03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループG第3節 

2003.10.22 スタンフォード・ブリッジ
2
0-1
1
2-0
ランパード(57分、グジョンセン
得点
S・インザーギ(38分、スタンコヴィッチ
ムトゥ(65分、グロンケア  
メンバー
23 クディッチーニ
GK
1 ペルッツィ
   
2 ジョンソン
13 ギャラス
26 テリー(C)
18 ブリッジ
DF
22 オッド
31 スタム
11 ミハイロヴィッチ
19 ファバッリ
   
4 マケレレ
8 ランパード
20 ベロン
  (64分 30 グロンケア)
11 ダフ
  (78分 14 ジェレミ)
MF
4 アルベルティーニ
10 スタンコヴィッチ
  (84分 20 リベラーニ)
53 S・コンセイソン
5 ザウリ
  (75分 14 フィオーレ)
   
22 グジョンセン
7 ムトゥ
  (87分 10 ジョー・コール)
FW
21 S・インザーギ
  (68分 18 ムッツィ)
9 コッラーディ
   
        クディッチーニ

ジョンソン  ガラ   テリー  ブリッジ

         マケレレ

  ランパード          ダフ

          ベロン

    グジョンセン     ムトゥ

布陣
       ペルツイ

オッド  スタム   ミハ  ファバ

     アル   スタン

セルコン            ザウリ

    インザギ     コラ

sub

31 アンブロージオ GK GK 33 セレーニ
15 メルキオット DF DF 23 ネグロ
29 フート   MF 6 ダボ
9 ハッセルバインク FW FW 7 C・ロペス
ベロン

テリー

イエローカード ミハイロヴィッチ

S・インザーギ

フィオーレ

オッド

レッドカード
出場停止選手
ババヤロ

デサイー

プティ

クレスポ

戦線離脱中選手 セーザル

コウト

観戦レポ

序盤からチェルシーの速くてキレイでリズミカルなパス回しが展開されます。
よくこんなにボール回るなってぐらいに。でも中々フィニッシュには至らず。
なんだか悪い時のマドリーを見てるような感じです。
ポゼッション一時70%を超える程に支配しておりました。
しかし惜しいシュートはランパードのバー直撃ミドルくらいで、こういう展開だと先に点取るのはイタリアのチームだと言う事は数々の歴史が証明しています。
ラッツィオはワンチャンスを生かします。
ミハイロビッチのCKは一旦クリアされますが、オッドが再び中に入れたボールをスタンコビッチがヘッドで繋いでインザギがGKの鼻先でヘッドで押し込んで先制
やっぱりって感じです。
さぁ、ラニエリどうする?
0-1で迎えた後半、メンバー交代は無しでした。前半も内容は良かったので、そのままでOKという判断みたいです。
そしてその判断は間違っていませんでした。
後半も一方的に攻めるチェルシーは、12分遂に同点に追いつきます。
左サイドからのグジョンセンの折り返しはマイナスでフリーのランパードへ。
ランパード、エリア外からのダイレクトミドルシュートは美しい放物線を描いてゴールに吸い込まれました。
力が入ってフカしがちなシーンでの実に力みの無いアウトにかけた完璧なシュートは、「ミスキックか?」と疑いたくなる程に見事でした。
さぁ、一気に逆転へ。ここでラニエリさんは名将たる所以を見せてくれます。
ベロンoutグロンケアin。
ここまで攻めの中心として華麗なサッカーを展開させていたベロンを下げます。
「大丈夫か?」と思いました。「誰がゲーム作るねん?」と。
しかし投入直後グロンケアが大仕事をやってのけます。
右サイドを突破して、中のフリーのムトゥへグラウンダークロス。ムトゥのシュートは一旦はスタムにブロックされますが、起き上がりの速さでスタムに勝ち、こぼれ球をゴールに流し込みました。
ラニエリ采配的中です。素人では真似できない事をしてくれます。
この後のラツィオの反撃をしのいで2-1勝利です。
ラツィオは途中まではプラン通りだったでしょうが、それ以上に今日のチェルシーは破壊力があったみたいです。

満足度:70%

MOM:マケレレ