナン君への折り返し。
決めたのは役者のジュニーニョでしたが、リュインドゥラにはホントに凄い可能性を感じますね。
それは交代させられる時の凄い悔しそうな顔が表していましたね。
結局らしさが最後まで殆ど出せなかったラレアルを尻目にリヨンがベスト8を決めました。
このカードはかなり激しい試合になるかなと思っていたんですが、2試合通じて結構静かに終わりましたね。
原因はやはりラレアルの不調でしょう。CLとリーガの掛け持ちってのは改めて辛いのだなと実感しました。

満足度:55%

MOM:ゴヴは頑張ってたと思うんですが