タイトル

シャッター アイランド (2009年 アメリカ)

監督 マーティン・スコセッシ
主演 レオナルド・ディカプリオ
鑑賞日 2011年5月20日
一言 う〜ん、これは中々に評価が分かれる映画なんじゃないでしょうか。
タイトル通りに「閉ざされた島」で色々起こるわけなんですが、
こちらの予想が当たったり外れたりする内容。
ディカプリオがただの保安官じゃないんだろうな、
ってのは誰の目にも明らかだったとは思いますが、まさか夢オチとは・・・。
てっきり医者達にハメられて患者にされていくんかな〜、って思ってたんですけどね。
しかも夢の中での夢の話とかも出てくるから、もうどこまでが真相でどこまでが妄想やねん、と。
そもそも夢じゃなくて、疑似体験というか薬によるチカラというか、そういう解釈も出来る訳で。

登場人物の名前がアナグラムになってる、ってのは言われて納得しました。
観てる途中で「なんか雰囲気似てる名前が多いな〜」って思ってたんで。
そこで「名前がアナグラムになってる!」みたいな心理というか推理は働かなかったけどね。

そういえば他の人の感想読んでたら、「冒頭のディカプリオが水を怖がるシーンで既に真相が読めた」
みたいな事を言ってる人がいましたが、それは吹きすぎでしょ。
あの場面は伏線にはなってましたけど、それは最後の最後までいって解る事だし、
そんなに重要でもないし。
あれだけで全てが解るなんて、あり得ない。

夢オチ的なもんに対しては嫌悪感ありますが、まぁラストが鮮やかやったからOKですよ。
ディカプリオが病気と薬のハザマで、しっかりと自分の意志を見せたからね。
あれは見事やった。
個人的評価 65点