03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループB第1節 

2003.9.17 ハイバリー
0
0-3
3
0-0
 
得点
クルス(22分、マーティンス
  ファンデルメイデ(24分、キリー
  マーティンス(41分、エムレ
メンバー
1 レーマン
GK
1 トルド
   
12 ローレン
DF
4 J・サネッティ(C)
28 トゥーレ 17 F・カンナヴァロ
23 キャンベル 23 マテラッツィ
3 アシュリー・コール 2 I・コルドバ 
 
 
19 ジウベルト・シウヴァ(65分 25 カヌ)
MF
6 C・ザネッティ
4 ヴィエイラ(C)
5 エムレ・ベロゾーギュ(66分 8 ラムーシ)
8 リュングベリ 7 ファンデルメイデ(70分 13 ヘルヴェグ)
7 ピレス(65分 10 ベルカンプ) 18 キリー
   
11 ヴィルトール(79分 15 パーラー)
FW
9 フリオ・クルス(84分 3 カーロン)
14 アンリ 30 マーティンス
   
         レーマン

ローレン  トゥレ   キャンベル  コール

      シウバ   ビエラ

 リュンベリ             ピレス

      ビルトル  アンリ

布陣
         トルド

サネティ  カンナ   マテラ  コルドバ

     ザネティ    エムレ

 メイデ              キリー

         クルス

        マルティンス

sub
33 スタック GK GK 12 フォンタナ
5 キーオン DF DF 15 アダニ
18 シガン MF 11 ルシアーノ
17 エドゥ MF 22 オカン
イエローカード
レッドカード
出場停止選手
センデロス 戦線離脱中選手 ココ

ビエリ

レコバ

観戦レポ

立ち上がりは、ガンナーズお得意の速くてキレイなサッカーが展開されていたんですよ。
ですけどね、全てはインテルの術中にハマっていたと言えば良いのでしょうか?
22分、インテルが先制します。
コルドバのスローインをマーティンスがヘッドで流します。これにクルスが走り込んでGKと1対1。
シュートは好運も重なってサイドネットに突き刺さります。
意外な展開。
って言うかガンナーズのラインコントロール甘すぎかも。
更に2分後追加点が産まれます。
キリーの左サイド突破からのクロスを一旦キャンベルクリアもこぼれ球をファンデルメイデジャンピングボレーシュート!!!
レーマン及ばず決まって0-2!!!!!
アンディはアヤックス時代からお馴染みの矢を放つポーズで余裕を見せます。
つうかボレー上手すぎ!アクロバティックすぎ!漫画的!
アヤックスに戻って来てくれ!!!
さぁぁ意外な展開ですよぉ〜。
攻めるしかないアーセナル。ですが、インテルの中盤のチェックの速さの前に殆ど決定機を作れません。
そんな32分、この日最大のチャンスが訪れます。
マテラッツィがリュンベリをエリア内で倒しちゃうんですよね。
判定は微妙でしたがPK。
蹴るのはアンリ。
しかし止められちゃいます。
右隅を狙ったシュートは全く問題無いものでした。
速くて正確なシュートだったのですが、トルドが奇跡的セーブを魅せます。
なんなんだ、アノ身体の伸びは!!!!!!!!!!!
これ以降アンリはツキにも見放されたのかトルドからゴールを奪える気配が漂っていませんでした。
段違いのスピードを見せてディフェンスを切り崩すまでは凄いんですが、シュートはトルドの呪縛から逃れられませんでした。
で、トドメは本日大活躍のエムレから。
巧みなキープドリブルからマルティンスにスルーパス。
抜け出るスピードでキャンベルを圧倒したマーティンスは、追いすがるタックルにも倒れず振り幅も速く且つ速いシュートをゴールに突き刺します。
そして毎度のバク転を連発。
いや〜、この男、足の速さは理解してたけどシュートモーションもやたら速い。
更に威力もとんでもないし。
しかもまだ18歳って。。。。。。
前半はシュート3本で3点と効率良すぎるインテルペースで終えます。
中盤の守備意識が実に高い。
クルスも丁寧にチェックかけるし、アンディ、キリーはしっかり戻るし、ザネッティ、エムレは潰しまくるし。
殆どディフェンスラインが目立つ場面すら無かったんじゃないのかな?
後半ベンゲルは、勿論ベルカンプ、カヌを投入して戦います。
デニスはいつみても惚れ惚れするな〜。
しかしデニスの独特シュートもトルドに阻まれ、カヌの足元を狙った完璧なシュートもトルドに阻まれ、アンリは呪われているしで、結局0-3で終了。
インテルにとっては、これ以上無いスタートなのでは?選手も試合後ユニをスタンドに投げ込んだりと、とっても上機嫌です。
アーセナルは、こんなボロボロのディフェンスでは、キエフ、ロコモティフに足元すくわれても驚きでは無いかもしれませんね。
立て直せるか、ガンナーズ?!
ベンゲルの悩む姿が印象的でした。

満足度:65%

MOM:C・ザネッティ