タイトル ハンガー・ゲーム (2012年 アメリカ)
監督 ゲイリー・ロス
主演 ジェニファー・ローレンス
鑑賞日 2015年11月15日
一言 「皆さんにちょっと殺し合いをしてもらいます」で、お馴染みのハリウッドリメイク版です。
え!?違うの(笑)

まぁ「バトルロワイアル」要素満載で、アメリカでも盗作疑惑出てたらしいですが、それもその筈。
プロットはほぼ一緒です。
とはいえ、別に「バトルロワイアル」自体も革新的な映画では無かったからなー。
昔から「殺人ゲーム」「殺人TVショウ」が題材の作品なんてゴマンとある。
「クリムゾンの迷宮」とかね。
つまり人間ってのは潜在的にこういう話が大好きって事です。

今回の舞台は近未来の世界。
そこのとある国が、所謂植民地的な所から毎年毎年選抜メンバーを募って殺人ゲームを開催してるんです。
近未来なのにこの人非人っぷり(苦笑)
国民も普通に熱狂してますが、人道的にありえへんやろwww
しかも「第74回」って、もう74年もやってんのかいwww

と、序盤からツッコミ所は満載。
全世界で大ヒット、って言ってるけど、これ普通にB級映画やでなぁ。
皆A級映画やと思って観てるんでしょうがね。

「バトロワ」との違いで言うと、素人がいきなり戦うのではないって所かな。
子供同士が殺し合うってのは一緒やねんけど、最初にトレーニング期間があるのよね。
そこでサバイバル術を施されるので、ある程度は仕上がった状態での戦いになります。
(とはいえ、何故みんな逃げ出さないのか不思議)

ゲームが徹底的に政府によって管理、リアルタイムで放送されてる所も違いかな。
こんな所までカメラ無いやろ、って所まで全て映されてるしね。

あとはスポンサー制度なるものがあって、プレーヤーに企業が協力するってもの。
それの為に試合前からセレモニーやらお披露目やら、色々ありました。

に・も・か・か・わ・ら・ず、ゲーム中はスポンサー色まったく無しwww
主人公が2回ぐらい助けてもらってたけど、他は全然やん。
なんやってん、あの前振り。

そんな事もあって、上映時間は以上に長い。
2時間半ぐらいあったけど、正直90分ぐらいで纏められるやろってLVでしたからね。

まぁ全然関係無いけど、レニクラ出てきた時はワロタwww

モロ続編を意識した終わり方で、実際現段階でも4まで制作されてます。
2は観なくても良いかなぁ。。
タダで観られて時間があったら観ても良いかな、ってぐらいの次元の映画です。
なんというか、殺し合いやってるわりには全然緊迫感が無いのよね。
もっとビビって当たり前やと思うねんけど。
ティーン向け映画って事で、あえてそういう要素排除したんかもしれんなー。
個人的評価 65点