03-04UEFAチャンピオンズリーグ 準決勝 第2戦

2004.5.5 スタンフォード・ブリッジ
2
2-1
2
0-1
グロンケア(22分)
得点
イバーラ(45+2分、モリエンテス
ランパード(44分、グジョンセン モリエンテス(60分、ベルナルディ
メンバー
23 クディッチーニ
GK
30 ローマ
    
15 メルキオット
  (64分 2 ジョンソン)
13 ギャラス
26 テリー(C)
18 ブリッジ
DF
32 ジヴェ
19 スキラッチ
  (HT 6 プラシル)
27 J・ロドリゲス
3 エヴラ
 
 
14 ジェレミ
  (69分  19 パーカー)
8 ランパード
30 グロンケア
10 ジョー・コール
MF
7 ベルナルディ
14 E・シセ
4 イバーラ
25 ロテン
8 ジュリ(C)
  (67分  9 プルソ)
   
9 ハッセルバインク
  (69分 21 クレスポ)
22 グジョンセン
FW
10 モリエンテス
  (81分 18 ノンダ)
   
         アンブロジオ

メルヒオ  ギャラス   テリー  ブリッジ

グレンケア ジェレミ   ランパド  コール

     ハッセル    グジョンセン

布陣
          ローマ

ジヴェ  スキラチ   ロドリゲス  エヴラ

      ベルナル   シセ

イバラ              ロテン

     ジュリ     モリエンテス  

sub
31 アンブロージオ GK GK 29 シルバ
3 ババヤロ DF DF 12 オシャドガン
29 フート   MF 35 エルファキリ
12 スタニッチ MF FW 24 アデバイヨル
グロンケア
ジョー・コール
ジョンソン
イエローカード エヴラ
ベルナルディ
ロテン
レッドカード
デサイー
マケレレ
出場停止選手 ジコス

プティ
ベロン
ムトゥ
ダフ

戦線離脱中選手

観戦レポ

2-0以上の勝利が求められるチェルシー。ホームなのでそれも充分可能でしょう。
実際前半44分でその目標は達成した訳ですし。しかしサッカーは90分のスポーツでして、その後のプランが崩れちゃいましたね。
全ては前半ロスタイムの失点でしょう。ロテンを余りにも自由にさせ過ぎですよね。
あれだけ左サイド切り裂かれちゃうと、どうしようも無い。確かにモリエンテスのヘッドを押し込んだイバーラはハンド気味でしたがね。
前半2-0で終われなかった事が後半に響きます。
2点が必要なチェルシーにはホームアドバンテージが見えなく焦りばかりが見えます。
逆にアウェイゴールを狙うモナコはモリエンテスの1発で決着をつけました。
ベルナルディとのワンツーで簡単に崩してゴール
これはチェルシーDFのミスと言っても良いでしょう。
残り30分で3点が必要になったチェルシーはこの時点で意気消沈しちゃいましたね。
後は全てのプレーが空回りでした。
華麗なセンタリング先制ゴールを決めたグレンケア後半はミスを連発しブーイングを浴びる始末だし、前半あれだけ元気に走り回って2点目のゴールも決めたランパードも後半は消えてました。
コールは決定機を逸しただけで無くリズムも作れず、いやむしろリズムを遅らせちゃってる感じだし。
質の高い動き質の高いセンタリングを披露していたハッセルバインクは交代させられ、逆に入ったクレスポはゲームに入れずじまい
ジェレミも同様でマケレレの代役を上手くこなしてた様に見えたんですが途中交代。
そして代わったパーカーが目立つ事はありませんでした。
メルヒオットはロテンに散々やられてたので交代もやむなしですが、ジョンソンはこのビッグマッチにはまだまだ若過ぎました。
敗因はこの試合うんぬんでは無くて1st legで数的優位だったにもかかわらず2点差をつけられて敗れてしまった事が響いてる気がします。
グジョンセンは負けて大泣きしてましたが、君の責任じゃないよ。
阿呆のテリーが点取られ過ぎだからでしょ。モナコに話を移すとモリエンテス良く決めたねって感じですね。
前半2度の決定機を逸してましたが3度目の正直ですね。
ホントに今大会はモリエンテスの大会になったなと実感します。
それからジュリとロテンね。ジュリは直接は絡まなかったけど、マークを引き付ける、はがす動きは流石です。
ロテンの活躍は言うまでもないでしょう。エヴラも痛いのに良く頑張ってたよ。
これでマドリー、チェルシーと大金持ちチームを撃破した無税のモナコは堂々とファイナル進出です。
こうなったらビッグイヤーを是非モリエンテスに掲げて欲しいですね。

満足度:75%

MOM:ロテン