タイトル | L.A. ギャング ストーリー (2012年 アメリカ) | ![]() |
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監督 | ルーベン・フライシャー | |||||
主演 | ジョシュ・ブローリン | |||||
鑑賞日 | 2013年5月24日 | |||||
一言 | タイトル通りのギャング映画。 舞台は1940-50年代で、実際にあった話がベースなんだとか。 これよく映画であるパターンやねんけど、どこまでが事実なんかが分からんのが嫌。 「フィクション」でも「ノンフィクション」でもないからね。 もうどこまでが真実で、どこまでがアレンジやねんと。 っていうのはさておき、粗筋を簡単に説明しますか。 LAを牛耳るギャングに、一介の刑事が戦いを挑むわけですよ。 職務とは関係なく、「1人の男」としてね。 その意思に賛同した仲間達と共に、組織のポイントを1つ1つ潰していきます。 刑事として動いてるわけじゃないから、問答無用に殺すし盗聴はするし街中で暴れるし。 法律の外で、つまり同じ土俵で戦わないと無理ですよ、っていう結論に至るんですよね。 仲間の1人が「もう俺達と奴等との違いが何なのかわからなくなってきた」みたいな事を漏らしますが激しく同意。 違いといえば私利私欲に走らない事ぐらいか。 金を燃やしたりとか、麻薬を捨てたりとかね。 全編通してストーリー展開は見え見え中の見え見え。 もう映画の王道を突っ走ってるぐらいの王道感すらあります。 一癖も二癖もある仲間達。 あっさりと失敗する作戦。 ギャングの逆襲で殺される仲間。 家族にも魔の手が伸びてハラハラ。 恋人にも危険が!! 立ち直って最終決戦。 とね。 もうどこかで見たような、ありきたりな展開ですわ。 だから正直ストーリー的にはオススメ出来ない。 仲間のキャラの作り込みも弱かったし、ギャングの悪さもそこまで伝わってこなかった。 2時間で収めようと思ったら、これぐらいになるわな、って感じです。 もっと買収されてる警察上層部や司法機関のグロさみたいなのを出しても良かったかな。 ショーン・ペンは相変わらずの熱演で震えましたけどね。 |
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個人的評価 | 60点 |