タイトル モネ・ゲーム (2012年 アメリカ)
監督 マイケル・ホフマン
主演 コリン・ファース
鑑賞日 2015年9月11日
一言 途中までは「駄作やな〜」って思って観てたけど、最後でやられた。
マインドファックムービーは、やっぱりクセになるで。
そして「終わり良ければ全て良し」じゃないけど、やっぱり最後の印象が良いので加点してしまう。

元々は60年代の映画「泥棒貴族」がベースらしい。
コメディ映画の類いなので、そんなに期待してなかってんけどコーエン兄弟が脚本という事もあって観ました。
案の定ギャグ部分はお寒い感じでしたね。
もうね、そこはしゃーないよ。
国と国との文化の違いやから。
日本人の描写も、日本人が観れば嫌悪感を覚える感じやったしね。
通訳介してしか喋ってなかった奴が急に流暢に英語の歌を唄ってたのは、ある意味面白かったけど(苦笑)
大体なんで名前がチャックやねん、日本人やのにw

富豪に贋作を売りつけて儲けよう、っていうのが今回の計画。
その計画に担ぎ出された田舎娘(キャメロン・ディアス)が、あまりに自由奔放すぎて計画が綻んでいき・・・。
っていう流れ。

途中キャメロンが主役の男を説教したりするんですよ。
「もうこんな馬鹿な計画は止めよう」と。
「あなたらしく生きたら良いじゃないか」みたいな感じでね。
で、最後に(予想に反して)計画が上手くいった場面で主役の男が突然改心するんですよ。
ああ安っぽい成長物語みたいな終わり方か〜、と思ったんですよね。
話自体はオチがついたので。

っていう所からのドンデン返しやったから、ちょっと予想ついてなかったな〜。
ドジっぽい感じで見せてたのも全部芝居か〜。
計画を2つ進行させる、ってのはやっぱ有効やな。
1つが終わった時点で、終了やって思ってしまうもんなー。
個人的評価 65点