タイトル |
エレベーター (2011年 アメリカ) |
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監督 | スティーグ・スヴェンセン | |
主演 | クリストファー・バッカス | |
鑑賞日 | 2015年7月27日 | |
一言 | エレベーターに閉じ込められた男女9人の悲喜こもごもを描く作品。 なんかよく似た設定の映画あった気がするけど・・・。 まぁ1発ネタだけで80分近く引っ張ったのは素晴らしいね。 前半はネタに苦しんだ様子で芸人の話とか妊婦の排尿とか、正直いらん展開多かったけど(苦笑) 婆さんが自白して死んでからの展開は怒濤やったね。 ってか予告編やと「誰が爆弾犯か!?」みたいな煽り方してたけど、全然犯人捜しムービーじゃなかった。 爆弾どうしよっか、ってなってからの方が長かったもんね。 脚本には色々納得いかない点も多いなー。 例えば最後にデブが助からずに死んだのとかね。 彼を死なせる必要ってあったのか!? エレベーターに挟まって大怪我した男に関しては、突然浮気がバレる展開があったじゃないですか。 だから、「ああこいつは悪い男やし怪我してもしゃーないな」っていう雰囲気がありましたよね。 ところがデブに関しては、特に何も悪い事してないわけで・・・。 前半で閉所恐怖症のイライラを止められなかったコメディアンとか。 そもそもの元凶を作った会長とか。 悪い流れを作るキッカケを作りまくってた会長の娘とか。 いくらでも他に死ぬ理由があった人は居たと思うんですが。。 救助隊が来るのが遅すぎ、ってのは何か上手い理由考えて欲しかったですね。 会長が救助を待ってるって時点で、もっと迅速に社員も動いて良い筈なのに。 エレベーターからの内線が突然繋がらなくなった理由も不明のまま終わったし。 警備員の無線が電池切れっていうのもなー、テキトーすぎるは理由が。 まぁこの映画の一番の見所というか弾けてた所は婆さんを切り刻む所かな。 体に爆弾を巻いたまま発作で死んでしまった婆さん。 爆弾がもうすぐ爆発するって事で、爆発を解除出来ないなら婆さんを切断して爆弾を取り外し、そしてエレベーターの隙間から外に投げよう。 ってね。 なかなかのトンデモ発想ですが、斬新やし、既視感は無かった。 ああいうムチャクチャな展開のまま進んだら、「好きな人は好き」な映画になってたかもやね。 |
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個人的評価 | 65点 |