タイトル フェイシズ (2011年 アメリカ/フランス/カナダ)
監督 ジュリアン・マニャ
主演 ミラ・ジョヴォヴィッチ
鑑賞日 2015年8月10日
一言 設定は面白かったんですよ。
殺人事件を目撃したものの、顔が認識出来ない病気になってしまう、ってのがね。
なので証言が出来ないし、友達の顔も恋人の顔も父親の顔も解らなくなってしまいます。
声で分かるやろう、って思うけどね。最後のすり替わったシーンとか。

あと顔なんて分からなくても大丈夫、って言ってるわりには唯一顔が分かる刑事に惚れ込んでしまったりとか。
なんだかな〜ってね。
そういうので運命感じるんかい・・・w
結局恋人はないがしろにされて刑事とデキちゃうわけですが、いやいやいやwww
しかも髭面やったから認識出来てたっていうオチがね。。
※他の髭面の人は認識出来なかったから、運命的な男性であった事には変わりないんでしょうが。

結局仕草やクセとかで相手を判別して生きていくって事に決めたヒロイン。
判別は出来ても、やっぱり相手の表情が読み取れないってのは致命的やなぁ。。
いくら人口が少ない離島に移り住んだとはいえね。

なので、この犯人は恋人×2と友達の命を奪っただけでなく、彼女の人生をも奪ったといっても過言ではない。
そういった悲劇的な目にあったのに、あまりそういう所が描かれなかったのは何故でしょうか?
もっと犯人の凶悪さを描いても良かったと思うけどね。

って事で題材は面白かったけど、微妙な出来だったのです。
個人的評価 60点