03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループA第5節 

2003.11.25 コンスタント ファンデン ストック・スタディオン
1
0-0
0
1-0
ティヒネン(71分、モルナール
得点
 
メンバー
1 ジトカ
GK
30 ピュイドゥボワ
   
30 ティヒネン
27 コンパニー
3 デシャクト
DF
12 レベイェール
3 エヂミウソン
20 ミュラー(C)
23 ベルト
  (81分 5 カサパ)
 
 
15 ハシ
10 バセッジオ(C)
6 ジェブラコフ
  (68分 14 ヘンドリクス)
11 コラル
  (89分 22 イアチチョウク)
21 ゼッターベルグ
  (87分 4 ヴァンデルヘーゲ)
MF
7 M・ディアッラ
  (74分 10 カリエール)
8 ジュニーニョ・ペルナンブカーノ
14 ゴヴ
11 マルダ
 
 
17 ヴィルヘルムソン
19 モルナール
FW
9 エウベル
18 リュインドゥラ
   
         ジトカ

  テヒネン  コンパニ  デシャク  

ジブラ   ハシ    バセジオ   コラル

       ゼッターベルグ       

    ウィルヘル    モルナル    

布陣
        クペ

レビユ  エヂミ   ミラー  ベルト

    ディアラ   ジュニ  

 ゴヴ   ルインドラ   マルダ

       エウベル

sub
24 ペエルスマン GK GK 35 キャバレロ
5 デブック DF DF 2 デフランドル
23 ジュニオール MF 15 デルモット
9 ゼイン FW MF 4 エッシェン
FW 31 ベルグニュー
イエローカード
レッドカード
ディンダーヌ 出場停止選手
ドル

ソルギヒョン

ロヴレ

イェストロビッチ

戦線離脱中選手 クペ

ヴェルクートル

ドラソー

観戦レポ

引き分けでも突破の可能性もあるリヨンがアウェイ戦に臨みます。
一方アンデルレヒトは勝利以外の結果は全く必要ございません。
苦しい状況ではありますが、勝てばリヨンとイーブンに並ぶ事が出来ますのでグループAが更なる混沌になります。
そんな両者の一戦は緊迫した好ゲームとなりました。
エースのディンダーヌがサスベンションのアンデルレヒトでしたが、むしろ絶対的な存在がいない分チームとして組織だった攻撃を展開します。
モルナルが左に流れたり、ウィルヘルムソンが右から入って行ったり、真ん中に最終ラインからティヒネンが上がって来たり、中盤ではゼッテルベリとバセッジョのダブルメーキングが機能し、コラルもサイドアタックが充実しています。
しかし肝心の最後のツメ、そして最終局面での意外性が足りず、ゴールまでには至りません。
この辺がディンダーヌ頼りでしたからね。
一方リヨンはチャンスは少ないながらもリュインドゥラが放った3本のシュートはいずれも決定的で、ポスト直撃ミドルなんかは入ってても全くおかしくありませんでした。
ややアンデルレヒトが押していますが全く読めない展開で後半を迎えます。
後半、アンデルレヒトの攻勢は更に加速します。
そして来ました71分、モルナルの左からのセンタリングがエヂミウソンに当たって角度が変わった所をティヒネンがヘッドで押し込みました。
前半に無人のゴールへの1mシュートを外したティヒネンとしては汚名挽回です。
リヨンDFとしては不運でしたが、エヂミウソンとミュラーの連携がイマイチなのは事実でした。
絶対的守護神クペの不在を感じさせない好セーブを連発していたビュイドゥボワでしたが、この失点は仕方無いです。
逆にアンデルレヒトの方はコンパニを中心とした3バックが見事に機能します。
コンパニはカバーリングにインターセプトにオーバーラップにと潜在能力の高さを如何無く発揮します。
結局虎の子の1点を守りきったアンデルレヒトが最終節まで望みを繋ぎました。
一気に決めたかったリヨンは誤算でしょうが、エウベル、ジュニーニョ、マルダが殆ど仕事出来なかった状況では当然の結果だったかも知れません。

満足度:65%

MOM:リュインドゥラ