03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループD第3節 |
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2003.10.21 デッレ・アルピ
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4
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3-0
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2
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1-2
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トレゼゲ(3分、カモラネージ) |
得点
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O.G.=トゥドル(67分) | ||
ディ・ヴァイオ(7分、ネドヴェド) | デ・ペドロ(80分、直接FK) | |||
ディ・ヴァイオ(45+1分、ザンブロッタ) | ||||
トレゼゲ(63分、ネドヴェド) | ||||
メンバー
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1 ブッフォン |
GK
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25 ヴェスターフェルト | ||
21 テュラム |
DF
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22 ポティヨン | ||
5 トゥドル(75分 4 モンテーロ) | 7 ハウレギ | |||
13 ユリアーノ | 6 シュレール | |||
19 ザンブロッタ | 3 アランサバル(C) | |||
3 タッキナルディ(C) |
MF
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4 X・アロンソ(81分 11 アランブル) | ||
18 アッピアー | 18 アルキサ | |||
16 カモラネージ(66分 26 ダーヴィッツ) | 19 李天秀(66分 10 デ・ペドロ) | |||
11 ネドヴェド | 8 カルピン | |||
17 ガビロンド | ||||
17 トレゼゲ |
FW
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9 コバセヴィッチ(74分 15 ニハト) | ||
20 ディ・ヴァイオ(84分 15 ビリンデッリ) | ||||
ブフォン
テュラム トゥドル ユリアノ ザンブ タッキ アピア カモラ ネドベド デバイオ トレゼゲ |
布陣
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ベステル
ポテヨン ハウレギ シュレル アランサ シャビ アルキサ 李天秀 カルピン ガビロン コバ |
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sub
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12 ケメンティ | GK | GK | 1 アルベルト | |
14 マレスカ | MF | DF | 14 L・レカルテ | |
9 ミッコリ | FW | 23 ボリス | ||
25 サラジェッタ | FW | 21 デ・パウラ | ||
タッキナルディ
ユリアーノ |
イエローカード | X・アロンソ | ||
レッドカード | ||||
出場停止選手 | ||||
レグロッタリエ
ペソット コンテ オリヴェラ デルピエロ |
戦線離脱中選手 | クヴァルメ |
観戦レポ
2連勝チーム同士の対戦となりましたグループステージの山場の第3節。しかもユーベは未だに公式戦無敗と前評判通りの強さを見せています。
そしてこの日も強さは健在でした。開始直後から強烈なアタックをしかけます。
いきなりカモラネージのスルーパスにオフサイドぎりぎりで抜け出したトレゼゲが冷静にキーパーをかわしてゴールに流し込み先制点を奪います。
更に4分後、今度はネドベドのクロスに上手くDFのウラを取ったディヴァイオがポティヨンをあっさりかわして右足で突き刺し2-0。
うわー、電光石火の2得点連取ですよ。カモラネージの働きが、この時間帯かなり効いてます。
しかしこれはラレアル辛い。試合への入り方を完全に間違えたと言って良いでしょう。いきなり苦しいです。
こうなると焦りから上手くパスが回らなくなり余計にユーベペースで進んでしまいます。中盤でミス続出です。
シャビアロンソまでもが単純な失敗を繰り返してしまいます。そしてロスタイムそこを突かれてしまいます。
シャビアロンソが自陣深くで失ったボールをつながれ左サイド、ザンブロッタのクロスをトレゼゲヘッド!は届かずも後ろのディヴァイオがヘッドで決めて決定的な3点目!試合を決めます。
ポティヨンは簡単にクロス上げさせ過ぎだし、トレゼゲが上手く囮になってマークが乱れてしまいました。
さぁ、どうするドゥヌエ。しかしハーフタイムでは動かず。うーん、ニハト、デペドロを使いたくても使えない状況みたいです。
となると後半の攻めも迫力不足。コバセビッチはリッピ相手に力みすぎてるみたいで空回りが続くし、李天秀のほぼ右サイドハーフのポジション取りはカルピンを殺してる様にしかみえないし、シャビアロンソは殆ど仕事できないし、カビロンドの突破も無く、ただ単に前懸かりになってるだけで、こういう状態だとユーベとしては非常にカウンターをしかけやすいです。
そして63分、カウンター3人対3人の状況からネドベドが完璧なスルーパスをトレゼゲに送ります。
これをトレゼゲが当然のように決めて4-0。完全に試合を終わらせます。
それにしてもネドベド。そこしかない狭いパスコースに見事に通した技術には脱帽です。昨季までも充分凄かったけれども今季の充実ぶりは、更に更にですね。
やはり昨季ファイナルでの悔しさからなんでしょうか?
さてここでドゥヌエ動きます。やっとデペドロ、ニハトを投入できるみたいです。それぞれ25分、15分ぐらいの仕事でしたけれども、ここから流石のポテンシャルを見せてくれます。
まずトゥドルのオウンゴールで1点返します。もうこれは完全に4-0という状況下の気の緩み以外の何ものでもないですね。リッピは引き締めにモンテーロを投入しますが、デペドロのFKはどうしようもなかった。
ブッフォンもコースを読んでいたにもかかわらず、弾丸左足ショットを決められてしまいました。いや〜、このシュートは凄かったですね。
ここからラレアルの追い上げムードになりますが、ユーベにはブッフォンがいます。
ニハトの至近距離からのパーフェクトなシュートを止めてこの試合にケリをつけました。
結局2点差勝利で終了です。勝因は選手層の違いですね。アレックス不在を感じさせないユーベと主力がいないと苦しいラレアル。
あとはヨーロッパ戦での経験の差も出ましたね。
満足度:60%
MOM:ネドヴェド