タイトル

マッドマックス 怒りのデス・ロード (2015年 オーストラリア)

監督 ジョージ・ミラー
主演 トム・ハーディ
鑑賞日 2015年7月15日
一言 ちょっと期待しすぎた、って作品でした。
もうね、なんせ絶賛の嵐がハンパなかったからね。
否定的な意見なんて一切届いてきませんでしたので。
そんな声に煽られるようなカタチで劇場入り。
なにか、こう観ておかなければ、という使命感すら出てきちゃってね。

という前段階があったので、終わってみると「そこまで褒められるほどか?」ってな事になっちゃいますよ。
そらなっちゃいますよ。
今世紀を代表するぐらいの作品、って勢いで観に行っちゃったからね。

う〜ん、あれかこのシリーズにそんなに思い入れ無かったのがアカンかったか(笑)
シリーズ第4弾、ではあるけど30年ぶりやからね。
私が観たのも多分10年ぐらい前で、あの時は確か立て続けに3本観たんかな〜。
WOWOWか何かで「マッドマックスナイト」的なやつがやってた気がする。
まぁそれぐらい前なので、勿論ストーリーなんか忘れてます。
マックスがどんな奴やったかも覚えてません。
思い入れある人なら、V8インターセプターとかにも反応してたんでしょうね。
私は完全に忘れてたので、「V8V8って連呼してるけど、なんやねん(笑)」って思ってましたから。

あー、でもシリーズ観てない人でも楽しめるっていうか、置いてけぼりにされる感は全く無いよ。
前3作の事を完全に忘れてた私が言うんですから間違いない。

なんせストーリーなんて、あって無いようなもんやからねwww
もう話の辻褄とか整合性とか、そんなん全く関係無いですから。
むしろ気にする方がおかしい、ってぐらいのレベルですよ。

とにかくド派手なアクション、爆発しまくるカーチェイス、狂った人々、無駄の多い攻撃方法、そういうのを楽しんだら良いだけの映画です。
ツッコミどころは一杯あるし、描き込みが足りない所も一杯ある。
でもそんなん関係無いんですよ!

火が出るギターを車の最前で演奏しまくる兄ちゃんには爆笑したなww
いや、劇場で観たから実際には声出して笑ってないけど。
あれはヤバかったな〜。
必要性が全く感じられへんもんなww
ああいう不条理な感じは最高。
メトロノーム攻撃とかさw
ウォーボーイズのポーズ(大将を崇める感じのやつ)とかさw
あんなん絶対マネしたくなるやん!

まぁホントに馬鹿な映画やし、これは大画面で観なければいけない映画やとも思う。
東京では爆音上映会みたいなのもやってるらしいけど、そういう「祭り」に相応しい映画ですよ。
1年も経てばストーリーなんて完全に忘れてるでしょう。
でもこの興奮は味わえて良かったと体が言ってます。
期待せずに観たら90点は超えてたかもね。

※日本版エンディング曲は失笑を禁じ得なかったね。
なんでマンウィズなんww
クッソダサかったなぁ。
ああいうメタル系の曲は個人的には好きやねんけど、なんかズレてんのよね。
ガウガウ
ゼブラヘッドも元々好きでもないしなぁ。
あれは滅茶苦茶残念やったわ。
個人的評価 75点