タイトル | ブローン・アパート (2008年 イギリス) | ![]() |
監督 | シャロン・マグアイア | |
主演 | ミシェル・ウィリアムズ | |
鑑賞日 | 2015年9月30日 | |
一言 | なんともはやな映画。 う〜ん、評価が難しい。 映画として、やりたい意図は解る。 それなりに重厚な雰囲気もGood。 安易な展開にしなかった点も評価出来る。 なのですが、何故か感情に訴えてこなかった。 結構泣かせようとしてる場面あったと思うのですが、全然ピンとこなかった。 あれだけ愛くるしい息子が死に。 そしてその回想シーンがある訳です。 良い思い出ばかり。 それなのにグッとくるものが無かったよね。 不倫の最中に息子と旦那を失った妻、って設定なんです。 でも見終わってから思ったのは別に不倫という味付けはいらなかったんじゃないのか、と。 テロで殺されたわけなので、不倫してようがしてなかろうが、どのみち止める事は出来なかった。 自分を責める葛藤というものを描きたかったのかもですが、ビンラディンへのメッセージに比べたら軽薄。 そこをボヤかす為に入れたかったんかな〜。 「強いロンドン」みたいなのもテーマとして伺えたし、ある意味ナショナリズム高揚映画やよね。 全面的にテロを批難してない所も、絶妙やし。 だから別に不倫は余計だったかな、と。 ラストシーンで不倫最中に出来た子を授かる場面があるけど、そういうのもね。 新たな命は無しで、そのまま亡き子供との思い出のまま強く生きるってのもアリやったんじゃないのかな、と。 |
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個人的評価 | 60点 |