タイトル

少年メリケンサック (2008年 日本)

監督 宮藤官九郎
主演 宮崎あおい
鑑賞日 2015年1月31日
一言 スベるか面白いかどっちかやろうな、と思って観ました。
クドカンは世間的にも結構人気らしいので、大衆にすりよった笑いをしてくるならスベルだろうと。
初期のグループ魂でやってるようなテイストでやれば面白いやろう、と。

結果的には面白かったので良かったです。
が、賛否両論出そうやなとは思いました。

なんせパンクがテーマですからね。
一般的には市民権を得ていないパンクですから、観た人の全員が全員共感出来るわけがない。
あの音楽性についていけない、下品な表現についていけない、そんな人は結構多いでしょう。
じゃなかったら、パンクは売れてる筈です。
※売れたらパンクじゃない、とかもうそういうのを言い出すと禅問答になりますが。。。

私は基本的にパンク好きなので、LIVEシーンなんかも楽しく観られました。
曲なんかは丸っきりピストルズやったけど、それはそれでアリやったし。
ドラムの人がキューちゃんに髪型もキャラもそっくりで、なんか親近感湧いちゃったしね。

瀧も良い味出してたよ。
佐藤浩市も幅広いしな。
クソみたいなJ-POPの皮肉り方も最高でした。
あれぞパンクやな。
そんでもってそれらの音楽を演出してたのが向井ってのもイイ!!

ストーリー的にオカシな所は確かに色々あった。
一番は、駄目駄目バンドだったのに広島行ってから急に音に迫力が出て人気も出るようになって、トコかな。
直前に吹っ切れるシーンみたいなのはあったけど、あれだけでそんなんなるもんかね。
個人的評価 70点