03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループG第4節 |
||||
2003.11.4 スタディオ・オリンピコ
|
||||
0
|
0-1
|
4
|
||
0-3
|
||||
得点
|
クレスポ(15分、ベロン) | |||
グジョンセン(70分、ランパード) | ||||
ダフ(75分) | ||||
ランパード(80分、グジョンセン) | ||||
メンバー
|
||||
33 セレーニ |
GK
|
23 クディッチーニ | ||
5 ザウリ 24 コウト 11 ミハイロヴィッチ (52分 退場) 19 ファバッリ(C) |
DF
|
2 ジョンソン (90分 退場) 13 ギャラス 26 テリー(C) 18 ブリッジ |
||
4 アルベルティーニ (71分 18 ムッツィ) 20 リベラーニ 14 フィオーレ (58分 23 ネグロ) 10 スタンコヴィッチ |
MF
|
4 マケレレ 8 ランパード 20 ベロン (75分 10 ジョー・コール) 11 ダフ |
||
21 S・インザーギ (71分 7 C・ロペス) 9 コッラーディ |
FW
|
21 クレスポ (67分 22 グジョンセン) 7 ムトゥ (57分 30 グロンケア) |
||
セレーニ
ザウリ コウト ミハ ファバ アル リベラニ フィオレ スタンコ インザギ コラ |
布陣
|
クディッチーニ
ジョンソン ガラ テリー ブリッジ マケレレ ランパード ダフ ベロン クレスポ ムトゥ |
||
sub
|
||||
15 カサッツァ | GK | GK | 31 アンブロージオ | |
6 ダボ | MF | DF | 29 フート | |
16 ジャンニケッダ | MF | 14 ジェレミ | ||
53 S・コンセイソン | FW | 9 ハッセルバインク | ||
ミハイロヴィッチ×2
リベラーニ |
イエローカード | ムトゥ
クディッチーニ ジョンソン×2 |
||
ミハイロヴィッチ(Y×2) | レッドカード | ジョンソン(Y×2) | ||
オッド | 出場停止選手 | |||
ペルッツィ
セーザル スタム |
戦線離脱中選手 | ババヤロ
デサイー プティ スタニッチ |
観戦レポ
ホームでロンドンの雪辱を喫したいラッツィオでしたが、結果は予想外の大敗となってしまいました。
何が悪かったのでしょうか?
まずは4失点のディフェンスですね。
やはりペルッツィ、スタムの穴は大きすぎました。
セレーニは好セーブもありましたが、4失点中3失点がGKが弾いたボールを詰められるというものだったのは、いただけませんよね。
まず1失点目。ベロンのFKを弾いた所をクレスポにやられます。
クレスポは押し込んだと言うよりは「当たった」感じでしたが、そこにいる事が大事ですからね。
元ラツィオコンビにやられました。
2失点目もランパードのミドルシュートを前に弾いた所をグジョンセンに決められます。
リプレーで見るとオフサイドっぽいですが、反応の遅さが嘆かれます。
3失点目のダフのドリブルシュートなんかはDFが完全に集中力切れているのがわかったし、
4失点目もジョー・コールのミドルを一旦はDFがブロックしますが、そのこぼれ球をグジョンセンに更にミドルかまされて、それを弾いた所をランパードにやられました。
こうして見るとペルッツィの能力の高さがわかるでしょ?
まぁ、ミハイロビッチの退場が一番痛かったですけどね。
51分、52分と立て続けにダフを倒してしまい2枚のイエローで終戦でした。
やっぱダフの加速力は脅威です。
ミハイロビッチは今日は何だかおかしかったですよ。
得意のセットプレーの精度もイマイチだったし、前半からムトゥを挑発しまくりだし。
退場しちゃう気配漂いまくりだったので驚きは無かったですけどね。
スタム不在で制空権も取れないしで、4失点もある意味必然かもしれません。
では、アタック面はどうだったのか?
はっきり言ってスタンコビッチだけですね、光ってたのは。
それ以外ではチャンスの気配がしないし、全体的に遅いし。
コラーディもクディッチーニのファンブルを詰めきれずに同点のチャンスを逃しちゃうし。
ピオホも途中出場ながら元気無く、ホントどうしたラツィオ!!!って感じですよ。
一方チェルシー。ガッチリ噛み合ってきたって感じです。
デサイー不在でもマケレレが効きまくりでディフェンスは危うくないし、
攻撃面では個性的なタレントが、それぞれ能力を発揮してくれますし。
ベロンは底から王様的にゲームメイクしてくれるし、ダフは右に左に真ん中にガンガン切り裂くし、
ムトゥのドリブルは常に危機感を与え、クレスポは何ものにも代え難い決定力と動きの質を持っています。
そして、ランパード。この豪華メンバーにあってもチェルシーの魂、心臓は彼なのかも知れませんね。
交代メンバーもそれぞれの武器を思う存分発揮してくれる仕事をしてくれたので、ラニエリさんは言う事ないでしょうね。
1つを除いては。そう、ジョンソンの退場です。
4-0と大量リードしてる中で、全く熱くなる必要が無い中での退場にはラニエリも激怒してましたね。
この辺がまだ19歳の若さでしょうか。
満足度:55%
MOM:マケレレ